容姿・経歴・その他メモ

　
Q.このPCは何？
A.GMよなさんによるグリフォンロードにて使用するメリアプリーストです
　

「一緒に行きましょうよん」

──ある日の夕暮れ、ドロシー
　
　

年齢

8歳

身長

155cm

体重

〈大きめの絨毯〉約6枚分

髪の色

茶

瞳の色

薄紅色

肌の色

小麦色（日焼け）

出身地

不明

概要

◆村を救うために旅に出た、死期の近いメリア短命種。愛称はドロシー。
　
◇三つ編みにした茶色の髪に、薄紅色の瞳と風に揉まれて萎れた同色の丸い花が特徴的。とはいえ、その容姿は大平原の民としてはありふれた没個性なもので、更に他種族がたくさんいる場となれば……地味。
　
◆そんな彼女なのだが、マカブの村にやってきた理由は強烈だった。数年前に大きな嵐がマカブの村を襲った翌日、とあるアーデニ神官が気がかりな夢から目覚めて外に出ると、家の前には何処からか飛ばされてきたらしい小屋の残骸と、それに押し潰された遺体があった。神官の悲鳴で飛び起きた村の人々が慎重にそれらを調べると、遺体の手のひらから奇妙な種がこぼれ落ちたという。アーデニ神官の好奇心によって（周囲の静止を振り払って）庭先に埋められて芽吹いたのが彼女だった。

◇同神官によって“ダーリエシーア”(神のおくりもの)と名付けられた彼女はとある一家に預けられ、ときおりアーデニ神殿（とは呼べないような、神官自身の家）を訪れては神の教えを学びながらすくすくと育ち、語尾が跳ねるような音になること以外は真面目で立派なアーデニ神官（見習い）となった。家族の手伝いをしつつ素朴に暮らし、血のつながらない妹（年上）や兄と慕う者と遊び、日に1~2回ほど村の人々に頼まれて布に祈りを込める……〈大破局〉から300年経った現代としては非常に平和な日常を送っていた一方、メリア短命種らしからぬ真面目な気質から悩むことも多かった。

◆特に、自身の奇妙な出自からくる「本当の生まれ故郷はどこにあるのだろう」という想いを追求するのは、育ての親と家族、そして育った村を蔑ろにするような気がして……嫌だったし、あと2年で寿命を迎えるなら、たとえ“徒花（種を残さないメリアの喩え）”となっても家族や友人たちと暮らす、今を大事にしたかったのだが……。

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