黄昏の野火、フォルネウス
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(視覚を除く)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- 大砂海
- 知名度/弱点値
- 15/23
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3
- 先制値
- 22
- 移動速度
- 32(四足)
- 生命抵抗力
- 17 (24)
- 精神抵抗力
- 16 (23)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
噛みつき(頭部) | 16 (23) | 2d+18 | 16 (23) | 13 | 156 | 44 |
叩きつけ(右前足) | 17 (24) | 2d+17 | 16 (23) | 14 | 133 | 25 |
叩きつけ(左前足) | 17 (24) | 2d+17 | 16 (23) | 14 | 133 | 25 |
なし(胴体) | ― | ― | 16 (23) | 13 | 141 | 46 |
尻尾(尻尾) | 18 (25) | 2d+18 | 17 (24) | 15 | 153 | 44 |
- 部位数
- 5(頭部、右前足、左前足、胴体、尻尾)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]炎無効
[常]退化した眼
盲目状態によるペナルティ修正を一切受けません。
また、視覚に影響を与える魔法や効果の対象にもなりません。
[常]重油やられ/必中
「重油ポイント」を1点以上得ているキャラクターは、自身の命中力判定が「重油ポイント」点減少します。
また、武器による攻撃が命中した場合に与えるダメージが、「重油ポイント」点減少します。
この効果は炎、病気の複合属性で、1日の間持続し、得ている「重油ポイント」の合計が「5点」になるまで累積します。
「重油ポイント」を1点以上得ているキャラクターは、【キュア・ディジーズ】など、
病気を消滅させる魔法や効果を使用することで、「重油ポイント」を1点、減少させられます。
●頭部
[主]2回攻撃&双撃
機敏な動きで噛みつきを繰り出し、それぞれ1回ずつ攻撃を行います。
1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を同じ対象にさらに行うか、
別の対象を選んで行うかを選ぶことができます。
[主]燃焼重油ブレス/17(24)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/射撃」で、「対象:1エリア(半径6m)/20」に燃え盛る重油のブレスを吐き出し、
「2d6+18」点の炎、水・氷の複合属性の魔法ダメージを与え、対象は「重油ポイント」を1点得ます。
この能力は連続した手番には行えません。
[主]身も凍る雄叫び/16(23)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」に寒気立つおぞましい咆哮を放ちます。
この魔物を除いて、対象エリア内に存在するすべてのキャラクターは、
「2d6+16」点の衝撃、呪いの複合属性の魔法ダメージを受けます。また、精神抵抗判定に失敗したキャラクターは、
10秒(1ラウンド)の間、本能的な恐怖のためにあらゆる行為判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
この効果は精神効果属性です。また、耳が聞こえない状態のキャラクターや、
知覚が「魔法」または「機械」のキャラクターは、この効果の対象にはなりません。
この能力は連続した手番には行えず、使用後は[部位:頭部]のMPを「5」点消費します。
[常]マーキング
「半径6m」以内に存在する、「重油ポイント」を1点以上得ているキャラクターに対しては凶暴化します。
[部位:頭部]は、「重油ポイント」を1点以上得ているキャラクター対象を優先的に狙います。
また、[部位:頭部]は、「重油ポイント」を1点以上得ているキャラクターに対する、
命中力判定に「+2」のボーナス修正を得、与えるダメージを「+3」します。
2種類の効果は、いずれもこの魔物の聴覚に依存します。
なんらかの魔法や効果によって聴覚が正常に機能していない場合、この効果は発動しません。
●右前足、左前足
[主]烈火掌/17(24)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/起点指定」で「対象:1エリア(半径6m)/20」に、前足を叩きつけて爆発を起こし、
「2d6+20」点の炎属性の魔法ダメージを与え、その場に転倒させます。
この能力は連続した手番には行えず、[部位:右前足][部位:左前足]のどちらかが主動作を終えていた場合は使えません。
[宣]かばうI
戦闘特技《かばうI》と同じ効果です。
[常]つかみかかる
叩きつけによる攻撃が命中した場合、対象を前足で押さえつけ、拘束します。
対象は移動ができなくなり、近接攻撃、遠隔攻撃も、この魔物に対してしか行えなくなります。
この魔物自身も、拘束した対象には、拘束している[部位:右前足]または[部位:左前足]以外では攻撃できません。
また、次の手番から、拘束を行っている[部位:右前足][部位:左前足]のどちらかは、
自動的に「2d6+20」点の物理ダメージを対象に与えます。
対象が脱出を試みる時は、引きはがし処理に従います。
この能力によって、対象を拘束している間、この魔物は他のキャラクターを攻撃できません。
この魔物自身が対象を解放したい時には、補助動作によって自動的に行うことが可能です。
●胴体
[常]攻撃障害=不可・+4
大きな図体が、頭部への攻撃を遮ります。
[部位:頭部]は、近接攻撃の対象にならず、また、遠隔攻撃に対する回避力判定に
「+4」のボーナス修正を得ます。[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、
この能力は失われます。
[常]燃え盛る重油/15(22)/生命抵抗力/消滅
自らを中心に、「半径6m/20」の範囲に、常に燃焼する重油を分泌しています。
対象は、自身の手番の終わり、または10秒(1ラウンド)経過するごとに、
HPの最大値が「重油ポイント」点、減少します。
「重油ポイント」を1点以上得ていないキャラクターは、この効果の対象にはなりません。
[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
[主]炎上突進
「射程/形状:2(20m)/貫通」で、対象に近接攻撃を行います。
近接攻撃は、対象ごとにこの魔物の任意の部位のものを用います。
この能力による物理ダメージは炎属性が付与され、対象は「重油ポイント」を1点得ます。
この能力は連続した手番には行えません。
●尻尾
[補]重油活性化状態
一時的に重油の分泌量を増やし、攻撃を強化します。
1分(6ラウンド)の間、[部位:尻尾]は、物理ダメージに炎属性が追加され、
[部位:尻尾]による攻撃や能力で「1」点以上の物理ダメージ、または炎属性ダメージを受けたキャラクターは、
「重油ポイント」を1点得ます。この効果は炎、病気の複合属性として扱われ、
対象に「重油ポイント」を与える能力に対して、この効果は重複せず、効果の対象になりません。
また、「[常]炎無効」「[常]病気無効」のどちらかを持つキャラクターも、この効果の対象にはなりません。
加えて、この能力の効果が続いている間、[部位:尻尾]は、
水・氷属性のダメージを受けるとき、自動的に「3」点のダメージを余分に受けます。
この能力は1ラウンドに1回しか使えず、効果が続いている間は連続した手番には行えません。
[常]重油暴発
「[補]重油活性化状態」の効果が続いている状態で、[部位:尻尾]に「30」点以上の水・氷属性ダメージを受けたとき、
纏っている重油が暴発してしまいます。「[補]重油活性化状態」は即座に解除され、
すべての部位に「25」点の確定物理ダメージを受け、その場に転倒します。
[常]長い尻尾
尻尾での攻撃は、乱戦エリアを無視して、「射程/:1(10m)」以内の
任意のキャラクターを対象として行うことができます。
[主]かち上げサマーソルト/18(25)/回避力/消滅
「射程:接触」で、「対象:1体」を尻尾ですくい上げ、突き飛ばします。
対象は自身の陣営の後方エリア(基本戦闘)または、この魔物が選ぶ任意の方向30m(上級戦闘)に投げ出され、
「45」点の落下ダメージを受けて転倒します。この能力は連続した手番には行えません。
[宣]テイルバーナースイング
自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までに、尻尾での攻撃を行います。
「[補]重油活性化状態」でこの能力を使用した場合、さらに「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」に、
炎上する重油がばら撒かれます。この効果の範囲内に存在するキャラクターは、
「抵抗/必中」で、自身の手番の終わりに、「2d6+0」点の炎属性の魔法ダメージを受けます。
この効果は炎、病気の複合属性として扱います。
「[常]炎無効」「[常]病気無効」のどちらかを持つキャラクターは、この効果の対象にはなりません。
[主]炎上重油弾/17(24)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/射撃」で、「対象:1体以上」に、尻尾から炎上する重油の塊を飛ばし、
「2d6+17」点の炎、水・氷の複合属性の魔法ダメージを与え、対象は「重油ポイント」を1点得ます。
この能力を使ったら、対象となったキャラクター1体につき、[部位:尻尾]のMPを「2」点消費します。
[主]火炎旋風/17(24)/生命抵抗力/半減
「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」を、回転しながら放った炎の竜巻で一掃します。
この魔物を除いて、対象エリア内に存在するすべてのキャラクターは、
「2d6+20」点の炎属性の魔法ダメージを受け、その場に転倒し、対象は「重油ポイント」を2点得ます。
この能力は連続した手番には行えず、使用後は[部位:尻尾]のMPを「6」点消費します。
戦利品
- 自動
- 凶導の黄金蟲(720G/金A)
- 2~5
- 燃え盛る緋斑皮(660G/赤白A)
- 6~7
- 超重質炎骨油(2500G/赤白S)
- 8~10
- 血油に塗れた緋触手(3300G/赤白S)
- 11~
- 凶炎の残陽玉(7000G/金S)
解説
大砂海の地下に沈んでいた、魔法文明時代の遺跡に巣食う異形の大型陸生貝類の一種です。
砂漠化によって生息地である海を失ったことで、陸上へと進出し砂漠の環境に適応しました。
乾燥から身を守る目的で、全身から赤銅色の重油が常に分泌されており、空気に触れて炎上しています。
熱に耐性を持たない生物は近付くだけでも重篤な火傷を負いかねず、極めて危険な性質を持つ魔物です。
また、暗所に適応したため目が退化しており、視覚に影響を与える搦め手が通じません。
反面、触角や耳から得た反響音と周囲の温度で獲物の位置を探っており、なんらかの手段を用いて、
反響音をかき消したり、体温を隠すことができれば、この魔物の追跡から逃れることができるでしょう。