容姿・経歴・その他メモ

1：忘れられないほど美味しい物を知っている
2：本から大きな影響を受けたことがある
3：異種族の町で育った
KF1：裁判の被告人になったことがある
KF2：夏至競争に出場したことがある
旅：蛮族を倒すため
信1：権力(勝利、支配)
信2：運命(天啓、義務)
矜持：食べ物に目が無い
ハプ1：裕福な家に養子となる
ハプ2：秘密の使命を帯びている


生まれは定かでは無いが、幼少の頃はリルドラケンの村で育った。
リルドラケンの性質の事もあり、村にも自然に溶け込み天真爛漫に育つ。
しかしそのような日は長くは続かない。村は蛮族の襲撃で滅ぼされてしまう。

幸いにもドンファンは命からがらキングスフォールに逃げ延びる事ができ、故郷の村に縁のあった鉄道卿の分家に養子として引き取られることとなった。
故郷の事を偲び、塞ぎこんだのは数日の事。ドンファンの本性は……一言で表すなら俗な性格であった。
飽くほどの美食、好奇心をくすぐられる本、様々な祭り。娯楽の多いキングスフォールを満喫し始める。
唄い、飲み、騒ぎ、趣味に没頭し、気づけば職に就くこと無く数十年。
夏至競争やアリガ・コアルコ記念館の行事ではかなりの結果を得る等、その能力や素質は目を見張る物があったが、社会貢献に活かされることは皆無であった。
唯一人を喜ばせる趣味と言えば料理くらいの物である。しかし、それも己の為である。
美食には人一倍の拘りを見せ、本の中だけで知った遠方の食文化を夢見たことも少なくない。
将来は自身だけの料理本を書きたいなどとも夢想していた。

また、軽犯罪を起こすこともしばしばあった。
クローシェンデ劇場のメインステージに「ゲリラライブをするぜ！」と乱入した時には、ステージに出演していた団体には訴訟を起こされ被告として裁判に出た事まである。
しかしいずれも養父の口利きで事なきを得ており、本人も権力を当たり前のように笠に着ていた。

どうしようも無い本人であるが、日々を全力で楽しもうとするその姿勢は、キングスフォールという街においては日常のスパイスのような人物として受け入れられていた面もある。
友人は多くいるが、世間的な評判は悪い。そんな典型的な遊び人がドンファンであった。


ある日、双子駅区の海岸で釣り糸を垂らしていた時の事である。
平日で周囲に人は見当たらず、のんびりと気を抜いていたその時、サハギンの襲撃を受けた。
必死で逃げ回っていると、サハギンは磯で足を滑らせ岩の隙間に転落、強かに頭部を撃ちつけ絶命。

ドンファンは九死に一生を得たが、ある考えが頭をよぎる
(あれ、これって……魚みたいで旨そうじゃない？)
思いたったが吉日と、その場で調理して食べてしまう。そしてそれはこれまでに味わったことの無い衝撃を感じる物だった。
(魚介の風味と肉の旨味。臭みは残るが、これまでに味わった事の無い未知の食材！)
蛮族の食材としての可能性に運命を感じた瞬間である。
ただし、一般的にその行いが受け入れられる物である事もわかっていた。食材として蛮族を狩ってくることを人に頼むことはできない。それは重々承知していた。
しかし、そこで諦めてしまうような殊勝さが無いのがドンファンである。
それからの行動は早かった。蛮族を狩るには自身が冒険者になるしかないと、その日のうちにギルドの門戸を叩く。
『蛮族食を極める』秘めた使命をその胸に、ドンファンは冒険者となるのであった。


標準的な体格のグラスランナー。
6月23日生まれ
アウンガルテン区の『知恵の鍵』に所属している。『知恵の鍵』を選んだ理由は、キングスフォール最大規模のギルドである為。権威や名の通りの良いギルドが良いと考えて加入した。

蛮族への執着は、「故郷を蛮族に滅ぼされた恨み」と喧伝しているが、実際は上記の通りである。

ペットは小鳥。カナリアで「ラスィーボ」と名付けている。
最初は冒険の役に立てばと購入したが、今では愛着が湧いてしまっている。

履歴

一般技能12点中11点を消費して料理人技能を11に上昇。
EAT成功にて一般技能成長点+1→2
<BCDice：ドンファン>System-BCDice2024/4/15 0:47
SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[1,5] → 6
6:何かと用事はあり、それなりに充実していた。成長ポイント：「＋１」点、経験点「Lv×20」点
一般技能成長点→3

セッション履歴

収支履歴