【サツマ流魔法行使術】

（ブルライト地方）

ハーヴェス王国の少数民族であるサツマハン民族に伝わる流派です。
魔法を使いながら荒々しく殴りかかるという戦術を使うため一部の魔法使いからは敬遠されています。
その戦術は杖に魔力を乗せる《魔力撃》の応用とも、魔法を使いながら攻撃する《マルチアクション》の応用とも言われています。

流派装備

この流派では敵に殴りかかることを前提とした杖〈打撃杖〉と、それを加工する技術である〈重量発動体加工〉を伝えています。

名称	知名度	カテゴリ	価格	概要
打撃杖	12	〈スタッフ〉Sランク	13000G ＋50名誉点	サツマ流魔法行使術に伝わる武器です。
重量発動体加工	-	〈加工〉	8000G ＋20名誉点	サツマ流魔法行使術に伝わる、打撃杖をより強くするための発動体加工です。

杖で敵に殴りかかる際に、杖に魔力を乗せる〈魔力撃〉ではなく、杖に魔法を乗せる〈チェスト〉という特殊な戦闘特技を使用します。

効果: 魔法行使を杖にすることで杖に魔法を乗せ、攻撃をします。
この秘伝を使用した攻撃をする際に、任意の魔法を行使します。
その後近接武器の命中判定を行い、その攻撃が命中した場合に行使した魔法の効果を抵抗:必中として、物理ダメージとして与えます。
ただしボーナス、ペナルティ修正を与える魔法の効果は全て時間:10秒（1ラウンド）として扱います。
行使した魔法が範囲攻撃だった場合でも、対象は単体とします。この効果は近接攻撃が範囲攻撃だった場合もどれか一体を選択して発動します。
消費されるMPは変化せず、魔法行使で自動失敗した場合は近接攻撃は行えません。
この戦闘特技で行使する魔法に魔法拡大は使用することができず、基本的にこの特技を宣言した場合〈マルチアクション〉は宣言できません。

効果: 魔力の計算を〈知力ボーナス+魔法技能レベル〉ではなく、〈筋力/6（端数切捨て）+魔法技能レベル〉で行うことが可能になります。
代償として、自分の意思でMPを消費する効果を使用する場合に消費MPが+1される。
この効果は《魔法拡大》などの計算より前に適応される。

戦士系技能レベルをしかるべきレベルまで習得したキャラクターはこの魔法を習得できます。

効果: 《チェスト》にマルチアクションを宣言できるようになります。
代償として使用するMP（MP以外のコストなど）が2倍になります。
この魔法は〈打撃杖〉を装備していないと使用できません。

製作者：ラス