容姿・経歴・その他メモ

神の声を聞いたことがある
純潔である
身体のどこかに刺青がある
予言によって旅立った

履歴

わたしは、シーア・エクロイです。10歳です。
わたしが冒険者になった理由ですか？えーとですね。
わたしは…いつの日からか、不思議なゆめを見ていました。
霧の向こうから誰かがわたしにお話ししてくれるのです。難しいお話ばかりでしたが…どれも『せんそう』って名前のお遊びのことだったそうです。
わたしは『せんそう』でどうやって遊ぶのか最後までわかりませんでしたが、代わりに『ころしあい』というお遊びを教えてもらいました。
いろんな生き物の『ころしかた』やいろんな『しにかた』、遊び終わったあとの後片付けのやり方…。『ころしあい』のいろんなことを教えてもらい、簡単に終わらないようにと体を強くしてもらえました。その代わりに背中に真っ黒なつばさのような印が付いちゃいましたけど…。
9歳の誕生日の夜。ゆめの人は誕生日プレゼントとしてわたしと同じくらい大きな鎌をくれました。
「これでいろんな生き物と遊びなさい」…って。
わたしは遊ぶための道具をもらえて、とっても嬉しくて…さっそく村のみんなと遊ぶことにしました。みんなが大きな声を出しながら逃げていきます。追いかけっこをするつもりはなかったのですが、やりたそうなので『ころしあい』のついでにやりました。一人ずつ追いかけて、捕まえて、『ころしあい』して、動かなくなったら次の人と遊びました。最後に遊んだパパ、ママが動かなくなった頃にはすっかり朝になっていました。教えてもらったように後片付けをして、今度は蛮族さん達と遊ぼうと決めました。ゆめの人も蛮族のことを言ってたのでおすすめなのだと思います。
そんなわけでわたしは冒険者をやっています。次のお遊びの時間が楽しみです。

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