容姿・経歴・その他メモ

「思い出せない…。オレは何のためにここに呼ばれたのだ…？」

プロフィール

「覚えていることだけで恐縮だが‥‥これがすべてだ」


〇名前：カイン・レイボウ

〇年齢：30

〇種族：リカント（カラカル）

〇利き手：両利き

〇身長：181センチ

〇好きなもの：覚えていない。

〇嫌いなもの：覚えていない。

〇イメージソング：「斜陽（ヨルシカ）」

契約印

使用前
飛輪印：0　晨影印：0　黎旦印：0　薄明印：0

使用済み
飛輪印：1　晨影印：1　黎旦印：0　薄明印：0

ギフト

《相討結鎖（あいうつむすびのくさり）》
ランク：2　対象：1体　射程：周囲マス　形状：起点指定　時間：10秒（１ラウンド）

・対象は効果時間中、術者の「同一マス」もしくは「周囲マス」以外への移動ができなくなる。
（複数部位の場合は全ての部位に対して効果をもつ）

・この効果時間中、対象と術者は互いに物理ダメージ・魔法ダメージを与える際に、そのダメージは「+ギフトランク」分アップする。効果対象にない相手からのダメージは、互いに変化しない。

・このギフトは、すでに他者からこのギフトの効果を受けている相手には発動しない。

・スピル効果：互いが与える物理・魔法ダメージの上昇数が「+ギフトランクの二倍」に変化する。


《畏怖なる囁声（いふなるしょうせい）》
ランク：1　対象：1体全　射程：1（10ｍ）　形状：起点指定　時間：一瞬

・術者は対象を現在のマスから対象の「隣接マス」に移動させることができる。対象はこれを承諾するか、または拒否することができる。

・対象が移動を拒否した場合、または移動できない状態の時、対象は即座に「ｋ0+ギフトランク/C値10」の魔法ダメージを受ける。

・対象が複数部位を持つ場合でもこのギフトは効果を発揮し、対象を移動させることができるが、拒否した場合における魔法ダメージは術者が指定した部位ひとつのみが受ける。

・同一ラウンド中にこのギフトが同じ対象に宣言されている場合、先んじて指定されたマスに対象を移動させることはできない。

・スピル効果：対象は選択肢を与えられず、可能ならば即座に指定されたマスに移動しなければならないうえ、拒否した場合と同様の魔法ダメージを受ける。

契約した神

現在不明

概要

「覚えているのは名前だけ…本当に、それだけだ」

突然モノクロマティカに現れた槍使いの男。いかめしい仮面をかぶり、鎧に身を包んでいる。槍の腕前は確かなようだが、それでも違和感を本人はかんじており、本来の自分に比べて大幅に弱体化しているような気がするとのこと。

「他人の身体をむりやり動かせと言われている…そんな感じだ」

モノクロマティカに現れた状況から見るに、「死還り」であることは間違いないようで、本人もうっすらと死んだ記憶がある、らしい。ただ他の者が彩度を失うにとどまっているのに対し、彼の場合はなぜか記憶の欠落が発生しており自分がなぜ、どのように死んだのか、何の未練があってここに来たのか、そもそも自分は何者なのか、そのいずれも覚えていない。ときおり頭痛のような症状が現れることもあり、失った記憶が関係しているのかもしれないと彼は考えている。

余談だが、仮面の下は優男な顔をしている。

そんな彼だが、失った記憶の残滓なのか、年端もいかない少女や子供を守ろうとする意志がある。本人にもなぜそうなのかはわからないが、そうしなければならないという強いプレッシャーのようなものを感じるらしい。

「なぜかわからないが、それだけはダメだ‥‥。救わなければと、思う」

真実

彼は限りなくヴァグランツのカイン・レイボウに近いが、厳密にいえば本人ではない。その正体は死したカインの後悔の念と罪の意識を元に、とある神が遊戯としてモノクロマティカに作り出した、「死還り」にも満たない影法師のような存在。

記憶を失った、のではなく、初めから彼に記憶など存在しない。

冒険を得ることでカインとしての記憶を獲得してはいくものの、それが自分の物ではないような違和感をこのカインは常に感じることだろう。
さらにカインとしての形を保つにはカインの悔恨だけでは足りず、モノクロマティカに送られるに満たなかった冒険者たちの無念や後悔も彼は一部取り込んでいる。そのため時折、彼のものではない記憶の光景がフラッシュバックする。

他の冒険者がモノクロマティカを脱し、ラクシアに還ることができたとしても、彼はモノクロマティカから出ると姿を保つことができずに消滅してしまう。

つまるところ、このモノクロマティカが見せている夢の一部に過ぎないのだ。


一応彼も悔恨を抱えてはいる（というか悔恨そのものなのだが）。
抱える後悔は「守護」。死してなお生前のカインが果たせなかった大切な娘と、新たに愛した少女を守る。
それをかなえるためなら、彼はためらわずその身を投げ出すだろう。それこそが、今ここにいる仮初の「カイン・レイボウ」の本質なのだから。

台詞

「…カインだ。それ以外は、何も覚えていない」

「食事に好みはない、はずだ」

「高く跳んでいると、気分がいい。見える景色は無彩色だが」

「うぐあッ‥！　頭が、割れそうだ…！」

「安心しろ。君は傷つけさせない。オレの命に代えても」

セッション履歴

収支履歴