容姿・経歴・その他メモ

容姿など：
身長162cm、体重は「ちょっと」重い、かも？

淡い水色に透き通る滑らかな身体。Bは普通だがHが良い。どうとは言わないがとても良い。
目鼻立ちは整っていて美じ…ゆるふわの可愛らしいタイプ。

典型的な、感情表現豊かで好奇心旺盛な人。
一緒に旅をするアビスボーンの青年の母を名乗り、他者から見れば恋人かと思うほどにいちゃいちゃしている。
…お母さん、母ってね、息子とは結婚できないんですよ？
　

　
経歴：
大陸で最も奈落の魔域に蝕まれし地であるコルガナに出土し、興味のままにあっちへふらふら、こっちへふらふらしている内に、母親と死別したばかりの赤ん坊を拾った。

『人間』はこうして分身を生み出し、育てて世代を重ねていくのだという知識はあった。
『人族』ではあっても鉱石人の自分は生殖をせず、出産はできず、自分を継ぐ存在はいないということは承知していた。

それでも、この身は『母』になれるだろうか？


ーーー赤子を保護してからは、何もかもが新鮮だった。
食べることもなく、病もない自分の常識が通用しない。
巣立った時から姿かたちの変わらない自分と違い、日に日に大きく、重たくなってゆく神秘。
興味は尽きず、寄り添って世話をしてーーー

立派に育った今も、ぴったりくっ付いて、冒険者にまでなってしまった。…お、お母さん？

意識が芽吹いたそこは魔境、コルガナ。
奈落の魔域が生まれては消え、また生まれて。恐るべき魔物と人とが生存領域を巡って、その血肉で大地を染める場所。

毎日が刺激的で、致命的。刹那的で、悲観的。


目覚めはしたが往く宛てはなく、それでも自分はこうして生まれたのだから、何かをしようと歩いて歩いて。

…
………
『声』を聞いた。
か細く、けれど精一杯の命の息吹を。
導かれるように向かってみれば、そこには息絶えた一人の女性と、鳴き声をあげる異形の赤ん坊が居た。

ーーー識っている。
「これ」は『母親』で、「これ」は『赤ちゃん』。
『赤ちゃん』には『母親』が必要で、このままではこの子もまた、ここで命が終ってしまうのだ。


「ねぇ、あなた。わたしはあなたの『おかあさん』になれる？」


そうして、わたしは『母親』になった。
　

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