容姿・経歴・その他メモ

　エルフで言う初老の年に差し掛かり始めた男性。とはいえスノウエルフらしい色白で細身の整った顔はその年齢を余り感じさせない。ただ、口を開けば言い回しや頻発する親父ギャグから年の頃が窺える。
　子どもの頃は両親に愛され、大病を患っても、周囲の子どもを殴り倒しても、森で精霊と遊んで行方不明になっても、変わらずに大切に育てられた。そのため怠け癖が強く、甘えの多く入った性格が人間性の基盤となっている。しかし成人になるかならないかのタイミングで《大破局》が発生し、社会は崩壊、生まれ育ったスノウエルフの村も滅亡の憂き目に遭ってしまう。彼の故郷での最後の記憶は燃え盛る村と、蛮族や魔神と戦いながら自分を外の世界に追い出す両親の姿である。
　そうして旅に出た彼は一人であちこちを彷徨い、その中で魔域に落ちて奈落魔法に目覚めた経験を持つ。数百年の放浪生活の中で同じように魔域に落ちてしまった若人を助けることも多く、マコもそのうちの一人。あそこまで奈落魔法の才がある者とは初めての出会いであり、たちまちのうちに自分よりも上達したことも感心して見ている。
　その場のノリで生き続けて300年、座右の銘は「一人で適当に生きよう」の彼であるが、この年で定職に就いていないことを自分でも肩身が狭く思い、この度冒険者ギルドの門を叩くことになる。自分のことを知らなさそうな辺境に来たら、最後の弟子がそこにいた件について(執筆中)。

「僕ぁね、奈落と森があれば生きていけるの。働かなくてもいいんだよぅ！　なぁ、楽な生活だと思わないか！　奈落だけに、なんつって」
「……はい。えー、この度は定期的な収入が欲しく、冒険者登録をさせていただきたく……、あの、"暈狩"さん？　面接ってホントにどこのギルドでもやってんすか？」
「見てよ、この細腕。ナイフより重いもの持ったことないっふ～、ってね。お前が運んどいてよ、弟子でしょ、頼まぁ」

　口癖は「なるほど」。

面接担当者よりのコメント(一部抜粋)
「これが生きていける世界って意外と平和なんだなって思いましたわ」
「私たちのこと敵だと思ってる目線だったよね、あれ。まぁ冒険者らしくていいというか、放浪者らしいというか」
「あれは曲者じゃな。飄々としておるが、内心では己の敵への憎悪を燃やしておる。その矛先が人でなければよいが」
「生きる意志は十二分。その上で憎悪があり、平穏を尊び、弱きを守ることが身についている。一見では推し量りかねるが、中々の人材だろう。特に蛮族と魔神への敵対心が強そうだ」

一人称：僕　二人称：お前
身長：184㎝　体重：64㎏　誕生日：8月20日

経歴表
A-4-4　両親に愛されて育った
A-5-6　ガキ大将だった
B-1-5　大病を患ったことがある

冒険に出た理由表
3-3　親に言われて

履歴

差配の宝冠　25,000
不敵の仮面　4,520
死人の耳飾り　10,640
奇跡の首飾り　10,000
野伏のサーマルマント　4,500
肩掛け　15,000
マナリング　40,000
雫のブレスレット　5,000
身守りのサンダル　2,000
ミサイルトラッパー　1,660

セッション履歴

収支履歴