容姿・経歴・その他メモ

ぐるぐる目が特徴のハルピュイアの娘。(種族分類的にはガルーダのウィークリング)

ロコとは同郷で基本は自由奔放。

名前はハルフィリアだが親しいものからはフィリィと呼ばれている

光るものが大好きで集めるのが好きで拾ってきてはフウに怒られていたり。

小さい頃は身体の特徴から魔物と揶揄され迫害されていたところを匿われて生活する。

ロコやカイル、フウ達は身体の事を差別したりしなかったため自然とそちらに懐くことになる
(ディアスも差別はしないが目付きが怖いのでちょっと苦手)

フウがいなくなった3人を探しに行くと決めた際に護衛を買ってでて一緒に飛ばされる。

しばらく一緒に行動して探し回っていたが手がかりはなく途方に暮れていたところ、道端で重症で倒れていたカイルを発見し拠点にさせてもらっている村に運ぶ。

村では多少好奇の目で見られてむず痒い思いをしたものの、踊りの技術を認められて宴等では主役として扱われる程になった。

(おかげで異邦人であるフウやカイルもあっさり受け入れられたというのは本人のあずかり知らぬところ)

昔から食べることと踊ることが大好きでいつの間にか武術にも派生して踊りながら闘えるようになっていたとか。

食べることに関してはいくら食べても太らない体質なため実は結構羨ましがられる
(平気で10人前とか平らげる)

前回の訓練ではカイルとフウに置いていかれ、
盛大に不貞腐れてカイルが悲鳴をあげるくらい飯を集った。

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ある日の話……


「ねぇ、私も一緒に来てたのに一切説明されないってちょっと酷くない？」

フウ「あはは……ごめんごめん。フィリィ。」

フィリィ「もーっ……。この前だって私が出かけてる間にカイルと面白そうなことしてたって聞いたよ？」

ぷんぷんと分かりやすく怒るハルフィリア

フウ「まぁ……あれを面白いと感じるかは人それぞれだろうけど、訓練とはいえカイルは蜂の巣にされてた訳だし…｡」

カイル「いや……あれは身体の頑丈さとか関係ない攻撃だったから…」

フィリィ「ふーんだ！そんなの全部避けちゃえばいいんだよ！」

カイル&フウ「「いやそれが出来たら苦労しない(ねぇ)って……」｣

思わず声が揃う。

「あ、そうそう。訓練……じゃないんだけどなんか冒険者に手を貸して欲しいとかでアタシらみたいな流れの冒険者にも声がかかってたんだ。｣

カイル「あー、あれか。」

フィリィ「ふーん…?」

フウ「ホントは3人で……といきたかったんだけどアタシもカイルも別なとこに呼ばれちゃってさ、どこも手が足りてないんだとかなんとか…｡」

カイル「魔物が強くなってるせいか
慣れた冒険者チームでも味方が負傷してたち行かなくなったりしてるからそういうとこの助っ人に呼ばれる訳で。」

フウ「アタシらは大きな集団に属さない代わりにそういう傭兵業で生計立てたりギルドからの保護を受けてるから断るのは難しいのよね。かといって庇護を抜ければ放浪者になってロコやディアスを探すどころじゃ無くなっちゃうし。」

フィリィ「未だに手がかりっぽいのも見つからないんだもんね。」

カイル「そーそー、俺がこっちに来れた以上はどこかで繋がってんだろうけど如何せん死にかけだったからなんも覚えてないし。」

フィリィ「もっぺん臨死体験してみるとか？」

カイル「いや、シャレにならんから勘弁してくれ。」

真顔でボケを言うフィリィに苦い顔をしてしまう

フウ「ふふっ……まぁ今回はフィリィの呼ばれたチームはなんでも変わった種族の人が集まるみたい。なんか宝石みたいな種族がいるとかなんとか……」

フィリィ「宝石っ!?!?行く行く！綺麗な石見たい！」

カイル「盗ってきたらダメだからな……!?」
フィリィ「取らないよ〜！」

フィリィ「ねぇねぇ！頑張ったら2人にもここにいるよって伝わるかな？｣

フウ「どうだろうねぇ。」

カイル「届くさ。直接じゃなくても地道にやってればいつかは繋がるハズだしな！」

フィリィ「そっか。なら頑張ろ！」

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