経歴表

<3-6>己に何らかの誓いを立てていた

若くして賢人(ソレイユ比)と名を馳せ、首長の右腕として民を守る戦士だった。
国を守り、民を導く。それがオーディンの誓いであり生き方であった。
―――ある日、大陸より流れ着いた男を保護するまでは。

<4-2>裏切られたことがある

保護した男は無害温厚な性格で、ソレイユの陽気な人々はすぐに彼を受け入れた。
オーディンは男と友となり、肩を並べて国を襲う蛮族を打ち払い続けた。
ある晩遅くに執務から自宅へ帰る時、友が民家へと立ち入っていくのを見つけオーディンは好奇心から友の後を追った。
―――民家の中に友の姿は既に無く、人が苗床とされる悍ましい光景が広がっていた。
オーディンは長く苦心した末に無二の友を告発した。
しかし友は方々へと手を回しておりオーディンは冤罪を掛けられ、長年仕えた王にすらオーディンを見限った。

<4-1>投獄されたことがある

オーディンは大自然の牢獄に無期幽閉された。
牢獄での日々を具体的にどう過ごしたかは覚えていない。
獰猛な動植物、猛々しい竜との命を奪い合う日々を送り、何かに導かれ黄金の盃に注がれた血の様に赤い液体を飲み干したことは色濃く覚えている。それ以来難しいことを考えられなくなったが、一層と身体は冴えるようになった。
2年の年月を費やし、オーディンは遂に牢獄から抜け出すことに成功した。
脱獄したオーディンが国の近くまで様子を見に戻ったとき―――国は既に滅んでいた。
生き残りの話によると、オーディンが投獄された直後に友であった男は国を去り、入れ替わるように蛮族の軍勢が襲い掛かったらしい。

冒険に出た理由

<2-6>最強の存在になるため

友、地位、名声、守るべきものを全て失った戦士は修羅となり放浪の旅に出た。
蛮族、魔神、デーモンルーラー、第二の神々…全ての敵を討ち、この大地から争いを終わらせる。
ただ一途に力を求めていた。

実力で神の座に昇った剣神を信仰し、一カ所に留まらず様々な国や大陸を巡って腕を磨いた。
130歳を超え、オーディンが諸国で歴戦の猛者として名を馳せた頃、大破局が勃発した。
剣神の神託を受けたオーディンは各地の戦線で先駆けとして奮闘した。ともに最前線を張った勇士たちが次々と倒れる中、オーディンは常に引き下がらなかった。背中に傷跡を持たないことが誇りであった。

やがて英雄たちによって大破局が終戦した頃、フォールンドラゴンの首魁との戦いで深い傷を負ったオーディンはアルフレイム大陸の田舎に根を下ろし人間と共に農地の開拓に勤しんだ。そのまま流れで居着くことになり平穏を取り戻して290年もの年月が経った。

若かりし日に飲んだ液体のせいか、老いこそすれどオーディンはまだまだ健康体を保っていた。背筋も真っ直ぐだった。
配偶者には恵まれなかったが開拓村で長老として人々に親しまれてる日々を送っていた。
―――再び剣神の神託が下るまでは。

善なる神々は告げる、近いうちに再び大戦が起きると。
老いて衰えた戦士は再び武器を取った。
争いによる悲しみを繰り返させないために、争いを無くす抑止力となれる力を身に付ける為に。
…まずは筋力と勘を取り戻すところから始めなくては。
ジジイによる遠大な冒険譚が再び始まる。

容姿

身長・体重　213.8cm、130.4kg

髪　褐銀色

目　白金色

肌　焦茶色

利き手　両手利き

性格

一人称　老骨

二人称　汝、若人

性格　温和、人情的、好戦的

敬語　使えない

好きなもの　平和、蛮族や魔神との戦い

嫌いなもの　争い、デーモンルーラー

セッション履歴

収支履歴