【六式体術(仮)】
- 入門条件
- 100名誉点
極限まで肉体を鍛え上げた者のみが体得を可能とする、特殊な体技の総称です。
人体を武器に匹敵させる「指銃・鉄塊・紙絵・剃・月歩・嵐脚」の六つの体技で構成されています。これら全ての技を会得した者を「六式使い」と呼びます(全てを完全に体得していなくても、修得した数に応じて「○式使い」と呼ばれる事はあります)。
基本となる上記の6種の他、体得者個人の能力や発想力に応じて様々な応用や発展技が開発されており、細分化すると把握しきれない程のバリエーションが存在します。
流派装備
秘伝
《鉄塊(テッカイ)》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《頑強》
- 限定条件
- なし
- 使用
- ー
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- 回避不可能、攻撃不可能
- 概要
- 防護点+10、魔法ダメージを-5
- 効果
呼吸を整え仁王立ちに構えた全身の隅々にまで力を込めることにより、鍛え上げた肉体そのものを鉄の装甲にも匹敵する程硬化させる防御技です。
この技を使用した効果時間中、使用者の防護点を「+10」点した状態とし、魔法ダメージを「5」点軽減します。
ただし、全身の筋肉を硬化させる関係で一切の攻撃・回避判定をとることができなくります。尚、生命抵抗判定および精神抵抗判定は可能とします。
《頑強Ⅰ》は、あくまで習得の前提として必要なものです。この技そのものには《頑強Ⅰ》の効果はありません。複数の宣言が可能なキャラクターでも、この技と他の宣言特技や流派技を同時に宣言することは出来ません。
《指銃(シガン)》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 《鎧抜きⅠ》変化型
- 前提
- 《鉄塊(テッカイ)》
- 限定条件
- 1H拳武器
- 使用
- グラップラー技能orバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避判定-2
- 概要
- 近接攻撃のダメージ+15、ダメージ計算時相手の防護点を0とする。
- 効果
全身の筋肉が起こす力を一点に集約させ、それを硬化した指先に乗せて電光石火の強力な突きとして相手に撃ち込んで放つ攻撃技で、要するに極限まで威力を高めた一本貫手です。
宣言を行った攻撃が命中した場合、そのダメージを「+15」点します。加えてそのダメージ計算時の対象の防護点を「0」点としてダメージ計算を行います。
この技は《鉄塊(テッカイ)》を習得していなければ使用できません。この技そのものには《鉄塊(テッカイ)》の効果はありません。この技を使用する場合、《追加攻撃》の効果を使用することが出来ません。
《紙絵(カミエ)》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《回避行動Ⅰ》
- 限定条件
- 非金属鎧、自立状態
- 使用
- グラップラー技能orバトルダンサー技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- 使用者の防護点を0として扱う。
- 概要
- 回避力判定に+8、使用者の防護点を「0」点として扱う。
- 効果
敵の攻撃から生じる空気に身を這わせて、紙の如くひらりと相手の攻撃をかわす防御技で、鉄塊を「剛」とするなら、こちらは「柔」の防御技となります。
この技を使用した効果時間中、使用者の回避力判定に「+8」のボーナスを得ます。ただし同時に、使用者の防護点を「0」点として扱います。
《回避行動Ⅰ》は、あくまで習得の前提として必要なものです。この技そのものには《回避行動Ⅰ》の効果はありません。
全身の力を抜く関係上、複数の宣言が可能なキャラクターでも、前述の《鉄塊(テッカイ)》と併用することはできませんが、それ以外の六式と同時に宣言することが可能です。
《剃(ソル)》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- ー
- 限定条件
- 自立状態
- 使用
- ー
- 適用
- ー
- リスク
- なし
- 概要
- 通常移動、全力移動できる距離をそれぞれ+7、+21します。
- 効果
発動の瞬間に地面を10回以上蹴って、その反動エネルギーに乗って爆発的な速度で移動する技で、鍛錬を重ねることで移動中の方向転換等も細かく行えます。
通常移動で移動できる距離を+7、全力移動によって移動できる距離を+21にします。
《月歩(ゲッポウ)》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《剃(ソル)》
- 限定条件
- 自立状態
- 使用
- ー
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 飛行状態になり、近接攻撃における命中力・回避力判定に+2
- 効果
強靭な脚力によって空を蹴り、宙に浮く技です。体得者の体力と脚力が持続する限り使用制限は無く、上級者ともなれば足踏みするように空を蹴り続けての滞空はおろか、体を跳ばすような形での飛行さえも可能となります。
この技を使用した効果時間中、使用者は飛行状態となり、近接攻撃における命中力・回避力判定に「+2」のボーナスを得ます。
また、この技は補助動作で適用・解除を行うことができます。
この技は《剃(ソル)》を習得していなければ使用できません。この技そのものには《剃(ソル)》の効果はありません。複数の宣言が可能なキャラクターでも、前述の《鉄塊(テッカイ)》および後述の《嵐脚(ランキャク)》と併用することはできません。
《嵐脚(ランキャク)》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- ー
- 限定条件
- <格闘>1H#武器
- 使用
- グラップラー技能orバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃および1回の遠隔攻撃
- リスク
- 攻撃が刃武器扱いになります。
- 概要
- 近接攻撃を刃武器扱いとし、そのダメージに+10、射程2(20m)の遠隔攻撃としても使用可能。
- 効果
凄まじい速度で脚を振り抜くことで、蹴りから扇状の鎌風(飛ぶ斬撃)を放つ攻撃技で、蹴り自体よりも鎌風による中遠距離攻撃が主であり、その威力は本物の刀剣類の切れ味にも匹敵します。
宣言を行った近接攻撃が命中した場合、そのダメージを刃武器扱いとしそのダメージに「+10」点します。
またこの技を遠隔攻撃として使う場合、そのダメージを刃武器扱いとしそのダメージに「+20」点します。この攻撃による誤射は発生しません。
複数の宣言が可能なキャラクターでも、前述の《鉄塊(テッカイ)》および《月歩(ゲッポウ)》と併用することはできません。