解読成功。ジャッジが持っている武器は魔法の大鋏だ。

何か恐ろしい呪いが掛かっているようであり、ジャッジが教団の裏切り者を「処断」した際に、裏切り者は跡形もなく消え失せてしまったらしい。更に、消えた裏切り者についての記憶が周囲から失われてしまったのだという。周囲の人々は裏切り者が誰だったかも思い出せない。そもそもジャッジが教団の裏切り者を「処断」した事すら記憶から抜けている者もいるという。

誰もジャッジに大鋏で殺された誰かを覚えていない。まるでその誰かが世界から切り取られてしまったかのように。


...また、ジャッジは人間の男で、元々は伝説的な鍛冶・魔法道具屋だったという。彼は３０年前の極光山脈の大災害から人々を救った『キルヒア信仰の英雄の少女』と親密で、持ち前の腕で様々な魔法のアイテムを作成し、その英雄譚を助けたのだという。
そんな彼は今邪神官として活動している。それに、彼は３０年の月日が経ったのにも関わらず若い風貌のままなのだという。いったい彼に何が起こったのだろうか？

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