ドスガレオス
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(聴覚)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- 砂漠
- 知名度/弱点値
- 15/18
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3点
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 15/25(地中)
- 生命抵抗力
- 12 (19)
- 精神抵抗力
- 10 (17)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 牙(頭部) | 11 (18) | 2d+10 | 10 (17) | 8 | 75 | 22 |
| 体当たり(胴体) | 11 (18) | 2d+12 | 11 (18) | 7 | 88 | 24 |
| 尻尾(尻尾) | 10 (17) | 2d+11 | 12 (19) | 8 | 68 | 18 |
- 部位数
- 3(頭部/胴体/尻尾)
- コア部位
- 頭部、胴体(すべて)
特殊能力
●全身
[常]炎無効
[常]土に強い、[常]純エネルギーに強い
自身が受ける土属性と純エネルギー属性のダメージを自動的に-3点します。
[常]水に強い
自身が受ける水・氷属性のダメージを自動的に-1点します。
[常]聴覚過敏
呪歌に対する精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を得ます。
[常]群れの統率
自身と同じ乱戦エリア内にいる、すべてのガレオスの命中力判定と命中力判定に+1のボーナス修正を与えます。この効果は、複数のドスガレオスがいても累積しません。
[常]ドスの威信
この魔物と同じ陣営にあるガレオス1体につき、打撃点を+1点します。
[常]怒り状態
すべての部位の打撃点に+5点します。また、「[主]地中潜行」の能力を得ます。
この効果は、この魔物のいずれかの部位のHP現在値が最大値の半分(端数切り上げ)以下となったときに自動的に現れ、戦闘が終了するまで永続します。
[主]地中潜行【前提:[常]怒り状態】
30秒(3ラウンド)の間、すべての部位は回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。このとき、[部位:尻尾]はすべての主動作を行うことができなくなります。この能力を使用したらすべての部位の主動作を完了します。この効果が解除された場合、次の手番終了時までこの能力を再び使用することはできません。
[主]ブラウンオーシャン【前提:[主]地中潜行】/12(19)/危険感知/消滅
この能力は、この魔物が「[主]地中潜行」の効果を受けているときに使用できます。地中から勢いよく飛び出し、対象を吹き飛ばします。「射程:自身」で「対象:1エリア(半径3m)/すべて」に「2d+24」点の物理ダメージを与え、キャラクターを転倒させます。この能力を使用したらすべての部位の主動作を完了します。また、この能力を使用すると「[主]地中潜行」の効果が自動的に解除されます。
[常]疲労状態
30秒(3ラウンド)の間、すべての部位は命中力・回避力に-1のペナルティ修正を受けます。この効果が適用されている間、「[常]怒り状態」の効果は一時的に無効化されます。この効果は、この魔物のすべての部位のMPが0以下となったときに自動的に現れ、「[主]捕食」が使用されたとき、自動的に解除されます。この効果が一度でも適用された場合、以降のラウンドでこの効果が再び適用されることはありません。
[主]捕食
「射程:接触」で「対象:1体」のこの魔物と同じ陣営にあるキャラクターを捕食します。この能力の対象となったキャラクターはただちに死亡します。同時に、この魔物のすべての部位のHPは即座に30点回復します。このとき、HPが0以下となっている部位は回復しません。この能力を使用したらすべての部位の主動作を完了します。この魔物は動物食であり、この能力の対象はこの食性における被食者に該当するレベル5以下かつ「分類:蛮族」「分類:動物」「分類:幻獣」のキャラクターに限られます。そのキャラクターが被食者に該当するのかどうかの判断は、GMが行います。このとき、この魔物と同じ陣営にあるガレオスをこの能力の対象とすることはできません。
●頭部
[主]サンドショット【拡張:[常]怒り状態】/11(18)/生命抵抗力/半減
砂弾を吐き出して攻撃します。「射程/形状:1(10m)/射撃」で「対象:1体」に「2d+8」点の土かつ水・氷属性の魔法ダメージを与えます。「[常]怒り状態」の効果を受けている場合、任意の3体までを対象とすることができます。このとき、ダメージは個別に決定します。このとき、対象は「[常]水属性やられ」の効果を受けます。この能力は連続した手番には使えません。
[常]水属性やられ【前提:[主]サンドショット】/11(18)/生命抵抗力/消滅
対象は30秒(3ラウンド)の間、宣言特技の宣言を行うことができなくなります。この効果は水・氷属性です。
[常]部位破壊
キャラクターの攻撃によってHPが0以下になったとき、適用ダメージを与えたキャラクターは即座に戦利品判定を1回行います。この効果は、[部位:頭部]のHPが0以下となったことで、この魔物が戦闘不能となった場合には適用されません。戦利品の内容は以下の表から決定します。
| 出目 | 戦利品 |
|---|---|
| 自動 | 竜のナミダ(200G/黒B) |
| 2~4 | 砂竜の牙(400G/赤B) |
| 5~7 | 砂竜の鋭牙(800G/赤A) |
| 8~ | 砂竜の重牙(1400G/赤S) |
●胴体
[常]攻撃阻害=+2・なし
大きさが攻撃を妨げます。
[部位:頭部]と[部位:尻尾]は、近接攻撃に対する回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。
[部位:胴体]のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。
[常]麻痺毒【前提:[主]地中潜行】/11(18)/生命抵抗力/消滅
体当たりの攻撃を命中させ、1点以上の適用ダメージを与えた場合、対象に麻痺毒を注入します。
対象は30秒(3ラウンド)の間、あらゆる行動判定(⇒『Ⅰ』123頁)に-2のペナルティ修正を得ます。この効果は累積しません。また、この効果は毒属性です。
[常]部位破壊
キャラクターの攻撃によってHPが0以下になったとき、適用ダメージを与えたキャラクターは即座に戦利品判定を1回行います。この効果は、[部位:胴体]のHPが0以下となったことで、この魔物が戦闘不能となった場合には適用されません。戦利品の内容は以下の表から決定します。
| 出目 | 戦利品 |
|---|---|
| 自動 | 竜のナミダ(200G/黒B) |
| 2~4 | 砂竜のヒレ(600G/赤B) |
| 5~7 | 砂竜の上ヒレ(1000G/赤A) |
| 8~ | 砂竜の特上ヒレ(1600G/赤S) |
●尻尾
[宣]テイルスイープ
近接攻撃可能なキャラクターを任意に5体まで選び、それらに尻尾での攻撃を行います。
命中力判定は一括で行い、複数に命中した場合、ダメージは個別に決定します。
この能力は連続した手番には使えません。
[常]部位破壊
キャラクターの攻撃によってHPが0以下になったとき、適用ダメージを与えたキャラクターは即座に戦利品判定を1回行います。戦利品の内容は以下の表から決定します。
| 出目 | 戦利品 |
|---|---|
| 自動 | 竜のナミダ(200G/黒B) |
| 2~4 | 砂竜のヒレ(600G/赤B) |
| 5~7 | 砂竜の上ヒレ(1000G/赤A) |
| 8~ | 砂竜の特上ヒレ(1800G/赤S) |
戦利品
- 自動
- 魚竜のキモ(20G/赤B)
- 2~4
- 砂竜の鱗(200G/赤B)
- 5~7
- 砂竜の上鱗(600G/赤A)
- 8~10
- 砂竜の厚鱗(1200G/赤S)
- 11~12
- 竜玉(5000G/金黒S)
- 13~
- 大竜玉(10000G/金黒SS)
解説
砂漠地方でのみ確認される、ガレオスの群れのボス的な立場にある個体です。別名《砂竜》とも呼ばれています。
生物種的には一般のガレオスと同ですが、通常のガレオスより二回り以上も大きい体躯を持ちます。
また、寿命も通常の個体より2倍近く長いということも判明しており、これ等の点からガレオスの変異体であると考えられています。年季が入ることで外皮は全体的に黒ずみ、鱗は厚く硬化しています。
ガレオスと同様に、砂中に潜んでいる間は優れた聴覚に頼って外界の情報を得ていますが、大型化したことで体内に取り込める砂の量が非常に多くなっており、発達した体内器官により砂ブレスを連射するなど、通常のガレオスには見られない行動も確認されています。
ドスガレオスの出現自体は比較的稀ではありますが、戦闘能力は通常のガレオスよりもはるかに高く、群れを守るために自ら前線に立ち、積極的に外敵を攻撃する傾向があるため冒険者の間でも危険視されています。