“平和の代弁者”ラクガン
プレイヤー:あやせ
「一番最後まで残ったA国もとい俺が最強ということで良いな?」
- 種族
- 人間
- 年齢
- 50
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [剣の加護/運命変転]
- 生まれ
- 冒険者
- 信仰
- “炎武帝”グレンダール
- ランク
- 穢れ
- 技
- 6
- 体
- 10
- 心
- 10
- A
- 6
- B
- 9
- C
- 10
- D
- 10
- E
- 5
- F
- 6
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 1
- 成長
- 0
- 成長
- 29
- 成長
- 24
- 器用度
- 12
- 敏捷度
- 15
- 筋力
- 21
- 生命力
- 20
- 知力
- 44
- 精神力
- 40
- 増強
- 1
- 増強
- 増強
- 2
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 2
- 敏捷度
- 2
- 筋力
- 3
- 生命力
- 3
- 知力
- 7
- 精神力
- 6
- 生命抵抗力
- 16
- 精神抵抗力
- 19
- HP
- 59+15=74
- MP
- 79
- 冒険者レベル
- 13
経験点
- 使用
- 105,000
- 残り
- 0
- 総計
- 105,000
技能
- プリースト(グレンダール)
- 13
- ファイター
- 9
- セージ
- 9
- スカウト
- 7
- エンハンサー
- 2
- バード
- 1
戦闘特技
- 《魔力撃》
- 《魔法拡大/数》
- 《マルチアクション》
- 《武器習熟A/メイス》
- 《武器習熟S/メイス》
- 《防具習熟A/金属鎧》
- 《防具習熟S/金属鎧》
- 《タフネス》
- 《ルーンマスター》
- 《トレジャーハント》
- 《ファストアクション》
- 《鋭い目》
- 《弱点看破》
- 《マナセーブ》
秘伝
- 《剣魔流転撃》
練技
- 【オウルビジョン】
- 【キャッツアイ】
呪歌
- 【アーリーバード】
判定パッケージ
スカウト技能レベル7 | 技巧 | 9 | |
---|---|---|---|
運動 | 9 | ||
観察 | 14 | ||
セージ技能レベル9 | 知識 | 16 | |
バード技能レベル1 | 見識 | 8 |
- 魔物知識
- 16
- 先制力
- 9
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 17+2=19 m
- 全力移動
- 57 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
神紀文明語 | ○ | |
魔動機文明語 | ||
エルフ語 | ○ | |
ドラゴン語 | ○ | |
ドワーフ語 | ○ | |
リカント語 | ○ | |
巨人語 | ○ | |
妖精語 | ○ | |
ケンタウロス語 | ○ | |
汎用蛮族語 | ○ | |
ドレイク語 | ○ |
魔法/呪歌
魔力/奏力 | 行使/演奏 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||
---|---|---|---|---|---|
プリースト技能レベル13 | 神聖魔法 | 20 | 20 | +0 | ✔知力+2 |
バード技能レベル1 | 呪歌 | 8 | 8 | +0 | ✔精神力+2 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
ファイター技能レベル9 | 23 | 11 | ― | ― | 12 |
《武器習熟S/メイス》 | ― | ― | ― | ― | 3 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カーメンキャッパー | 2H | 21 | +6=17 | 43 | 12 | +1=16 | ✔ | 炎属性で攻撃を与えたときに追加Dを+1する。アビスカースの影響により、ラクガンは自分の足以外で10分以上移動した後は一時間、行為判定に-1がつくようになる。 「唸る」 携行時 その武具から常に羽虫が飛び交うような音が響く。隠密判定、危険感知判定に-4のペナルティ修正を受ける。 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
ファイター技能レベル9 | 23 | 11 | ― |
《防具習熟S/金属鎧》 | ― | ― | 3 |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ドントレシアの堅忍甲冑 | 23 | 10 | ✔ | ||
他 | ブラックベルト | 1 | ||||
合計: すべて | 11 | 14 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
頭 | 決死のハチマキ | 攻撃は自動命中するがダメージが追加で2d入る。 | |
耳 | 猟人の目 | まもちき失敗時に相手のレベルがわかる。成功すれば命中判定+1 | |
右手 | 筋力増強の腕輪 | ||
左手 | 正しき信念のリング | 精神抵抗力+2 | |
┗ | 能力増強の指輪(器用) | 巧みの指輪(翠) | |
腰 | ブラックベルト | 防護点+1 |
- 所持金
- 300 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
魔晶石15点×3
魔晶石10点×30
ポーション薬草セット×1(魔香草×20、ヒーリングポーション×10、魔香水×3,
アウェイクポーション×2)
カーメンキャッパー
ドントレシアの堅忍甲冑
筋力増強の腕輪
韋駄天ブーツ
能力増強の指輪(器用)×5
能力増強の腕輪(器用) ×1
能力増強の指輪(敏捷)×5
所持アビスシャード×21
信念のリング
ブラックベルト
猟人の目
決死のハチマキ
聖印
楽器(三味線)
- 名誉点
- 2220
- ランク
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク | |
秘伝 | 30 |
楽器(専用化) | 100 |
武器(専用化) | 50 |
専用鎧(専用化) | 50 |
聖印(専用化) | 100 |
容姿・経歴・その他メモ
①経歴に基づいた設定
経歴1:破産したことがある
経歴2:のめり込む趣味がある
経歴3:自殺を試みたことがある
冒険の目的:倒したい相手がいる
Q何で破産したの?
A.絶対自分負けね~~!って思ってたら金が足りなくなって負けた。戦後処理がエラいことになったので「降伏した後の国家予算の面倒を見るもとい戦後処理をなんとかする」ことを条件に降伏した。ちなみに長年の戦災への恨みつらみがたまって現在進行形で絶賛民衆や王族、軍部がまとめて「反乱軍」となる一向一揆状態になっているが、ラクガンとしては民のことは「怖くもあり、可愛げのある愛しい存在」だと思っている。まぁ煽るし戦争はさせる。土地はめちゃくちゃにさせる。
Qのめり込む趣味とは?
A.陣城作り。ひたすら防衛拠点(城)を築いては攻めて取り壊し(廃城)また作り…のエンドレス。豪華絢爛な建物ではなく、質素だが入り込んできた敵をひたすら屠り籠城に適した拠点を作る時が一番ワクワクする。しかし地下掘って通路作ってそこから密偵を送り込んだりする派手ではないが技術力とマンパワー頼りの脳筋軍国家を運営していたのでつまるところ金から先に無くなった。金が尽きると人が倒れ、建物が崩れ、一気に荒廃していった。
彼は万能ではなく天才でもない自分を捨てるように自殺を試みたときもあった。が、死ねなかった。ありとあらゆる死に方をしても彼の「不運」が「幸運」となり何度も彼の命を救った。
運命転変。この世界で「人間」に課せられたギフトを彼は持て余している。彼が言うには「俺はつくづくツイておらんのだ」と。
彼の倒したい相手は「レナード議長」その人である。彼は10年以上も続いた戦争を「終わらせた」人である。彼は自分と同じ「人間」でありながら、似ているところも反対なところも多いのだ。例えば、似ているのは人心掌握に長け、人をうまく使ってあらゆる手で「殺す」ところとか(とこの人はそう思っている)要は「戦争家」として似てる。でもレナードは「運命」を味方につけ、世界を平和に導き、人々から称賛された。何でアイツは成功して俺は失敗するんだよ!とおもってマジで死ぬ瞬間までレナードをどうやって殺してやろうかめちゃくちゃ考えてる。【結論】勝手に似てると思ってライバル視してうぎぎ~!ってなってる。
王の経歴
ラクガンは長年王政が続くA国の王の元で四男坊として生まれた。長男は生まれながらにして強く、健康で快活だった。次男は聡く、普通の子なら一年かけて読む本を三か月で読了し、暗唱までしてみせた。三男は人づきあいがうまく、動物や人など、種族を超えた繋がりを作るのが上手かった。そして四男のラクガンは、これらの兄と比べると「凡才」と称された。
母はA国の大手商工協会の一人娘である。要は自分は妾腹で庶民の血が入っているのだ。上の兄の母親は皆貴族で王族だ。上の兄たちとは「母親」が違うだけで住む部屋も服も食べ物も読む本も違った。10歳を迎える年に母が亡くなった。王宮の中の冷ややかな待遇にも屈することなく、気丈に振る舞っていた、良い母だった。よく物語を読み聞かせ、神官を師とすることをラクガンに勧めた。
(戦国あるある!ややこしい出自の子は出家させがち。)母は王宮の中ではなく、外で神官として過ごしてほしいと願っていた。
しかし、「本家」がそれを許さない。長男のスペアになりえるならば「凡才」でも囲っておいて損はない。10歳くらいのラクガンは母のいない広い部屋で王族として最低限の生活を送らされる冷や飯食いの生活をこれから「王」となるまで過ごすこととなる。
[王が冷や飯食い中にやっていたこと]
〇各国の歴史や神様の物語(叙事詩)を読みふける
〇王宮の中に飽きて誰にも言わないまま冒険者として旅に出て、行く先々で冒険者の話を聞いて楽しんでいた。また、自らも真似して冒険者に話をしていた。(ただし、血相変えて斥候が飛んできたので短期間の旅となった)
〇楽器(バード)を習う
しかし、転機は訪れる。上の兄弟たちが病や第四次ミラージ戦、内ゲバに巻き込まれて全員死んでしまった。残ったのは冷や飯食いのプー太郎であるラクガンしかいなかった。齢30。 人々は「救世主」を求めていた。
遅咲きだが、彼は「国王」となることになったのだ。 しかし、生み出されたのは「平和を謳う稀代の名優」だった。
彼は謳った。富める国を。誰にも負けない「英雄」の国を。千年先も安寧と人々の笑いが絶えない国を。
人は求めた。彼の見せる「夢」を。「英雄」を。「救世主」を。 千年先も語り継がれる愛ある祖国を。
ラクガンは憧れていた王というポストで行う政治に精を出した。彼には求心力があり、弁舌の巧さがあった。人を動かし、戦や内ゲバで荒れた王族のもたらした不幸な土地を瞬く間に幸せな土地へと変えてみせた。しかし、彼は「自分でしかできないこと」を求めた。
問おう。国を富ませるにはどうすればいいか?物流を、人の暮らしを豊かにさせるにはどうすればいいか?
応えよう。諸君、『戦争』を始めようではないか。
自国には「あの土地は元々我々の土地だったのだ」といった。古い叙事伝の一節だけが頼りの情報を、新聞の一面記事のように語った。
人々は土地を守ろう、生活を守ろう、人を守ろうと動き、働いた。
敵国には「あの土地は元々我々の土地だったのだ。さあ、返してもらおう。」と小石を投げた。
その小石の投げ合いは、矢になり鉄砲となり、大砲となり、魔法となり。
土地は荒れ、人は消えた。建物も荒れて使い物にならなくなった。
人々は怒った。「聞いていた話と違うではないか」と。
「王」は答えた「夢を見せた。ただそれだけの話だ。『叶う』といつ言った?さあ、夢はいつか覚めるものだ。文は句点で占められるものだ。諸君、これが現実だ。これが真実だ。おはよう、さぁ楽しもうじゃないか。この新しい世界を!」
王は笑った。一人の玉座で。がらんどうの王宮で。13年。長い月日が流れた。資金は尽き、人は消え、生きた者は幽霊を見る目で国を捨てた。ミラージ連合軍が自分を捕まえに来た。「降伏者」として。降伏のための署名を書く。一文字一文字、線を滑らせるたびに戦争の記憶が流れる。13年。俺の13年。俺の13年がこれで終わってしまうのか。殺意はあれど反抗する気力はなく。暴れる力も物もなく。「王」だった男は地下牢に閉じ込められた。
彼は再び人々の前で言葉を出す機会はあるのだろうか。死ぬ前に、死ぬまでに一度には。
「さあ、諸君。戦争を始めよう。」
戦犯への印象
B国ラリマー→B国で雇われているドラゴンライダーのルーンフォーク。当時は全盛期ほど土地が大きくはないA国にとってB国の存在は己の盾となり剣となる存在だった。有難い事この上ない。ラクガンは上層部に声をかけた。「A国の文化や世界情勢の知識を特別に、お教えしようではないか」と。上層部は喜んで将軍を差し出した。その情報が「規制と統制の敷かれた限られた情報」であるとも知らず。ラリマーについては「話聞かないし煽ってくるし強いけど腹立つな~」と思ってはいるが、生きてきた年月の少なさゆえか、種族的な根底に潜む実直さや素の戦闘力の高さは評価をしているし、好印象でもある。あ~あ!もっと利用したいと思ったのにな!残念だな!皮肉と評価を込めて「軍神」「氷竜の蛮勇」と呼ぶ。
C国センヴェー→一番意味が分からない。確かに自分の用意した「夢」のなかでは突然現れた道化として席を作り、あしらおうと思っていた。彼は優秀で働き以上のことをしてくれていたが、それ以上に「b国に条約を破らせる」というかなりヤバいことをしてやってくれたのだ。戦犯同士で知能の高さや考え、言うことは通じる者がある!と思っていたら根底に潜むものがどうしようもなくコンジャラーかつ、自分の見せた『夢』の中でまだ歩いているようなので、「どうしたもんかな」と思っている。皮肉も込めて「道化」と呼んでいる。
D国モナカ→戦争を続けていくうえで「武器」が欲しくなった王は、研究所として名高いD国研究所の面々を説き伏せ、懐柔した。さらに、D国政府にもA国に協力するように言葉の籠で絡めとった。彼はひときわ優秀な青年に目をつけた。それがモナカだ。
彼は与えた。師匠として、この国の政治とやろうとしていること、そして平和の有難さを。A国と手を組むとどのような利点があるか?世界情勢はどうなっている?都合の良い情報を切り取り、与え、「教育」した。彼の純真かつ自分の賢さを手数に踏まえた上で行動する有能さには純粋に評価し、敬っている。王としては愛しく、頼りになる最強の切り札(カード)だ。親しみを込めて「愛弟子」と呼んでいる。
攻撃ルーティン
①補助動作でキャッツアイを使用。【オフェンティックファイア】を纏い、最前線へと駆け出していく。
(ファスアクが取れれば【オフェファイ】後に【バーニングソウル】を纏って手番終了)
②主動作では、主なアタッカーはラリマー、フラビオに任せるつもりで≪魔法拡大/数≫で前線の即効の回復に努める。
適宜、状況に応じて【ホーリー・ブレッシング】を与える。HP30しかない回復しない膜を張る一日限定の技なので注意!
③近接攻撃ができるなら、≪マルアク≫と≪魔力撃≫または≪魔法拡大/数≫を使って炎属性で殴る。
最初のマルアクの魔法は回復の必要がなさそうならヒートウェポンします。
近接の手順は(秘伝)と(魔力撃)宣言→命中振る→殴る→殴れなかったら魔法行使(秘伝により行使判定にBD+2)殴れたら魔法行使(行使判定にペナ-2)
履歴
D国 徴収極秘資料 ミラージ連邦 調査班B6報告書
D国が降伏した際に政府側の資料として保管されていた資料あり。封蝋されているので誰かに贈るのか、はてまたただただ保管されているだけなのか。中身を開いてみると大量の書簡であった。誰かの日記のような、ただ「在ったこと」がありありと記されていた。
始まりの文章は誰でもない…いや、文章の向こう側には「誰か」がいる設定で綴られ、そして文末はいつも「我が心は愛する祖国と共に」と締めくくられている。詳しく調べてみると、D国の誰かがA国に潜入捜査していた時の記録のようだった。とにかく10年数のものが毎日のように綴られている。A国とは武器の需要と供給的な面で不仲ではなかったはずだ。しかし、ここまで国の内部事情や先の大戦での侵攻されるであろう土地や遂行されるであろう作戦などが緻密に記されている。それだけではない、A国の主であり、今回の戦争の発起人とされているラクガン王のその日の機嫌や話したことまで詳しく記されている。いくら親交があったとはいえ一国の事情がここまで筒抜けではたして良いのか。D国はあの大戦にて立ち回れたのか、はてまた手に入れた情報が上手く使えず、歴史の闇に潰えたか…いずれにせよ、これは歴史的価値の高い資料として保管しておくべきことだろう。…これからの平和のためにも。
我々の中ではこの人物は「書簡人」と呼ばれ、調査が進められてきていた。この人物は手紙によって数千の名前と文体と口調を変えているのだ。器用な事この上ない。
書簡人の招待が分かった。この人物…いや、この女性の名前は「ミタラシ」。そう、A国の王妃といわれていたミタラシ王妃こそがD国の中流貴族の子女出身であり、諜報員として王宮に一人でもぐりこんでいたのだ。しかし、ミタラシ王妃の存在を知るものは民衆にも少ない。なぜなら、A国が表立って王妃の名前や存在を喧伝することは無かったためだ。そう…何せ、あの王が居るのだ。多少は宣伝されてもかき消されてしまうのは仕方のない事なのかもしれない。
ミタラシ王妃の日記と思われるものが発見された。中には書簡と違って当人の赤裸々な思いが多く載せられているようだった。不定期ではあるが、両掌サイズの手帳に、小さな文字で隔日、隔週、隔月単位とまちまちでびっしりと書かれていた。
(以下日記から抜粋)
『国の上層部の方々からお話をいただいた。私は今日から『レディミタラシ』として、A国へと諜報員として向かってほしいのだとか。何故私が…と思ったけれど、貴族とはいえ、家もそんなに大きくないし、私は兄弟姉妹の中でも末の方で子どものいない未亡人だ。選ばれたのもおかしな話ではないかもしれないだろう。それに、戦争で夫を亡くした私には願ってもない仕事だと思う。有難く受けようと思った。
私はこれからA国の民衆として素性を偽り、過ごしていくことになる。まずは土地や料理に詳しくならねば。私は今日からA国民になるのだから。』
『私の夫と家は戦争によって焼かれた。あんな思いはもううんざり。私の便りで少しでも祖国が力をつけてこの戦に終止符をうってくれるのだとよいのだけれど。』
『A国に移り住んで半年が過ぎた。土地にもだいぶ慣れることが出来たところで、先月前から物売りの仕事を始めることにした。石鹸などの日用品や食べ物を戦場や軍部基地に売りに行くのだ!これで諜報員としてさらなる活躍ができると思う。この国の砲弾数、使用口径、兵士の数まで取れる情報はすべてを取らなければ。』
『物売りとしてA国の軍基地に行くにつれて分かったことは、兵士に話しかけるのはそれほど不自然な話でもなく、それどころか色々と私に話をしてくれる。最近の軍の待遇や今日の練習メニューに今週末の行軍先、そして兵士の個人的な趣味の話や休日の予定の話まで。時々混ざる軍用語や武器の話がわかるのは、夫のおかげだ。祖国に尽くせているのは彼のおかげだ。より一層感謝をしなければ。話が忘れないうちに記録して、祖国に便りを送らねば』
『私が人間ではなくドワーフであることをからかって、若い兵士の集団の一人から『密偵だったりして』と言われたことがあった。正直冷や汗をかいたが、なんとか笑い飛ばしておいた。私はA国民のしがない農夫の家の子だ。そんな器用な事はできませんと。嘘は言っていない。私だって夫が、家が焼ける前は鍬を握って、畑を作って季節の花や野菜を育てていたのだから。』
『最近、やたらと話しかけにくる男がいる。”物売りの私”に神話や政治の話なんて分かるわけないのに。とりあえず相槌だけでも打っておく。男はいろんな人と、種族と話をする。話をするのが好きなのか、話を聞いてもらうのが好きなのか。どちらも私にはわからない。』
『よく話しかける男に呼びだされた。結婚相手はいるのかと聞かれた。居ないと答えた。男は少し考えた後に、宮仕えをしてみるつもりはないか、と聞かれた。給仕の係が一人枠が空いているのだと。王宮内は親戚同士に内乱状態で一時期大変だったとは聞いているが、今はどうなのだろうか。A国の内部が知ることができるかも。気になる。祖国に至急連絡と報告をする。』
『祖国上層部から返事が来た。返事は二重丸。新たな私の活躍を見込んでくれているということで構わないだろうか?物売りから給仕係へと昇格!一人だけでも祝うとしよう。…それにしても、あの男は一体何者なのだろう?』
『待ち合わせた場所へ荷物を持って向かうとそこは市街地からよく見るあの王宮だ。王宮の中を一通り丁寧に案内されたあとに、大きな部屋に通された。客室かと思えば「今日からここがお前の住む部屋だ」と言われた。男にメイドの一人一人ににこんな立派な暮らしをさせているのかと聞くと鼻で笑われた上に「そうだな」と返された。とても嫌な予感がする。私は広く、冷えた部屋で高い椅子に座りながらこれを書いている。私はこれからどうなってしまうのだろう。』
『翌日からは拍子抜けするくらい給仕の仕事が始まった。周りの空気はよそよそしいが、今の仕事をこなすうえで妨げになることはなく、むしろこちらの用事も片づけやすくい。ずっとこのままだと流石に厳しい。わからないところを聞いたり、お茶会に呼んだりしてみようか?』
『夜、侍女長に呼びだされた。何か折檻されることでもしたか怖かったが、案内する、と言っていた。
夜目が効くのにこれほど怖いと思ったことは中々ない。重いドアノブを回すとそこにあの男がいた。
侍女長は何と言ってたっけ。そうだ、『王のお相手をするように』と言っていたのを、私はおろかながらに、相手の瞳を見たときに思い出した。』
『男は私を見る限り笑って「そう緊張するな」と言ったあとに、自分の身の上話を始めた。』
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 105,000210,000 |
2550
| 筋力×1 | 知力×29 精神×24
|
| | ||
取得総計 | 105,000 | 210,000 | 2,550 | 54 |
収支履歴
カーメンキャッパー::-38000
ドントレシアの堅忍甲冑 ::-54800
筋力増強の腕輪 ::-1000
韋駄天ブーツ ::-2000
平準の指輪×5::-2500
決死のハチマキ::-2000
能力増強の腕輪(器用) ::-1000
能力増強の指輪(敏捷)×3 ::-1500
魔晶石15点×3 ::-13500
魔晶石10点×26 ::-52000
ポーション薬草セット×1::-5000
アビス強化器用度+2(命中判定)::-8000
信念のリング::-5000
能力増強の指輪(器用)×5::-2500
ブラックベルト::-3000
猟人の目::-9600
聖印::-100
楽器::-200
アビス強化(必筋-2)::-8000