将来は妖精魔法で万能になるのか、真語魔法と操霊魔法で魔術の源流に触れるのか。答えの無い自問自答を何度も何度も繰り返してもどっちに転んでも私は私なのだから。散々遠回りしたんだ、それなら自分で決めた道は絶対曲げちゃいけない。仲間もギルドもこの力も唯一なんだ。

ユイは「アミル」と呼ばれることを相当嫌っているみたいだ。しかしなんだろう、コミュニケーションをとりたがらないユイがここまで感情を出すのはどれほどの理由があるのだろうか。興味がある
アルベル・アリスには近付き過ぎないくらいで観察をしていきたい。不信感とは違うがドレアには何かありそうだ、俺もいい気分はしなかったが山頂での依頼や勝負に対する拘りは狂気に近い何かを感じた、これもまた興味深い。
カナメはあんな依頼者にも、登山について熱烈に語っていた。自己紹介の時に言っていた山に対する関心は本当のようだ、比較的危険行動は見えないし少し信用してもいいかな.
俺なら上手くやっていける、次も頑張ろう。

ジェイという新人戦闘技術も然る事乍ら探索周りも優れている優秀な冒険者という印象
アルベルは遺跡に対して凄い関心を示していた、詳しくはわからないが役に立つ知識はこちらでも蓄えていこう。
それよりもユイに関してとても不自然な事があった、宝への執着だ、数えては無かったが相当数言っていた事は確かだ、俺が不信感を抱いた最大の理由は「多分バジリスクってやつだな中にいるのは、相手にしない方が絶対に良い...これは絶対だ...」という言葉だ、彼は獣を連れているが魔物に関しての知識は無かったはずだ。それともわかっててあの対応をとっていたのか？
こちらが興味・不信感を持っている事を悟られたら面倒だし大事になってからでは困るから次の依頼までに核心を突きたい。俺が対話を設けたら来てくれるだろうか、俺の推測が正しければ断るはずがない、いや断れないはずだ。確認しよう彼の素性と目的を...最悪の場合は傷つけず無力化を...いやそんなこと考えちゃいけないな、2回も死線を超えた仲間だ。
アルベル・カフカは何をするかわからないが戦闘で役に立ってくれるのは事実だ良好な関係を築いて行きたい。

最悪の結果ではなかったにしろ、やはり彼は蛮族(ウィークリング)だった。何を企んでいるかは分からないが真意を掴むか、彼の方から切り出して来るまでは警戒を怠らないないようにする。逆上して襲って来ることは無く、害意も感じとれなかった。適切な距離間でこちらも信頼を勝ち取っていこう

心配していたけど、みんな凄く頼りになる、ユイの件では非常に頭を悩ませたがそんな心配は要らなかったようだ。
それはそれとして、ミスティカルリーフ学問には興味をそそられたが、逆に俺も負けていられないとプラスの感情を抱けた、また依頼を～みたいな事を言っていたので楽しみにしておこう。

お互い暗黙の了解で済ませたが彼女もユイの種族を掴んでいるのだろう、大事にされる事を危惧していたがその心配は無用だったようだ。なんにせよ一段落...でいいのかな。

奈落についても知見を得れて有意義だった。特に変わらない面々で関係にも進展は無かった。

今回は久しぶりに重厚な戦闘ができた、相手の軍師がもっと知的であれば戦いは困難を極めただろう。

濃いメンバーとの依頼だった、レインボーウルフとかいう非常にうざったい敵もいた。あの森にはあいつがゴロゴロ居ると考えると頭を悩まされる。ドレアと対話したが真っ直ぐな言葉を聞けた、彼女に頼る訳にはいかないがこのメンバーで安心を覚えた。