特殊能力

●全身

[常]水・氷無効

[常]水中適正

水中での行動に制限やペナルティ修正を受けません。

[常]炎に弱い

炎属性のダメージを受ける時、自動的に「3」点のダメージを余分に受けます。

[常]蝕む氷晶/必中

この魔物が水・氷属性を伴うダメージを「1」点以上与えた対象は、HPの最大値が適用ダメージと同じだけ減少させます(0未満にはなりません)。
これにより、HPの最大値が0になってしまったキャラクターは氷漬けにされてしまい、生死判定を行わず、即座に死亡します。 こうして氷漬けになったキャラクターは、【アイスコフィン】によって形成される「氷の棺」と同様の性質を持っています。
この効果は水・氷、呪いの複合属性として扱い、永続します。
【リムーブ・カース】の魔法などで解除することもできますが(その場合、25以上の達成値が必要です)、この魔物を倒しても、自動的に解除されます。
HP最大値が0になって死亡したキャラクターは、何らかの方法で氷漬けの状態から解放しない限り、蘇生できません。

●頭部

[常]連続攻撃II

攻撃が命中した場合、同じ対象にもう1回攻撃できます。
2回目の攻撃が命中しても、この効果はありません。

[補]苦悶の鳴き真似/15(22)/精神抵抗力/消滅

「射程:接触」で、「対象:1体」に、犠牲者の断末魔を真似た鳴き声を放ち、敵対者の行動を阻害します。
精神抵抗力判定に失敗した対象は、10秒(1ラウンド)の間、一切の主動作と補助動作を行えなくなります。
この効果は精神効果属性として扱い、1ラウンドに1回だけ使用できます。
また、この能力は連続した手番には行えません。

[主]絶望の響声/15(22)/精神抵抗力/半減

「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」に、けたたましい咆哮を放ち、「2d6+18」点の衝撃、呪いの複合属性の魔法ダメージを与えます。
また、精神抵抗力判定に失敗したキャラクターは、1分(6ラウンド)の間、器用度と敏捷度が「-12」点されます(0未満にはなりません)。 固定値のキャラクターの場合、命中力・回避力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
この効果は呪い属性として扱い、累積します。
この能力は連続した手番には行えません。

[主]零氷の吐息/16(23)/生命抵抗力/半減

「射程/形状:2(20m)/射撃」「対象:1エリア(半径6m)/20」に強烈な冷気を吐き出し、「2d6+20」点の水・氷属性の魔法ダメージを与えます。
この能力は連続した手番には行えません。

[主]くわえこみ/17(24)/回避力/消滅

「射程:自身」「対象:1体」を嘴でくわえこみます。
対象は移動ができなくなり、次ラウンドからは、自動的に嘴での攻撃や「[主]執拗なついばみ」が命中します。
対象が脱出を試みる時には、引きはがし処理に従います。 この魔物自身は、補助動作でくわえた対象を自動的に解放することができます。
この能力でキャラクターをくわえている間は、[部位:頭部]は他のキャラクターに攻撃できず、また、他のキャラクターを対象とした能力を使用できません。

[主]執拗なついばみ/必中

この効果は「[主]くわえこみ」でくわえ込んでいるキャラクターのみを対象にできます。
くわえているキャラクターに対して嘴で激しくついばみ、対象に「2d6+48」点の水・氷属性の物理ダメージを与えます。
この効果を使用しても、「[主]くわえこみ」の状態は継続します。

●右翼、左翼

[常]飛翔

すべての部位は、近接攻撃における命中力・回避力判定に「+1」のボーナス修正を得ます。
[部位:右翼][部位:左翼]の、両方のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

[主]霜の旋風/16(23)/生命抵抗力/半減

「射程/形状:2(20m)/貫通」で、翼をはためかせて直線状に冷気の旋風を飛ばし、
「2d6+18」点の水・氷属性の魔法ダメージを与え、転倒させます。
この能力は連続した手番には行えず、使用後は使用した［部位:右翼］［部位:左翼］のMPを「6」点消費します。

[主]霞霧/15(22)/精神抵抗力/消滅

「射程:自身」で、「対象:1エリア(半径5m)/すべて」を、両翼から発生させた霜混じりの霧で包み込みます。
精神抵抗力判定に失敗した対象は、30秒(3ラウンド)の間、武器攻撃を行おうとする時、距離感覚を上手く掴めず、攻撃が緩みます。
命中力判定に「-2」のペナルティ修正を受け、その攻撃が発生させるダメージは「-4」点されます。
この効果に対しては、呪い及び精神効果属性に対する対策や対処が、どちらも有効です。
この能力は連続した手番には行えず、[部位:右翼][部位:左翼]の、どちらか一方が主動作を終えていた場合は使えません。
また、この能力を使用すると、[部位:右翼][部位:左翼]両方の主動作が完了し、次の自身の手番まで、「[常]飛翔」の効果を失います。

[宣]薙ぎ払いII

自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までに触手翼での攻撃を行います。
この能力を使えるのは、［部位:右翼］［部位:左翼］のどちらかひとつに限られます。
同じラウンドに［部位:右翼］［部位:左翼］の両方が、この能力を使うことはできません。

[主]ダイヤモンドダスト/16(23)/生命抵抗力/半減

「射程/形状:2(30m)/起点指定」で、「対象:1エリア(半径6m)/20」に、両翼を羽ばたいて強烈な吹雪を巻き起こし、対象に「2d6+20」点の水・氷、風の複合属性の魔法ダメージを与え、その場に転倒させます。
この能力は連続した手番には行えず、[部位:右翼][部位:左翼]の、どちらか一方が主動作を終えていた場合は使えません。
また、この能力を使用すると、[部位:右翼][部位:左翼]両方の主動作が完了し、次の自身の手番まで、「[常]飛翔」の効果を失います。

●胴体

[常]攻撃障害=不可・なし

複雑に折り重なった氷の棘が、頭部への攻撃を防ぎます。
[部位:頭部]は、近接攻撃の対象になりません。
[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

[主]攻撃指示

自身の周囲を取り巻く仲間などを、胸部から発する特殊な鳴き声の波長で操り、動作を行わせます。
「射程:接触」で、自身と同じ陣営のキャラクター1体に、追加で主動作を1回行わせます。 対象は本来の手番が完了していても、[部位:胴体]の手番で主動作を1回行えます。 対象がまだ手番を行っていない場合は、この効果での主動作を行った後、通常通り手番を行えます。
この効果は連続した手番には行えず、また、この効果の対象に自身の他の部位を選ぶことはできません。

●右後脚、左後脚

[常]凍傷/15(22)生命抵抗力/消滅

鉤爪の攻撃が命中し、「1」点以上の適用ダメージを与えた場合、対象は生命抵抗力判定に失敗すると傷口が凍りつき、激しい痛みに見舞われます。
以降、自身の手番を迎える度、その開始時に「2d6」点の水・氷属性の確定魔法ダメージをHPに受けなければなりません。
この効果は3分(18ラウンド)の間継続し、累積しません。 また、効果を受けている対象のHPが最大の状態で、さらにHPの回復効果を受けると解除されます。

[主]インパクトクレバス/16(23)/生命抵抗力/半減

「射程:自身」で、「対象:1エリア(半径6m)/20」 に、両脚を叩きつけて氷の柱を発生させ、「2d6+18」点の水・氷属性の魔法ダメージを与え、その場に転倒させます。
この能力は連続した手番には行えず、[部位:右後脚][部位:左後脚]の、どちらか一方が主動作を終えていた場合は使えません。
また、この能力を使用すると、[部位:右後脚][部位:左後脚]両方の主動作が完了します。

[宣]貫穿撃

鉤爪を鋭く捻り込むように攻撃します。
鉤爪による攻撃でダメージを与える際、対象の防護点を半分(単数切り上げ)として扱います。 リスクとして、回避力判定に「-1」のペナルティ修正を受けます。

[宣]狙い穿つ鉤爪

サイコロを振らず、鉤爪による近接攻撃の命中力判定の達成値を29に固定します。
この能力は連続した手番には行えません。

[主]さみだれ蹴り/18(25)/回避力/消滅

「射程:接触」で、両脚を振るって激しい蹴りを連発します。
「対象:1体」で1d6を振り、出目に応じた回数だけ、対象に連続して鉤爪での攻撃を行います。
命中力判定、回避力判定はすべて一括で行った後、打撃点は個別に決定します。
この能力は連続した手番には行えず、「[宣]貫穿撃」「[宣]狙い穿つ鉤爪」の効果は適用されません。 また、[部位:右後脚][部位:左後脚]の、どちらか一方が主動作を終えていた場合は使えません。
この能力を使用すると、[部位:右後脚][部位:左後脚]両方の主動作が完了します。