特殊能力

●全身

○以心伝心

騎芸の効果により、騎手が騎乗している間のみ効果を発揮します。
騎手と騎獣のどちらかでも知覚可能なものや状態は、双方が知覚可能であるとみなします。知覚が関与する裁定では、常に有利な方を採用し、また、どちらかが戦闘特技《ターゲッティング》や《鷹の目》を習得している場合、双方がそれらを習得しているものとして扱います。

○騎獣超強化

騎芸の効果により、すべての部位は命中力・回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。

○獅子奮迅

騎芸の効果により、1ラウンドに2部位まで行動できるようになります。ただし、この効果で2部位行動した場合、行動した部位は10秒(1ラウンド)の間、回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。

▶チャージ

騎芸の効果により、通常移動を行った手番でのみ使用できます。騎手、もしくは騎獣の近接攻撃として解決され、宣言特技の宣言などは、通常の近接攻撃に準じて行うことができます。
命中した場合には、追加ダメージを基本戦闘ならば+2点、上級戦闘では移動距離5mごと(端数切り上げ)に+1点して、算出ダメージを決定します。
この攻撃は騎手および騎獣(の全部位)を通じて手番に1回のみ可能です。そして、行う場合には、その騎手または騎獣(の全部位)は、最初に行動しなければならず、また、この攻撃より前に、他の近接攻撃を行うことはできません。
上級戦闘・熟練戦闘で追加ダメージにかかわる移動距離を計算する場合、始点から終点までの移動経路にかかわらず、この二点の最短距離で計算します。

▶トランプル

騎芸の効果により、騎獣で戦場を一直線に駆け、その経路上の対象に攻撃を行います。
「射程/形状：1(騎獣の移動力m)/突破」として、すべての対象に近接攻撃を1回ずつ行います。対象ごとに、近接攻撃を行う部位(騎手含む)を選び、命中力判定とダメージ決定を行います。

≫限界駆動

騎芸の効果により、騎手が騎乗している場合のみ使用できます。
使用すると10秒(1ラウンド)の間、騎獣のすべての部位の命中力判定に+2のボーナス修正を得て、与える物理ダメージを+4点します。
この騎芸を使用した場合、次の手番の開始時まで騎手と騎獣のすべての部位の回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
この騎芸は1度使用すると、10分の時間をかけて騎獣を再調整しなければ、再度使用することはできません。

●胴体

▶防御の泡/【前提:能力開放】

「射程:接触」で「対象:1体」を泡で包み、守ります。対象には騎手や騎獣自身の部位も選べます。
　対象が受ける物理ダメージ・魔法ダメージを10秒(1ラウンド)の間、「-2」します。
　雷属性の物理ダメージ・魔法ダメージには効果がありません。

○駆動機関

[部位:胴体]のHPが0以下となったら、移動が一切できなくなります。また、「飛行形態」で得られるすべての能力を失います。

○飛行形態

この騎獣は足先の車輪を展開して車輪で移動する「車輪形態」と、魔動機術によって飛行する「飛行形態」の二つの形態を持ちます。
　二つの形態の切り替えは、主動作で行います。〈騎獣収納スフィア〉〈騎獣専有スフィア〉から騎獣を出す場合、どちらかの形態を任意に選択します。
「飛行形態」においては、以下の3つの能力を持ちます。

○飛翔

「移動速度:-/20(飛行)」となります。
　騎手と騎獣のすべての部位は近接攻撃の命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。

○吊り下げる(搭載=1)【前提:能力完全開放】

　多足の足先車輪を格納し、クレーンのように使用します。
「搭載=1」として、キャラクター1体を吊り下げて移動できます。ただし、吊り下げられているキャラクターは、あらゆる行動判定に-1のペナルティ修正を受けます。
　キャラクターの代わりに、250kgまでの物体一つを吊り下げることも可能です。

○ハサミの連続攻撃

[部位:右ハサミ][部位:左ハサミ]は、その攻撃が命中した場合に同じ対象にもう1回攻撃できます。2回目の攻撃が命中しても、この効果はありません。

○レジストバリアー

騎獣用防具の効果により、この部位が受ける魔法ダメージは-2されます。

●右ハサミ

○マナタイトホーン

騎獣用武器の効果により、この部位による攻撃は打撃点が+4され、刃武器として扱うか打撃武器として扱うかを選択できます。

○レジストバリアー

機獣用防具の効果により、この部位が受ける魔法ダメージは-2されます。

●左ハサミ

○マナタイトホーン

騎獣用武器の効果により、この部位による攻撃は打撃点が+4され、刃武器として扱うか打撃武器として扱うかを選択できます。

○レジストバリアー

騎獣用防具の効果により、この部位が受ける魔法ダメージは-2されます。