｜名前《なまえ》：カミラ・D・テザラ
｜年齢《ねんれい》：30｜歳《さい》
｜出身《しゅっしん》：？？？？｜地方《ちほう》
｜種族《しゅぞく》：エルフ
｜性別《せいべつ》：｜女性《じょせい》
｜身長《しんちょう》：182㎝/5.11ft
｜体重《たいじゅう》： 61kg/134.36lb

B-1-3：異種族の友人がいる
A-5-3：故郷の場所を知らない
C-6-3：国王に会ったことがある

5-2：家族･仲間の仇を討つため

エルフの子でありながら人間に育てられたエルフ。
元々は由緒正しきエルフの貴族娘。だが敵対する貴族や快く思わない者たちによって、馬車での護送中に蛮族をけしかけ襲撃される。その時に両親と護衛の共々が殺害されてしまった。だが、当時生まれたばかりのカミラを抱え、執事が命からがら逃げることに成功する。たどり着いた先は、本来向かうはずだった"砂漠城塞"ラージャハ帝国。
襲撃を知った帝国は調査し動くも、残ったのは無残な貴族の死体と襲撃の後。そして１人の赤子だった。

国王はそれを知り、赤子が狙われることを危惧し兵団へと匿うことにした。
故郷を知らず、カミラには捨て子だと教えなながらも、憲兵団の一員として育てることにした。
多くの異種族が行き交う"砂漠城塞"ラージャハ帝国では、監視のおかげもあってか多くの友人に恵まれ不自由なく暮らしていた。

大切な仲間たちとも巡り合い、これから多くのことを学ぶだろうとした矢先。あることが起きる。

それはカミラの育ての親である〝フレリック〟(地方を任される偉い人)がたまたま残した日記を、カミラが見つけてしまったのだ。
その内容にはカミラ成長記録と共に、国王やカミラの過去について書かれた内容までが記されていた。

真実を知ったカミラは、動揺し激しく困惑した。
何より、自分を愛してくれてた家族が殺され、のうのうと生きている犯罪者たちが許せなかった。
元より憲兵団として育てられていたせいか正義心が誰よりも強く、嘘を嫌うカミラにとっては一番許し難いものだった。
なによりも信じていた家族、そして国王に騙されたような言葉に出来ない何かが全身を駆け巡っていた。

カミラはその後、家族に一言もいわずに最低限のモノを持ち家を出ていく。
信じていたものは何だったのか、自分は愛されて育てられていたのか、自分のみが何もしらずに生きてきた世界。
誰も教えてくれはしなかった。

思わず手に取ったのは一丁の拳銃。
それを見てあることを決意する。

『血塗られた“復讐”という旅に』

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