容姿・経歴・その他メモ

ガルーダ族から生まれたウィークリング。すさまじい身のこなしとそんななかでも攻撃を当てる器用さを持つが、筋力や精神力は人間程度。とはいえ人間より劣らないということでもある。翼の邪魔にならないようリボンで腰ほどもある頭髪を結んでいる。耳の羽毛は剃っているが、それ以外は割と放置気味。肘や膝や腰と服を着ていれば目立ちにくい部分なのが大きな理由。

身長は172cm、体重は50㎏。数字だけ見るとやせすぎなように思えるが、特に姿を見てもやせすぎということはない。なんなら健啖家ですらある。ものを吐くほど食べることができ、血肉や臓物を見てもなんのその。食事を非常に重要視しており、好き嫌いはしないがその時食べたいものはできる限り食べようとする。

生まれたときは人族に近い格好と身軽さだったため、ガルーダ族の格好の訓練相手にされた。尊大すぎる性格が彼女に味方し、訓練は必ず1対1で行われたためギリギリながら生き残ることができた。かつて蛮族の食事を拒否したことにより弱り、胸を貫かれる瀕死の重傷を負ったのが食事に対する執着の根源。チョーカーはそのころの名残であり、自身では外そうと思っても外せないし付けていないとむしろ不安になるほど。

蛮族の縄張りから脱出できたのは、訓練で年若いガルーダ族のほとんどの攻撃を避けて見せたところを彼に大層気に入られたから。価値観の違いは大きく彼女が合わせる形で友好を築いたものの、「弱くても独り立ちできるところを見せたい」と秘密裏に集落からの離脱を提案。彼の手を借りてガルーダ族の領空外、人族の領域に近いところまで連れて行ってもらった。

このような経験があるものの、蛮族と人間の友好に関しては否定的。蛮族の世界は人間とは違い過ぎているというのをこれでもかと見せつけられているため、たとえ上記のガルーダ族であっても斬れるし斬る。そもそもこっちが騙しているようなものだし。人族の領域にたどり着いてからは、幸運にもガルーダ族の脅威のない辺境の山村にたどり着き、そこで剣術と人間社会での生き方を学んだ。

蛮族並みの破壊衝動は持ち合わせていないが、ガルーダ族譲りの尊大さは少し受け継がれている。周りの人間が役に立たないと思ったりすると勝手に行動したり、自分で物事を解決しようとしたりする。戦闘でも1対1を好むが、流石に一人で突っ込むようなことはしない。不利になると「数で押しやがって…卑怯だぞ！！」とか言うくらい。

冒険に出た理由は生きるため、自由のため。冒険者ギルドに所属していればある程度の身分は保証されるし、何よりも束縛されにくいのが気に入った。言葉は荒々しい。敬語もですます調や○○さんがとっさに出なかったりと失礼気味。

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