○ディートリアの魔具

この武器には、「星薙の型」と「天終の型」の2種類の形態が存在します。
初期は「星薙の型」状態で、後述する効果によって変更することが可能です。
また、この武器の装備者は「侠気レベル」を持ちます。
「侠気レベル」の初期値は0であり、最大値は5です。

●星薙の型

○ディートリア流剣術・星薙の型

装備者の受ける毒、病気、呪い属性以外の物理、魔法ダメージを-[侠気レベル]します。
この軽減は、例外的に「≫杯の庇護」によって受ける確定ダメージにも適用することができます。

≫断固たる定見

この武器を「天終の型」へと変更します。
その後1d6を振り、出目が5,6のいずれかであった場合、「侠気レベル」を1上昇させることができます。
装備者が《武器の達人》を習得している場合は、1d6を振らず確実に1上昇させることができます。
この効果は装備変更として扱います（主動作を行った後に使用することができません）。
また、この効果は1ラウンドに1回しか使用できず、この効果を使用するとMPを3点消費します。
さらに、この効果は「≫不忠への報い」の使用と同一、及び連続したラウンドに使用することもできません。

≫杯の庇護

同座標に存在する自身以外のキャラクターを1体選択します。
今後次の自身の手番開始時まで一度だけ、その対象に与えられる算出ダメージを半分(端数切り上げ)にし、
対象の代わりに自身が確定ダメージとして受けることを選択できるようになります。
この確定ダメージは、「星薙の型」の効果以外で軽減することはできません。
この効果は、1ラウンドに1回しか使用することができません。

☑破煌刃・星薙

この効果は、装備者が《全力攻撃》を習得していない場合、使用できません。
またこの効果は、《全力攻撃》やそれを前提とした特技と同時に宣言することができません。
さらに、この効果は1ラウンドに1回しか宣言することができません。
この武器による近接攻撃を行うときに宣言し、その1回に有効です。
宣言を行った攻撃が命中した場合、与えるダメージを「+1」点します。
さらに、与えた適用ダメージの半分(端数切り上げ)だけ、装備者のHPを回復します。
攻撃処理の終了後、装備者の「侠気レベル」を1上昇させます。
リスクとして、装備者のあらゆる回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。
装備者が《全力攻撃Ⅱ》を習得している場合、与えるダメージが「+9」点となります。
装備者が《全力攻撃Ⅲ》を習得している場合、与えるダメージが「+18」点となります。
複数体への同時攻撃を行った場合の処理は、《全力攻撃》と同様です。

●天終の型

○ディートリア流剣術・天終の型

この武器の追加Dを+[侠気レベル]します。

≫不忠への報い

この武器を「星薙の型」へと変更します。
その後1d6を振り、出目が5,6のいずれかであった場合、「侠気レベル」を1上昇させることができます。
装備者が《武器の達人》を習得している場合は、1d6を振らず確実に1上昇させることができます。
この効果は装備変更として扱います（主動作を行った後に使用することができません）。
また、この効果は1ラウンドに1回しか使用できず、この効果を使用するとMPを3点消費します。
さらに、この効果は「≫断固たる定見」の使用と同一、及び連続したラウンドに使用することもできません。

≫一刀専心

この武器による近接攻撃を行うときに使用でき、その1回に有効です。
装備者のHPを20点消費します。その後、その攻撃でのこの武器のクリティカル値を1減少させます。
この効果によって、クリティカル値が8未満になることはありません。
この効果は、1ラウンドに1回しか使用することができません。

☑破煌刃・天終

この効果は、装備者が《全力攻撃》を習得していない場合、使用できません。
またこの効果は、《全力攻撃》やそれを前提とした特技と同時に宣言することができません。
さらに、この効果は1ラウンドに1回しか宣言することができません。
この武器による近接攻撃を行うときに宣言し、その1回に有効です。
宣言を行った攻撃が命中した場合、与えるダメージを「+6」点します。
リスクとして、装備者のあらゆる回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。
装備者が《全力攻撃Ⅱ》を習得している場合、与えるダメージが「+14」点となります。
装備者が《全力攻撃Ⅲ》を習得している場合、与えるダメージが「+24」点となります。
複数体への同時攻撃を行った場合の処理は、《全力攻撃》と同様です。