ガウル
プレイヤー:Sacma
- 種族
- ウィークリング(ガルーダ)
- 年齢
- 18
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [蛮族の身体][未熟な翼][切り裂く風]
- 生まれ
- 射手
- 信仰
- ランク
- 穢れ
- 2
- 技
- 10
- 体
- 8
- 心
- 5
- A
- 12
- B
- 11
- C
- 2
- D
- 6
- E
- 7
- F
- 7
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 1
- 器用度
- 22
- 敏捷度
- 24
- 筋力
- 10
- 生命力
- 14
- 知力
- 12
- 精神力
- 13
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 3
- 敏捷度
- 4
- 筋力
- 1
- 生命力
- 2
- 知力
- 2
- 精神力
- 2
- 生命抵抗力
- 4
- 精神抵抗力
- 4
- HP
- 20
- MP
- 13
- 冒険者レベル
- 2
経験点
- 使用
- 3,500
- 残り
- 740
- 総計
- 4,240
技能
- シューター
- 2
- スカウト
- 2
- エンハンサー
- 1
一般技能
- カラーマン
- 5
- ペインター
- 5
戦闘特技
- 《ターゲッティング》
練技
- 【キャッツアイ】
判定パッケージ
スカウト技能レベル2 | 技巧 | 5 | |
---|---|---|---|
運動 | 6 | ||
観察 | 4 |
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 6
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 24 m
- 全力移動
- 72 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
汎用蛮族語 | ○ | ○ |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
シューター技能レベル2 | 10 | 5 | ― | ― | 3 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヘビークロスボウ | 2H | 10 | 5 | 25 | +1=3 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
技能なし | 10 | 0 | ― |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
耳 | イヤーラックス | ||
背中 | ハーフマント | ||
腰 | 矢筒 | 太矢 | |
他 | 矢筒 | ブロードヘッドボルト |
- 所持金
- 5 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
太矢56本
ブロードヘッドボルト12本
絵筆
絵の具
スケッチブック
矢筒(銀の矢12本)
救命草*3
救難草
スカウト用ツール
- 名誉点
- 13
- ランク
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク |
容姿・経歴・その他メモ
子供の頃から折られても捨てなかった絵筆と共に世界を見てみたいガルーダのウィークリング。
履歴
ことわり
この世界に僕の居場所はない。それはわかっていた。親からこれでも食ってろと言われんばかりに投げつけられた絵筆。兄弟からは雑魚と蔑まれ、殺す勢いで攻撃される。僕は逃げ出した。
逃げた先で人に会った。僕とほぼ同じ見た目で僕たちを狩る冒険者。どうやら人里が近いようで、買ったばかりであろう新品の武器を手に持ち何かを話していた。
目線がこちらを向く。見つかった。剣を向けられる。殺される。僕は逃げ出した。
悪意も敵意ももう沢山だった。人がいない方へ、家族が居ない方へ、遠く遠くへ。
そうして森の奥深くまで進んだ。深くまで進んで行けば、もう誰も攻撃しないと思って。腐肉を食らった。生きられればそれで良かった。
生きられればそれでよかったのに。出会ってしまったのは巨大な魔物だった。食べ物を見る目でこちらを見ていた。こいつもまた、殺しに来る。
僕は逃げられなかった。もうこれ以上奥には進めない。かといって引き返すこともできない。おどおどと隠れながら、あれに見つからないようにひっそりと生きるしか道はなかった。
そう生活して、数年たったころ、誰かが来た。気配がした。あれが動く。食べ物を探すのを、ついでに絵の具になりそうなのを探すのをやめて逃げ出した。こわい。怖い。一目散に逃げだした。その途中で見たのはひとりで戦っている女の人だった。強いのだろう。一歩もひるまずに戦っていた。あの魔物に。あれに。
そして気になってしまった。あの人とあの魔物との戦いを。
倒れていた。
あの魔物も、あの女性も、両方とも倒れていた。魔物は確かに息を引き取っていた。女性はまだ息があった。
だから安全なところに連れて行った。安全なところで手当てをしようとした。
女性は軽かった。この体で、あの魔物を倒したのかと驚くほど軽かった。あんなに大きな身体なのに。
このままだとまずいのかもしれない。飛ぶように運び、血を止める。重症だった。かぶれない葉っぱを手に取り、傷口に当てる。後で知ったのだが、これは救命草というのだそうだ。女性から教わった。
正直、期待をしていた。もしかしたらこの人はこの魔物を倒してくれる強い人で、僕を助けてくれるんじゃないかと。
向けられたのは敵意だった。何かを吠えている。わからない。こわい。怖かった。武器を、矢の向きをこちらへ向ける。
逃げ出そうと思った。あの魔物はもういない。じゃあ、奥深くに逃げることができる。
でも目の前には女性がいる。あの魔物と同じように、隠れていたら敵意から逃げることができるんじゃないか。
隠れてやり過ごそうとした。でもあの人はその敵意をしまった。
見たこともない表情で手を前に出し、招く動作をしたのだ。誰からもむけられたことの無い、安心する表情だった。
彼女の手は優しかった。心地よかった。
それから3年。彼女、アリサはいろんなことを教えてくれた。武器の使い方、言葉、アリサのたどった冒険譚、そのほかいっぱい。絵筆も直してくれたし、服も買ってくれた。人間から敵意を向けられている理由は蛮族だからなのだと。もし人の町に行くなら、その耳と背中の羽は隠しておいた方がいいと教わった。耳はともかく、その羽で蛮族だとわかってしまうのだと。
ある程度一人で生活できるようになった瞬間、彼女は一人、旅だった。ある程度のお金を残して。旅に出るといった。大金だ。これだけあればずっと生活できるくらいには大金だ。でも、アリサはこれを生活するために残したわけではなかった。
「冒険者ギルド」
地図はもらった。お金と一緒に入っていた。
でも出られなかった。怖かった。
ここは安全だ。ここの外は危険だ。
ここの外には敵意を持って攻撃してくる奴らでいっぱいだ。もう、いやだ。
8年。そう変わらない日々を過ごしていた。
ここは安全だ。でも、誰もいない。
アリサがいてくれたからここは安全なのだ。アリサがいなくなってもここは安全だった。
食べ物を探し、絵の具を作り、趣味に没頭する。
描くのはいつも同じ絵画だ。
ここは安全だ。だけど。
身支度をした。希望を持つのに8年かかった。まだ魔物は怖い。
まだ人も怖いけど。
スケッチブックを持つ。
僕は地図を広げた。
はじまり
冒険者ギルドについて、まず驚いたのは目線が怖くないことだった。
刺される感覚のする目線がない。物珍しそうにこちらを見る人がいるが、たいていは無関心だった。
「アリサからの紹介で来た。」
「お待ちしていました。」
ずっと待っていてくれていた。アリサが信頼している人のようだと思った。
ほとんど登録は住んでいて、後は僕が来るだけだった。
待ってくれていた。
それだけでなんだか、複雑な気持ちになった。8年も待たせた。でも待ってくれてた。うれしさと申し訳なさが一緒にあった。
旅に出たい。出るために大事なことは、準備をすることと仲間を作ることだと言っていた。仲間。
作れるのだろうか。いや、作らないことには始まらないだろう。
パンと飲み物をもらって席に着く。久しぶりのパン。もしかしてこのパンをアリサは持ってきてくれたのだろうか。懐かしくて涙が出てきてしまった。
「不思議な髪型だね!」
耳を隠し忘れた。でも髪だと思われている。涙を隠し切れない。依頼を失敗したのかとも言われた。
二人。子供といつぞや聞いたエルフって種族だろうか。依頼を一緒に受けてくれる人を探しているようで、僕が見つかったらしい。
依頼。冒険者として第一歩のもの。簡単なものは薬草採取とかって聞いている。でも、ここに来たからには早く旅に出たいと思っていた。焦り、というよりは衝動だろう。魔物は怖いが、外を見てみたい。
まだ、ここしか知らない。
エルフはケーティ、子供はメリルというらしい。仲間ができた。もう少し、仲間が欲しくてギルドの外を探しに行った。
仲間になれそうな人はいなかった。外には冒険者が少ない。というよりは街で生活している人が多くて、なかなか見つけることができなかった。
すごすごと冒険者ギルドに戻ると、メリルの知り合いがいた。
ドラゴンとエルフ。それと人間だ。
ドラゴンだ。初めて見た。
そう思ってたのが声に出ていたのか、人間、クレアに触ってみるかと提案された。
いいのか。ドラゴン。触ってみると鱗がピカピカしている。光が乱反射して虹色に見える。手で触ってもその輝きは薄れない。これがドラゴンか。これなら、と頭の中でどの絵の具を使おうかと想像を膨らませる。
止まらない。この衝動で絵にしたい。
「似顔絵書いてもいい?」
言い値で買ってくれるようだ。これはドラゴンを触らせてくれたお礼だからいいのに。めったにこんなことはない。アリサの話の中だけの存在。
メリルの知り合い、クレアとドラゴンのダイヤ、エルフのユキノが仲間になった。こんなにいれば、依頼も怖くない。魔物も、多分怖くない。
おすすめされた依頼があるらしい。墓掃除。500G。
はか。だいぶ遠い。川に沿っていって森の中なのだそうだ。人ならもっと人のいるとこの近くに置けばいいのに。
亡くなった人がいる場所。僕には縁のないところだ。だって、家族のそんなもの、見たことない。
あと二人ほど迷子になりやすそうだから、地図を見てしっかり進むことにしよう。メリル。進む方向、逆だよ。先頭、リーダーだよね。
森の中に入ると、昼なのに暗い。たいまつを燃やさないと見えないほどだ。でもクレア以外の他の人たちは暗い中でもはっきり見えるらしい。いいな。
たいまつを付けて周りを見回してみると嫌な気配がする。ゴーストだ。森の中で見たことがある。その時はすぐに逃げたのだが、あいつは木を通り抜けて通っていた。気づかれなくてよかった。今回もまだ気づかれてはいない。
ゆっくり、気づかれないように……
「うん!みんな、しーだよ!」
川の方へ急ぐ。今の声で気づかれていないか心配だ。でも明るいところに出たとき、きれいな川がきらきらと光っているのが見えた。ここならゴーストは来ないだろう。
なんとか振り切れた。危なかった。
ここで野営ということになった。
ユキノとダイヤが魚を取ってくれた。クレアは料理をしてくれた。おいしい。
テントを張る。入って寝てしまえば一日は終わる。
起きたときに、メリルが見張りをしてくれたらしい。そんなことはなかったようだ。
クレアは料理がうまい。おいしいスープを作ってくれた。天才。
そのスープの中にもちぃなるものをユキノが入れていた。焼いてくれた。ちょっと甘い。
レシピをクレアに渡していたから、きっとクレアが今度作ってくれるのだろう。何になるのかな。
腹ごしらえを済ませて目的地に向かう。
森の奥に一つの意志でできたはかがある。汚れてはいない。花も枯れている。お花。
はか掃除ってはかを掃除するんじゃなくてその周りにいる魔物を掃除することなのか。汚くなりそう。
ゾンビとゴーストが沢山いる。腐っていて臭いが鼻につく。初めてこれを持っていてよかったと思う。
先制はとれた。あとは狙い撃つだけ。
ケーティの魔法で当たるようになった。
ゴースト、ゾンビとの攻防が始まる。
皆強かった。ダイヤは文句ばっかりだった。ダメージがいっぱい出る矢をつがえたが、なかなか当たらない。
やっぱり、いつも使っている矢が当たるんだ。慣れないことはしない方がいい。
めんたまをはぎ取る。これは売れるってアリサが言ってた。
そんなこんなで回復をしているとまた魔物に囲まれた。こっちのほうが強そうだ。
よく狙って。よく狙って。
あんまり当たんなかった。あの骨。厄介。
結構苦戦した。判断ミスもしたし、さんざんだ。皆強かった。
グールの麻痺毒で結構大変なことになっていた。僕には治せない。ちょっともどかしい。
めんたま、抜けない。精進しないと。
きづきあり
戦っている最中、結構まずいと思ったのが、ケーティが回復だけで手一杯の様だったことだ。戦闘中汗がにじんでいた。かつかつの様だった。
そんな負担を減らすために、痛くなくなる草をいくつかかった。それときゅうなんそう?ってのもかった。
ペタって貼っておけばいつかは止血するだろうし、買っておいて損はない。
途中で気づいてしまった。役に立つ棒の集まり、買ってない。たしかスカウト用ツール。
いつかきっと使うだろうし、買ったら財布の中身は5Gしか残っていない。
依頼受けて早く旅に出たい。
みぎかたさがり
使いすぎた。
少ない路銀はそこを尽きそうだ。やはり5Gはつらい。ごめんアリサ。
今日もギルドでスープを飲んでいる。どうしようかと悶々としている。依頼。たくさん受けて旅に出たいのに。
焦りが浮かぶ。いつまでこのままだろうか。
と思っていたらクレアが来た。ダイヤはどこだろうか、見当たらない。
クレアの朝は早い。今日は僕も早起きだった。
クレアがこの後調味料を買いに行くというのについていきたいと思っていたが、行ったところで金はない。断った。代わりに依頼に誘ったら、二つ返事で回答してくれた。
前にパーティを組んだほかの皆も一緒に行ってくれるみたいで、少し安心。
何も見ずに依頼を受けてしまったが、どうやら250Gの薬草採取の依頼だ。風邪を治す薬草なんだそうだ。傷を治す葉っぱとまた違うのだろうか。たしか、きゅうめいそう。この前買ったきゅうなんそうとも違うんだろうな。図書館で調べ物をしたら、近くの森……あそこはちょっとこわいかな。で見つけることができるっぽい。めんどくさそうなので川底にも埋まってた。
あそこが適当だろう。ちょっと怖いけど。いやかなりこわい。この前はなんとか撃退できたけど、今回もうまくいくとは限らない。
また違う森を探してみたけど……。あぶない。とてもあぶない。だったらこの前のとこのほうが、安全?
不安を胸に進むことにした。
薬草集めは順調だった。
よくわかんない薬草も香草もでてきたが図書館で見ておいてよかった、あの辞典がとても役に立った。
でも途中で嫌なことが起こった。メリルがユキノを殴って気絶させたのだ。その大きなメイスで。
少し、忘れていたのかもしれない。人の怖さ。途端にメリルが怖くなってきた。
一緒に後ろにいるケーティにきゅうなんそうを渡す。
効果は絶大だけど一つしかない草をここで使ってしまったのは痛い。
怖い。
探索してしばらくすると川についた。川の底にある薬草を取りたくて川底を覗いてみたら、トカゲがいた。トカゲをどうにかすればあの水草は取れそう。ちょっとした油断が最悪の結果を起こした。
全滅しかけた。
途中でリューゲって傭兵に助けてもらった。見てられなかったみたいで、ここにやってきたようだ。
周りを見てくれるようだけど、念の為見張りしながら野営をすることになった。僕は位中周りを見れないから見張りできないんだけど。そのために火をたかなければならないし、火を焚いたら魔物が寄ってくるのかもしれない。その危険性がある。頼るしかない。
途中起こされてユキノに赤いもちぃはおいしいみたいなこと書かされたけど、なんで汎用蛮族語が使えること知ってたんだろう。蛮族ってバレた?耳でバレたか。髪の毛って見間違われたけどそれで力押しできることはなかったか。こわい。ちゃんと耳を隠さないとだ。
起きて探索を再開する。
そこから探索は順調とはいかないまでも進んでいった。洞窟まで進んで、洞窟の入口には薬草がなくて、苔を太矢でいじることしかできなかった。
洞窟の中はぐちゃぐちゃだった。さっき通った道をグルグルしたような気がして、それでもなんかよくわかんないけど最奥にたどり着いたみたいだ、行き止まりが見えた。
そこには人がいた。
ここに人がいることは足跡で確認できていたけど、何人かがそこにいた。
その中にはリューゲもいた。名のしれぬ盗賊団、そこに雇われた傭兵らしい。
相対する敵だ。
弱いから全員を売りさばくって言っていた。全力で抵抗しなければ。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 3,0001,200 |
0
|
|
|
| | ||
能力値作成履歴#287101-3 | ||||||||
1 | 初めての冒険 | 1,240570 |
13
| 精神 | にぬまさん
| りんとさんねこちゃごりにぬまさん
| | |
取得総計 | 4,240 | 1,770 | 13 | 1 |
収支履歴
冒険者セット::-100
ヘビークロスボウ::-530
太矢::-20*5
矢筒*2::-20*2
ブロードヘッドボルト::-100
ハーフマント::-40
着替えセット::-10
絵筆::-5
油絵具::-10
スケッチブック::-50
イヤーラックス::-10
銀の矢(12本)::-5*12
矢筒::-20
アウェイクポーション*4::-100*4
救難草::-100
救命草*3::-30*3
スカウト用ツール::-100