装備中の武器に対して使用できる。1本消費することによって、3ラウンドの間その武器が与える物理ダメージを+8点し、その武器による物理ダメージを炎属性、雷属性として扱うことができるようになる。

雷炎武具
このアイテムに関して十分な研究を終えた武具職人であれば、このアイテムを用いた武器や防具の強化を行うことができる。
研究にはこのアイテム2個の消費と、数週間~1ヶ月程度の期間が必要である。
このアイテムを用いた武器や防具の強化は雷炎強化と呼ばれる。雷炎強化された武器や防具は雷炎武具と呼ばれ、アイテム名の前に「雷炎の」という表記を付け足す。また、雷炎武具は魔法のアイテムとして扱われる。
雷炎武具は常に燐光を放っており、擦れるなどの刺激によって閃光を放つこともある。暗い場所でもある程度視界を確保できるようになるが、反面、隠密行動には不向きである。装備者が受ける、周囲が暗いことによるペナルティを2まで軽減し、隠密判定に-4のペナルティを受けなければならない。

雷炎武具への強化には1週間の期間と、強化対象のランクに応じた金額、雷炎の尾羽２個が必要になる。一つのアイテムへの雷炎強化は最大で3回まで行うことができるが、強化に必要な素材と資金の量は回数を重ねるごとに増加する。2回目は2倍、3回目は3倍必要である。

雷炎武具へ強化した場合、以下の強化内容から一つ選んで対象の性能を変更できる。原則、同じ内容の強化を2回以上施すことはできない。

武器

威力を10増加させる

必要筋力を10減少させる

c値を1減少させる

c値の下限を1減少させる

例外的に、この内容の強化1回で2回まで強化を行った場合と同じ量の素材と金額を消費しなければならない。この強化を行った雷炎武具に加えて施せる雷炎強化は1回のみである。

この武器によって与える物理ダメージを2上昇させる

この武器による攻撃を雷属性に変更し、与える物理ダメージを3上昇させる

ただし、雷属性以外の属性を与え、かつ物理ダメージを上昇させるような効果を受けられない。

この武器による攻撃を炎属性に変更し、与える物理ダメージを5上昇させる

ただし、炎属性以外の属性を与え、かつ物理ダメージを上昇させる効果を受けられない。

1日に一回、補助動作によって次の効果を使用できる。1ラウンドの間、この武器で与える物理ダメージは10点増加し、雷属性および炎属性として扱う。

雷属性および炎属性の魔法を行使する触媒として用いた場合、魔力を1点高いものとして扱う。

例外的に、この内容の強化は2回まで重ねて施すことができる。

盾

防護点を1点上昇させる

雷属性または炎属性の物理ダメージと魔法ダメージを1軽減する

強化の際、いずれかの属性を選んで付与する。属性が異なるものであれば、重ねて付与できる。

近接攻撃や「射程：接触」の効果によるダメージを受けた場合、ダメージを与えたキャラクターに雷かつ炎属性の確定ダメージを2点与える

鎧

防護点を2点上昇させる

雷属性または炎属性の物理ダメージと魔法ダメージを2軽減する

強化の際、いずれかの属性を選んで付与する。この強化は例外的に、重ねて施すことができる。

装備中、補助動作で１ラウンドの間回避力判定に+1の修正を受ける能力を得る。この効果は雷属性であり炎属性でもある