容姿・経歴・その他メモ

白銀の髪を持つ狐のリカント。一人称は「私」。
必要以上に喋ろうとしないが、冷たい態度を取ることはない。人から見るとそれは無愛想に見えることがほとんどのようだ。物事の判断は合理的だが、人情が絡むとそれに偏った判断を良く行う。
命を粗末に扱う物を極端に嫌う(人や動物、植物に優しくない人、ご飯を残す人とか)。特に蛮行な者には「…やめなよ、撃つよ…」と躊躇いなく操霊魔法を行使しようとする(親しい人となら感情の裏返しでする場合もある)。

履歴

私は狩猟を行う家に生まれた。父が猟師で弓使い、母は庭師だった。私が物心付いた頃は父や母の仕事に興味津々だった。父の弓使いを真似てみたり、母の仕事場を探検したりしていた。ある日、父の弓を作った店へ一緒にお出かけした日があった。そこには弓を作っている、同い年の男児がいた。その店の息子で、修行を積んでいるそうだ。それが彼との出会いだった。親の用事を介して何度も会う内に仲良くなった。私はいつしかその子に、友情以上の感情を抱くようになった。彼が武具の制作をしている姿が好きで、それを眺めている時はとても幸せな気分だった。13歳の時。村が襲撃された。私の父は戦い、死んだ。母は抵抗して歩けなくされた。私はあの日、彼の家へ遊びに行っていた。その時に襲撃を受けた。彼は私を護る為に挑み、目の前で死んだ。何もかもが崩れる感覚に襲われた。

私は生き残れた。彼の最期の作品に助けられた。あんな理不尽、もう嫌だ。繰り返したくないし、繰り返させたくない。そして、奴らを探し出して復讐してやる…。そのために私は、冒険者になったのだから。

セッション履歴