容姿・経歴・その他メモ

容姿
身長：160㎝
髪色：銀
眼：ルビー

経歴
稼働して1年のルーンフォーク

ユーシズ魔導公国郊外のお屋敷で目覚めた時彼女の目の前には起動主と思われる老いた人間が横たわっていた
自分に残されたのはお屋敷と一つの死体、そして名前が刻印された首のチョーカーだけだった
1年ほど無人のお屋敷に住み 残された書籍からこの世界の基本的な知識を得 自己流で戦闘訓練を積み
「自分が真に仕えるべき主人」を探す旅に出た

人を「護る」ことに特化している影響か誰かに感謝されたりすることに喜びを見出し旅先でよく人助けをしている

生まれてから人と関わることがなかったため己の「性格」というものをまだあまり自覚しておらず
人格を形成するために積極的に人と関わろうとしている

ちょっとしたお手伝いや魔物退治などをこなし路銀を稼ぎつつとある護衛任務に就いていた彼女だが
そこでの出会いにどんな運命が待っているのか…

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

プロローグ「旅路の始まり」にて――

ドロシーの日記より抜粋

「このお屋敷で稼働してそろそろ1年ほどになります。お屋敷の老朽化も進み私のお手入れだけで維持するのも難しくなってきました。
そろそろ覚悟を決める時なのかもしれません。
このお屋敷を出て　真に仕えるべき私のご主人様を探しに行く その覚悟を」

「できるだけの準備は整いました。旅は初めてですが 必要と思われる野宿用の道具。
お屋敷の壁にかかっていた年代物の盾 武器。おそらく私のためにあてがわれた特注の鎧。
私の名前の綴られた首輪。そして私の生きた証明であるこの日記。
路銀は心もとないですがここに留まるよりはきっと良いのでしょう。

これから始まる旅に不安がないというのは嘘になりますが 本で読んだだけの見たこともない全てを見れるかもしれないという
期待に確かな高揚も感じるのもまた事実です。どうか よい旅路になりますように 。

前のご主人のお墓にも挨拶は済ませました。
いつか私が新たに使えるべき人を見つけた時 私を起動してくれたお礼を言いにまた戻ってきたいです。
何年かかるかわかりませんが いつか きっと」

――――――――

「お屋敷を出て数か月 当てもなく村々を回っていて気づいたことがあります。
私はどうやら困っている人を助けるのが好きみたいです。

ある日は畑の収穫を手伝ったり ある日は狼の群れからキャラバンを護ったり ある日は暴れ牛を大人しくしたり
時には迷子の猫さんを探したり 倒れたお年寄りの方をおうちまで背負っていくなんてこともありました

それがどれだけ些細なことでも たとえ感謝されなくっても 自分の中で確かな充足感を感じます

お屋敷では自分以外と接する機会もなかったので気づけませんでした。
これからもっと誰かと関わる機会を増やしていきたいです」

――――――――

「滞在している村が蛮族の襲撃にあいました。
村はちょうど男手が出払っており…戦えるものもおらず そこを狙ってきたようです。
数は多くなく私一人でもどうにか退けることができましたが…怪我人を出してしまいました。
幸い命に別状はありませんでしたが…彼女はおそらく一生足に不自由を負うでしょう。

私がいなければもっと被害があったかもしれません 人死にだって出たかもしれません。
それでも 手の届く距離にいた人を救えないということが これほど苦しいとは思いませんでした。

人に関わる機会を増やしていくとこれからこういったことはもっと多くなっていくのでしょうか。
だとしたら 私にもっとできることはないのでしょうか。

私の側にいる人達にできるだけ長く笑っていて欲しい。いつか誰かの隣で その人の笑顔を私が護っていたい。
私はもっと 強く 護るために強く ありたいです」


「私を起動してくれたご主人は どんな顔で笑う人だったのでしょうか
私があとどのくらい早く起動していたら ご主人の笑顔を見れたのでしょうか
ふと そんなことを思いました」


――――――――

「サンライトヒルという村で数日滞在していたのですが 都市グランゼールへと向かう馬車が出ると聞きました。
人手不足でフレイヤさんという女性一人で向かわなければならず 護衛を募集していたので引き受けておきました。
女性の一人旅は動物や蛮族はもちろん野盗の格好の獲物 グランゼールまでの道中きっと私の護りの術はお役に立つでしょう。
明日の朝一番で出発ですが私以外にも何人か護衛任務を受けた方々がいるようです。
どんな人たちなのでしょうか？楽しみです」

――――――――

都市グランゼールへと向かうフレイヤという少女の護衛任務に就いたドロシー
酒好きの僧侶、けだるげなメリア、銃使いのドワーフにどう見ても人間ではない赤髪の少女
そして突然一行に加わったお調子者のエルフの少年

一行は初めて経験する本格的な戦闘に苦戦を強いられるも各々の長所を活かした連携で襲い来る野盗達を退けた
その中で仲間の一人が倒れる姿を見て己の未熟さを痛感するドロシー

彼女は都市グランゼールに滞在する中でより一層人を護るための技術を磨いてゆく…

履歴

・護衛型ルーンフォークとして「仲間との絆」を持っている
1日に1度自身から半径5m以内の自身以外の味方のダメージを「-3」する
これは複数対象の攻撃に対しても発動できる
使用した場合「対象にした味方の数×3」のMPを消費する

・プロローグ後にお酒を初めて飲んだがあまり口には合わなかった

・リサイアから「皆さんを護れる術を一つでも増やしたいんですが何かないでしょうか？」と聞いたところ
アルケミストとしての指南をしてくれた。これで皆が傷つく機会がさらに減ると良いなとドロシーは思った。

・とある装備を得るためにタジオから借金をし 更に生家から苦楽を共にした盾を売った。
傷だらけの古い盾は高値とは言えなかったが別れ際にドロシーはそれまでの苦労を労うように そして名残惜しそうに盾の傷をそっと撫でた。

・日記をつけている。生まれてから今に至るまで欠かさず 良いことも悪いことも日常で思った些細なことも全て書き残すようにしている。
ルーンフォークは万が一死亡して蘇生した場合記憶を失うので念のためという意味もある。

・米派

・猫派

・高いところが苦手

・パリジェネシスを覚えた

セッション履歴

収支履歴