吸魔の連刃剣
- 知名度
- 20
- 形状
- 蒼白の薄い刀身を持つショートソード。振うと蒼白の残像が軌道を追って現れる
- カテゴリ
- 〈ソード〉
S
- 製作時期
- 古代魔法文明
- 概要
- 攻撃が命中した対象に、追加として刃が命中する可能性がある
- 効果
-
- 黄金呪刻
- 【強者喰いの呪刻:4】
- 対象
- 武器が命中したキャラクター
- 呪刻効果
- 防護点2点減少
- 解説
- 命中させるとダメージ処理の後「呪刻点」と同じ値の「防護点減少の呪い」を対象に与えます。
この呪いの値は同一の呪いにより累積し、対象の「Lv」の倍数を超えるごとに、18R(3分)の間、対象の防護点を2点減少させます(最低0)。この効果は累積します。
一度でも呪いを蓄積させた場合、戦闘終了時に「呪刻点減少表」(⇒『BIG2』121頁)を1回参照しなければいけません。
▼マナの連刃
この〈ソード〉での近接攻撃を行う場合、何個の刃を振るうかをあらかじめ宣言します。そして、その本数に応じたMPを支払います(軽減不可・魔晶石不可)。本数 MP 1本 MP0 2本 MP1 3本 MP4 4本 MP9 5本 MP16 命中力判定の達成値が攻撃対象の回避力判定の達成値をどれだけ上回ったかによって(自動成功は達成値+5ルールを適用します)、何本が命中したかが定まります。
命中する刃の数は、攻撃時に宣言した刃の数が最大です。複数が命中したなら、その1本ごとにダメージの計算と適用を行います。
《乱撃》などの効果により複数体が回避力判定を行う場合、個別に回避力判定の達成値を見て、何本が命中したかを判断します。達成値 本数 +1〜+2 1本 +3〜+5 2本 +6〜+9 3本 +10〜+14 4本 +15以上 5本 この武器の刃は、装備した段階で所有者の「精神B+1(最大5)」本に定まります。所有者の精神力が変動する場合、その瞬間刃の数も増減します。
この武器で複数の刃を振るうと、「飢餓予備状態」になります。これは達成値30の呪い属性で、1時間継続します。
「飢餓予備状態」はアルヴの種族特徴による[吸精]を行うことで解除できます(つまり、他の種族はこの状態を解除できる可能性が著しく低いのです)。
「飢餓予備状態」が解除されないまま1時間が経過すると、そのキャラクターは「飢餓状態」となり、アルヴが1週間マナを吸えなかった状態(⇒『OPB』118頁、24頁)となります。これは達成値40の呪い属性で、そのキャラクターが死亡するまで永続します。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 1H 8 +0 18 10 +0
由来・逸話
第五世代魔剣。マナを込めて振うことにより、それを追ってマナで精製された刃が現れ敵を切り裂きます。
元々は使用者の持つマナに応じて複数のマナの刃を精製するショートソードでしたが、〈大破局〉の際、蛮族を束ねる”蛮王”と呼ばれる者の手に渡ったことにより呪われてしまい、今では、この剣を扱おうとした者のマナを奪いつくし、死に至らしめる呪いの魔剣となっています。