災厄の大樹 スギノキ
- 知能
- 高い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 中立
- 言語
- 発声不可
- 生息地
- 不明
- 知名度/弱点値
- 19/23
- 弱点
- 斧によるダメージ+5
- 先制値
- 10
- 移動速度
- 0
- 生命抵抗力
- 23 (30)
- 精神抵抗力
- 19 (26)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
幹 | 8 (15) | 2d+7 | -7 (0) | 25 | 250 | 25 |
根 | ― | ― | -7 (0) | 10 | 50 | ― |
- 部位数
- (幹、根*n)
- コア部位
- 幹
特殊能力
●幹
[常]3回行動
[常]反射的消火
火属性の攻撃を受けた時、即座に周囲から水分を吸収して火によって傷がついた場所から大量の水蒸気を
勢いよく放出する。
周囲に水分がなくなった場合、眷属1体から水分を全て徴収して発動する。この際、その眷属は死亡する。
[常]最後の足掻き
死亡する際、大量の花粉を撒き散らす。
[常]花粉拡散
花粉は、そよ風程度の風量でも飛んでいく。それも、空高く、広範囲に……
[主]︎眷属化…偶数回目のラウンドに1度周囲の樹々を自分の制御下に置く。1度に制御下における数は「1d6」で決定。
[主]︎地下茎形成…奇数回目のラウンドに1度「HP20」を支払って、根を増やす。
[主]︎花粉爆弾…対象一体に、衝撃が加わると大量の花粉が周囲(20メートル)に撒き散らされる球を発射(2d6+10)する。
命中すると、ダメージ(2d+12)+確定で「花粉症」が1段階進行する。
それ以外は、範囲内にいる全ての生物は「達成値22+n」で生命抵抗を行う。(n=花粉症の判定をした回数)
失敗した場合は、下記の「状態異常:花粉症」に従う。
●根
⭐︎養分吸収…幹が傷ついていた場合、1ラウンドに1度、眷属から1体につき「HP5」を徴収する。
[常]露出…生成されてから1ラウンド経った根は、地上に露出する。
[常]運命共同体…倒された際、幹に「25ダメージ」入る。
●状態異常:花粉症
[常]アンデッドのみこの状態異常にかからない
[常]この状態異常は通常の毒と同じ方法で治療することで進行度を1下げられる。
花粉症が進行してしまった場合、以下の判定が行われる。
1d3を振る
1の場合…目の症状が進行
2の場合…鼻の症状が進行
3の場合…肌の症状が進行
左から、進行度1・2・3・4
目「命中-1」「命中-2」「命中-3、鷹の目不可」「命中-5・攻撃対象ランダム化」
鼻「なし」「なし」「発声を伴う行動-4」「発声を伴う行動、宣言特技使用不可」
肌「防護点-1」「防護点-2」「防護点半減」「 鎧装備不可(補助動作で脱いでOK)」
進行度が5になった場合、これ以上進行することはない。
進行度5:進行度4の効果+
行動するたび(補助動作を含む)に精神抵抗を行う、精神抵抗に失敗した場合2d6を振り、以下に従う。
2…HPを半減して気絶する、1ラウンドは起きられない
3〜6…その行動をした後の行動が不可
7〜11…特になし
12…もう1度振り、2以外なら進行度5になっている部位の花粉症は完治し、
またその部位の花粉症が進行することはなくなる。
戦利品
- 確定
- 巨大な尖った葉*1d100(150G:緑A) (最低30)なにかの素材として使えそうな葉
- 6以上
- 巨大な木片(1500G:緑S). とても丈夫で大きな木片
- 10以上
- 巨大な木片*2d6(1500G:緑S) とても丈夫で大きな木片
- 14以上
- 巨大な丸太(15000G:緑SS) とても御立派な丸太、これだけで確実に普通の家一軒が建つ
解説
何十年かに1度、ある時期になると沢山の樹々があるところにどこからともなく生えてくる謎の大樹。
この樹が生えると、その周囲から超広範囲にわたって、「目・肌が痒くなる、鼻がずっと止まらない」と言った症状の病気が蔓延する。この症状は人族以外の蛮族や魔物にも発生する(アンデッドは除く)ことが確認されている。
またこの症状による死者は出たという報告はないものの、まともに生活を行う事ができなくなることから、発生した場合はすぐに伐採する様に言われている。しかし、この樹は周囲の樹々を自らの眷属とする上に、とてつもなく硬いため、この樹の本体は高ランク冒険者が割り当てられることが多い。
ただ、一部の者達はこの病気に罹らず、「魔物達が大人しくなるなら、そのままにしておいたほうがいい」「何をそんなに苦しんでいるのか」などとのたまっているらしい……
この大樹から取れる素材はどれも一級品で、木の葉1つとっても割と高値で取引される。