容姿・経歴・その他メモ

ダスネ・クック

故郷を魔神に焼かれたアルヴ族の生き残り
魔神を憎んでおり魔神を滅ぼすためにはなんでもするがデーモンルーラーだけは絶対にならない
2つ上の人間の姉と人間の父親、アルヴの母親という家庭で生まれ育った彼女は幼いころはおしゃべりな明るい女の子だった
村の人間の大人や子供からは迫害を受けていたが姉や父親はとても優しく接してくれた、その分家族が大好きで沢山甘えて沢山話をした
ある日ダスネは村の近くの森で薬草を摘んでいた
いつも通りの道、いつも通りの森
しかしいつもと違うことがあった、それは帰り道
ダスネが村に帰る途中遠くから大きな音が聞こえてきた気がした、一瞬足を止め辺りを見回す…しかし何もいない
再び歩みを進めるが今度は先程よりも大きな音がした、気のせいじゃない
ダスネは恐怖で足がすくんだ、しかしその場でしゃがみこんで音を聞いているうちに気付いた
そう、音のする方角は村の方だと…
ダスネは走った、村に何が起きているのか？家族は無事なのか？
そして森の出口に近付いた時に分かった、村が燃えているのだ
ダスネは思わず足が止まりそうになったがそのまま走った、そして叫んだ
「ママー！パパー！おねえちゃーん！」
しかし返事はない、多くの家が燃えているが気にせず村の中を走る、そして叫ぶ
「みんなー！どこー！？」
「ダスネ！？」
なんと姉は無事だったのだ、ダスネは姉に泣きついた
「うわぁぁぁん！おねえちゃーん！！」
「ダスネ、良かった…早く逃げるわよ、走れる？」
ダスネは頷いた、そして2人は走った
「ダスネ、もう少しよ！早く！」
もうすぐ村の出口だ、ダスネは酸欠と涙で目の前が見えなくなっていた、だが声を頼りに走り続けた
「ダスネ！！」
ダスネは突き飛ばされた、そして次の瞬間大きな音が響いた
「ーーー！」
ダスネは訳が分からず声にならない声を上げながら目を擦りなんとか何が起きたか確認しようとした
すると目の前には巨大な化け物がいた、大きな翼、大きな角、燃えるような真っ赤な目
そして、その足元には頭の無い死体が転がっていた
ダスネは全て気付いた、なぜ村が燃えているのか、目の前の死体は誰か、どうして死んだのか
目の前の化け物から自分をかばい姉は死んだのだ
ダスネはその場にへたりこみ動けなくなった、もう何も考えることも出来ず声を発することも出来ない、唯一目から流れる涙もすぐに蒸発してしまう
気が付いたらあなたは冒険者に保護されていた
どうやら化け物は自分を見逃したようだ、そして燃える村の中で生き延びてしまったようだ
そしてダスネは孤児院で育てられた、周りからは見た目でいじめられたがもうダスネは泣かなかった、だが笑いもしなかった
ダスネは誰とも喋らなかった、やがてダスネをいじめていた人間も全く反応がないダスネに興味をなくし完全にいない存在のように扱われてきた
それから時が経ち彼女は体を鍛えた、勉強もした、全て独学だったので成長は遅く非効率的だったが時間はいくらでもあった
彼女は生きる目的を見つけたのだ
村を襲った化け物『魔神』をこの世から消し去ると
そして、彼女は冒険者になった

・彼女は自分の思う正義で動いている、その正義は理論的に組み立てられたものではない

・恋愛感情はこれまで覚えたことがなく知識も乏しい、なんなら常識も少し抜けている

・盾神イーヴに仕えている、魔神は絶対に存在を許さない

・大神イーヴの信仰によりアルフレイム大陸を離れるとプリースト魔法の消費MPが+1

・デーモンルーラーという存在を否定してはいない、だが誰が召喚しようが魔神は敵だ

・冒険者となった彼女はこれまでと違い効率よく勉強する術を知った

・最近生まれて初めての友達が出来た、まだ付き合い方がうまくつかめていないがナイトメアの少女
　そして一番の友達、メリアの少女…魔神を滅ぼすことと同じくらい彼女を守るのは大切なこと

・そんな大切な少女を馬鹿にする『扉の小魔』がいた、彼女はとてもうるさかった

・好きなものは友達、嫌いなものはうるさいもの

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