容姿・経歴・その他メモ

経歴
【家族に異種族がいる】
幼少期、彼女はボロボロだった異種族を拾い家族として友人として温かく迎えた。
彼女の人柄もあり、その子もアズールによくなつき端から見れば異種族ながらも本当の家族の様に見えるほどだった。

【大ゲンカしたことがある】
しかし、何処の世も異なるという部分に人は冷たい。
拾われた子はアズールと彼女の家族からは温かく接しられていたが、ほかの住民からの扱いは決して良いものではなかった。
その子はアズールたちの目の届かないところで嫌がらせを受け、それを告げることもせずに鬱憤を溜め込み続けていた。
そしてある日、その鬱憤が爆発し嫌がらせをしていた者たちを半殺しにする事件を起こす。
事情を知らないアズールは彼を問い詰めるが彼はただ自分には非がないと主張し続けた。
そして、その翌日その子は姿を消した。

【体に傷痕がある】
その子が姿を消したと知りアズールは草木を分けてその子を探し続けた。
探している間に手は何処で付いたのか擦り傷だらけになり、体のあちこちも岩などにぶつけたのか打撲痕だらけになってしまったが｢あの子が村を出て行ってしまったのは自分にも責任がある｣と彼女は諦めなかった。
しかし、見つかることはなくいつしか五年の月日がたってしまった。

冒険に出た理由

【故郷を滅ぼされたので】
運命は残酷だ。
アズールが成人を迎えてしばらくして村に蛮族が攻め込んできた。
村人たちは必死に抵抗したがなすすべなく１人また１人と次々と殺されて逝ってしまった。
彼女はまだ自分は死ぬわけにはいかないと決意を固め意を決して一体の蛮族の前に飛び出した。
しかし、そこで見た蛮族の顔は………紛れもなく探していたあの子のものだったのだ。
アズールは固まってしまう中その子はもはや自分が目に映っていないのか容赦なく自分の命を刈り取ろうと武器を振り上げる。
……そこで彼女の意識は途絶えた。
彼女が目を覚ましたとき村はもう酷い有様だった。
もう、かつての平穏な日常は戻ってこないんだということをまざまざと見せつけられた。
……しかし、ここで諦めてはいけない。
あの子は確かに自分を殺そうとしたはずだが、まだ自分は生きている。
生きているならまだ可能性がある。
自分に出来ることをしよう。そしていつか………
そう彼女は決意を固め村に残っていた装備を身にまとい旅を始めたのだった。

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