容姿・経歴・その他メモ

身長148 体重52
一人称：わたし、わたくし。
二人称：貴方様、〇〇様


A裏切られたことがある。
B大切な人と約束をしたことがある。
C監禁されたことがある。

冒険に出た理由
他に生き方がなくて

履歴

私がもっと幼いころ、
ほんとに、ほんとに幼いころ。

あの頃は幸せだった。
「決して帽子を人前で外してはいけない。」
そう私に教えてくれた父はその記憶を最後に会う事はなかったけど。

周囲の人々は、父が住んでいた家をそのまま私に使わせてくれた。
時折、食べ物を玄関に置いていてくれた。

そんなある日、私の元へと遊びに来る男の子がいた。
最初は少し意地悪に。
でも、ちょっとずつ優しくしてくれて。
「ずっと一緒にいよう」って。
「僕が君を守るから」って。

言ってくれたんだ。

だから、
村が蛮族におそわれたとき、
彼は、私の手を取ってくれた。
一緒に逃げてくれた。

走って、走って、走って。
お父さんとの約束なんて、気にする事もできずに。

あぁ、運命って本当に残酷なんだね。

背中に蛮族の声や迫る音を聞きながら。
ワタシの手を引く彼は振返り...


蛮族の方へと突き飛ばした。


その後の事なんて、語る必要はないでしょう？
囚われ、いつしかミリッツァ様のお声を聴いた。

方方の町や村を渡り歩いて、人の優しさも醜さも学んで
そして今に至るっていうわけなの。

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