ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ゴア・マガラ(狂竜化) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖
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ゴア・マガラ(狂竜化)

分類:その他
知能
人間並み
知覚
魔法(盲目)
反応
敵対的
穢れ
2
言語
ドラゴン語
生息地
さまざま
知名度/弱点値
17/20
弱点
炎属性ダメージ+3点
先制値
16
移動速度
25/-
生命抵抗力
13 (20)
精神抵抗力
13 (20)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
爪(本体) 15 (22) 2d6+13 12 (19) 12 400 -
-(触覚) 17 (24) 0 - 50
部位数
2(全身/触覚)
コア部位
なし

特殊能力

●全身

黒蝕竜

水・氷属性と病気属性によるダメージを受けず、水・氷属性と病気属性による不利な効果を一切受けません。
また、雷属性によって受けるダメージを半分にします。
このキャラクターの攻撃は、任意のキャラクターを除外することが出来ます。

狂竜ウィルス/20(固定値)/生命抵抗力/消滅

このキャラクターから近接攻撃を受けた場合、対象に『狂竜症』を発症させます。

狂竜症

2Rの間、全ての判定に-1の修正を与える。この効果は病気属性として扱う。
『狂竜症』を発症しているキャラクターが、他のキャラクターに対して1Rに30点以上のダメージを与えた場合、そのキャラクターは『狂竜症』を解除できます。この効果で解除に成功したキャラクターは、次の攻撃時のダメージロールに+1のクリレイ修正が付く。

●本体

極限の竜

この部位は1Rに3回攻撃を行います。
また、このキャラクターの行動(『咆哮』を除く)によってマイナス修正を受けているキャラクターがこの部位の攻撃によってダメージを受ける場合、その防護点を3点低いものとして扱います。

咆哮/19(固定値)/精神抵抗力/消滅

咆哮を轟かせ、対象を委縮させます。
1Rの間、PC側全ての行為判定に-1の修正を与えます。
この効果は1Rに1度しか使用できません。

3連鱗粉ブレス/12(19)/生命抵抗力/半減

[射程/形状:2(30m)/貫通]で「2d6+8」点の病気属性魔法ダメージを与え、2Rの間、対象の全ての判定に-1の修正を与えます。
この効果は『狂竜症』として扱います。
この効果で対象を選ぶ際、3体まで確定で狙うことが出来ます。
この効果は1Rに1度しか使用できず、連続した手番には使用できません。
この効果を使用する手番『爆裂鱗粉ブレス』は使用できません。
既に『狂竜症』を発症しているキャラクターに対しては、与えるダメージが『+5』点されます。

爆裂鱗粉ブレス/12(19)/精神抵抗力/半減

[射程/自身]で[対象:1エリア(5m)/全て]に「2d6+12」点の病気属性魔法ダメージを与え、2Rの間、対象の全ての判定に-1の修正を与えます。
この効果は『狂竜症』として扱います。
この効果は1Rに1度しか使用できず、連続した手番には使用できません。
この効果を使用する手番『3連鱗粉ブレス』は使用できません。
既に『狂竜症』を発症しているキャラクターに対しては、与えるダメージが『+5』点されます。

テイルスイープ

5体までを対象に、近接攻撃を行います。
この効果は1Rに1度しか使用できず、連続した手番には使用できません。

2回攻撃・双撃

左右の翼脚で連続攻撃を行います。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことが出来ます。

●触覚

急所

[部位:触覚]と[部位:本体]は如何なる方法でも同時にダメージを与えることは出来ず、複数体攻撃対象とする攻撃を行う場合に、同時に対象とすることは出来ません。(ランダムでターゲットを決める場合は、1d2でどちらの部位に当たったかが処理されます)
[部位:触覚]への弱点ダメージが適用される場合、その値は+3点されます。
[部位:触覚]がダメージを受ける場合、それは全て[部位:本体]への確定ダメージとなります。

隠されし触覚

[部位:触覚]を近接攻撃・投擲攻撃・射撃攻撃以外で攻撃対象とすることは出来ません。

格納

[部位:本体]のHPが『200』以下になった場合、この部位は格納され、攻撃対象等にならなくなります。(行動も行わなくなります)

鱗粉撒き/20(固定値)/生命抵抗力/消滅

[射程:自身][対象:2エリア(30m)]に蝕む鱗粉の領域を展開します。
対象に「5」点の病気属性魔法ダメージを与え、2Rの間、全ての判定に-1の修正を与えます。
この効果は『狂竜症』として扱います。
この時、対象が既に『狂竜ウィルス』『鱗粉ブレス』『3連鱗粉ブレス』『爆裂鱗粉ブレス』『鱗粉撒き』の抵抗判定に失敗したことがあった場合、その回数だけダメージが+3点されます(合計最大+15点)
この効果を使用すると、MPを10点消費します。

戦利品

2~6
狂竜結晶の欠片(2500G)
7~12
狂竜結晶(3000G)
13~
禍々しい狂竜結晶(5000G)

解説

『狂竜化』
翼の鱗粉を撒き散らし、ゴア・マガラの感知能力がピークに達した状態。
ゴア・マガラの翼の裏は初期段階は紫色だが、感知能力が高まるごとに色が変化する。
咆哮を経て濃い青に変化して、ここから狂竜化が近づくにつれ赤みを帯びてゆき、
最終的には赤紫色となる。この体色の変化は、ハンターが狂竜ウイルスを含む攻撃を受ける、
サークル状に設置されている鱗粉に触れる、狂竜症になるなどの要因で進行していく。
こうして翼が赤紫色になった時、ゴア・マガラは咆哮と共に狂竜化する。
この状態は他の狂竜化モンスターと性質が異なり、所謂形態変化の一環である。*5
鱗粉や攻撃を避け続けることで狂竜化を遅らせることが可能。
一度も狂竜化しないままある程度ダメージが溜まると、
一気に翼が赤紫色になりそのまま狂竜化する。
またこの際は通常の悲鳴や慟哭を思わせるような甲高い咆哮とは異なる、
低く禍々しい不気味な咆哮を発する。
この方法で狂竜化するのは一度だけである。
ゴア・マガラ自身にも何かしら負担のある方法なのかも知れない。
疲労状態では狂竜化できない。
疲労時は狂竜化に失敗し、上記の不気味な咆哮を複数回行うことがある。
打撃武器で疲労させれば見ることが可能。
体色が変化する特徴というと、かの「煌黒龍」を想起させる。
聳え立つ角(後述)やモーション、武具に恐ろしい逸話が伝えられていることや、
強大な力を持つが故に周囲に災厄をもたらす存在であるなど、この2種には意外にも共通点が多い。
狂竜化すると翼脚を地面に叩きつけ、翼膜を広げ、
頭部にある角の様な特殊な感覚器官を展開すると同時に天に向かって咆哮、大量の鱗粉を撒き散らす。
背中と翼から禍々しい紫色のオーラを放出しながら躍動するゴア・マガラの姿は、
さながら神話に登場する龍の姿をした悪魔である。
無論、自分が散布した狂竜ウイルスに感染してしまったために狂竜症を発症したわけではなく、
あくまで場の空気が鱗粉で満たされ、全力で暴れ回る舞台が整った状態のことを指す。
公式側でも一緒くたに呼ばれてしまっているため非常に誤解されやすいが、
他のモンスターの狂竜化とゴア・マガラの狂竜化は意味が全く異なるので注意。
また、元々ウイルスを体内に取り込んでいる訳ではないので、抗竜石を使っても何も効果は得られない。
この状態では「翼脚」も積極的に使うようになり、6本足の状態になる。
また、狂竜化する際に鱗粉を撒き散らすせいか、空が毒々しい紫色へと変貌、
黒い靄がかかったかのようにエリア全体が暗くなる。
狂竜化状態では攻撃のバリエーションが増え、翼脚を使った突進攻撃の他、
鱗粉に反応し連鎖爆発を起こすブレスや巨大な翼脚を用いた拘束攻撃、
地面を隆起させるほどの破壊力を持つ土下座翼脚叩き付けなど多彩な技を繰り出してくる。
さらには、ティガレックスを思わせる直線的な突進や、ジンオウガのような翼脚の連続叩きつけ、
ナルガクルガのようなステップ回避、アルバトリオンのような飛びかかりを行った後に
ベリオロスの如く引っ掻きと共に振り向く攻撃など、多種多様な技を持ち合わせる。
攻撃力も飛躍的に上昇し、一撃一撃が非常に重くなるうえ、
縦横無尽に動き回りながら矢継ぎ早に攻め立ててくる。
両腕叩き付けなど、こちらのチャンスになる攻撃もあるのだが、
乗り状態でダウンを奪うなどしない限り、基本的に攻撃チャンスを作り出すのは難しい。
ステップ移動のうち前方に向かってのものには攻撃判定があり、これが地味に痛い。
距離詰めなどで何かと多用してくることもあり、単純にこれだけで削られる場合や、
各種大技で体力を持っていかれたところにさらに赤ゲージをフイにされたりなど意外と厄介。
その上、この攻撃判定でこかされて回避行動がとれないところに翼腕叩き付けを叩き込んでくる
というかなり極悪なコンボも用いてくるので
常に最大限の警戒をされたし。
さらに、狂竜化の維持には自身の周辺が鱗粉で満たされている必要があるため、
狂竜化するとそのエリアを自分のテリトリーとし、エリア移動をしなくなる習性がある。
そのためエリアの地形によっては苦戦を強いられることとなる。
逆に段差だらけのエリアだとジャンプ攻撃と乗り状態を連発できるのであっさり瀕死まで持って行けることも。
ジンオウガの超帯電状態に似た性質を持っており、一定のダメージを与えて怯ませることで、
狂竜化状態を解除させることが可能。解除と同時に落し物もする。
この怯みは二段階あり、第一段階で紫色の発光部分が薄くなった後、
頭を攻撃することで後へ大きく仰け反りながら転がるモーションと共に狂竜化が解除される。
この時、頭に与えるダメージは1でも良い。その気になればキックでも狂竜化を解除できる。
さっきまで暴れまくっていたゴア・マガラがハンターのキックで吹っ飛び縦に転がる姿は実にシュールである。
ちなみに、狂竜化状態でもハンターを見失った場合は四足歩行に戻る。
ハンターを見つけると、また六足歩行になる。
余談だが、狂竜化状態で討伐した場合、地面に倒れ伏した瞬間に角から光が消える。
しかし、ゴア・マガラは通常状態でも怒り状態になるため、
狂竜化は「ゴア・マガラの動きが大きく変化する形態変化」と捉えたほうが良いだろう。
また、挑戦者を発動することで狂竜化中は常に怒り状態であることを確認できる。
なおこの状態で討伐した場合内部データとしては怒り状態として処理されているらしく、
討伐してもなお挑戦者のあの赤い光が保たれている。
通常時の姿に、短く丸い頭部や小さく畳まれた翼などの
明らかに未成熟・未発達に見える部位が多いこと、
前作のジンオウガやブラキディオスといった怒り状態や形態変化で姿が大きく変化する前例から、
公式CGが出た時点で「こいつも何か形態変化するんじゃないか」と予期していたファンも多かったようだ。
その予想は見事に的中したと言えよう。
ゴア・マガラは頭の部分には部位破壊可能箇所が2箇所ある。(頭と触角)
頭の部位破壊が二段階になっているモンスターはいるが2つが独立しているのは珍しい。
攻撃範囲の広いブレス、風圧による束縛、翼脚展開後の攻撃リーチの長さ、俊敏かつ読みにくい動きなど
単純な攻撃モーションだけみても非常に手ごわいうえに、
戦闘中は常に狂竜ウイルスが発症しないように攻撃を与え続けるプレッシャーが付き纏う。
咆哮やエリア移動などで一方的にゲージが溜まっていく状況も多いため、
ウチケシの実は所持限界まで持っていくように心がけたい。
狂竜化は頭への攻撃をしないと解除できないため、罠や乗りを温存しておく。
エリア移動もしなくなるため危ないと思ったらこちらがエリア移動して立て直す。
などなど相手のペースに呑まれずにこちらが出せる手を冷静に考え立ち回ることが重要である。
肉質が軟らかめなのもあって、場数を踏んである程度の腕前が付けば
臆せず果敢に攻めることでもこちらに有利な展開を呼び込める。
ターンファイトではなく、自らが好機を作り出すことを重視する
MH4系列作品をよく象徴したモンスターといえるだろう。
狂竜化中は翼脚を常に地面に付けているが、こちらが壁に張り付いていると滞空することもある。
ブレスや滑空も通常時と同様に使ってくる。勿論性能の変化もない。
触角を展開しながらも滞空するその姿はどことなく成体を彷彿とさせる。

製作者:ケリィ

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