ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ラプツ・スミラー - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

笑イ蟲(ワライムシ)ラプツ・スミラー

プレイヤー:緋色の鳥

楽しいさ、満ちているさ、だって笑顔なんだから」

種族
年齢
性別
種族特徴
生まれ
信仰
ランク
穢れ
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
器用度
0
敏捷度
0
筋力
0
生命力
0
知力
0
精神力
0
増強
増強
増強
増強
増強
増強
器用度
0
敏捷度
0
筋力
0
生命力
0
知力
0
精神力
0
生命抵抗
0
精神抵抗
0
HP
0
MP
なし
冒険者レベル

経験点

使用
0
残り
3,000
総計
3,000

技能

戦闘特技

練技/呪歌/騎芸/賦術

  • なし

判定パッケージ

なし

魔物知識
0
先制力
0
制限移動
0 m
移動力
0 m
全力移動
0 m

言語

会話読文
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 0 0
所持金
1,200 G
預金/借金

所持品

名誉点
0
ランク

名誉アイテム

点数

容姿・経歴・その他メモ

常に笑っている少女。
時折謎の液体を腕に刺しているが、中身は答えない。
常に酒に酔ったようなふわりとした口調をしていて、目が据わっていない。
何故笑顔なのかを聞かれると、必ず「満ち足りているから」と答える。
しかし果たして、それが真実であるかは分からない。彼女の脳内では「笑顔でいるなら、必ず満ち足りている」という破綻した論理が形成されているからだ。

脅迫性笑顔盲愛症候群

「笑うべきだ」「笑わなければならない」
脅迫的にそう思い続け、笑顔を狂気と呼べるまでに盲愛する。
楽しいから笑っているのか、笑っているから楽しいのか、はたまたどちらでも無いか…
やはり、彼女は笑うだけである。

容姿

緑色の長髪 白く濁った目 常に笑っている口元

笑顔

少女は裕福な家庭に生まれた。貴族だったのかも知れない。
彼女はあらゆる事に目を輝かせていた。全てが新たな世界であり、それを知る事が楽しかった。
少女は、常に満ち足りていた。知る事に満たされていた。
彼女の周りも満ちていた。満ちた彼女は、周囲の心を満たした。
だから、皆が笑顔だった。


数年後、父が床に臥せた。もう長くないと医者に言われた。
彼は遺された者に言葉を残した。少女も例外では無かった。
「ラプツ、いつも笑顔でいてくれ。辛くても、悲しくても、笑顔でいればいずれ満ち足りる」
それが最期の言葉だった。
言葉は時に祝福となる。きっと、その言葉は祝福となったのだろう。
少女は、笑っていた。目が、涙に映った光で輝いて見えた。


少女は笑顔だった。
怪我をしても笑顔だった。
ペットが死んでも笑顔だった。
目の前で人が死んでも笑顔だった。
家が燃えても、その後蛮族に連れ去られても、笑顔だった。
次第に人々は心配し、次に気味悪がった。
「何で笑っているの?」「辛かったら泣いて良いんだよ」「あんなに酷いことされたのに…」
いつしか、声は変わっていた。
「こんなになっても笑っているなんて、きっと狂っている」
少女は、人々の手によって何処かに連れ去られた。
精神病棟。その建物の意味を理解したと同時に、何故ここに連れてこられたか、彼女は理解した。
それでも彼女は笑っていた。
白衣の男は、彼女に薬を与えた。
それでも笑顔は消えなかった。
別の男は、更に別の薬を与えた。
やはり笑顔は消えなかった。
様々な人が、様々な薬を与えたが、一向に笑顔は消えなかった。


やがて、少女は満ち足りなくなった。
何かが足りない、たりない、たりない
だから笑った。笑えば満ち足りる、もっと笑わなければ、常に笑わなければ。


少女は捨てられた。退院などと綺麗な言葉を吐かれたが、捨てられたと同義だ。
満ち足りない、まだ足りない
大道芸に拾われた。
常に笑って、笑って、でも満たなくて
やがて捨てられた。それでも笑っていた。
誰かから買った薬、打てば少しは満ち足りる、けれどまだ程遠い
笑って、笑わなきゃ、笑わなければ、
どうして、笑っているのだろう
でも、笑わなきゃ
少女は笑う。何故笑うのか。満ち足りているから笑う。笑うから満ち足りる。
どちらでもいい。
もはや彼女の受けた祝福は意義を反転させ呪いとなった。
薄暗い路地裏で倒れ、月を見た。
月は欠けていた。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
取得総計 3,000 1,200 0 0

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