容姿・経歴・その他メモ

髪：金　瞳：碧　肌：普通
身長：155cm　体重：43kg

経歴１：厳しい環境で育てられた
経歴２：国王に会ったことがある
経歴３：告白されたことがある
冒険に出た理由：平和を求めて

見目麗しい百合水仙の短命種メリア。
樹神ダリオンを妄信する短命種メリアの住まう海沿いの里で育てられた、とある巫女一族の女性。
しかし巫女と言っても神の声が聞こえる訳ではなく、形式的な『神の花嫁』として捧げられるべく育てられた。
祀り上げられるままに短い生涯を終えるかに思えた彼女だが、その身には天性の才が宿っていた。
それは数多の愛顧を受ける才能だ。
悪意のない耳障りのいい言葉、汚れを知らない無垢な笑み、幻想的な華が如き佇まいと美貌。
それは人々を、そして妖精さえも惑わせてしまうほどで、遠国から彼女の噂を聞きつけた王族が通い詰めるほど。
彼女は多くの人々と妖精に愛され求愛を受けたが、神に捧げた身だから、とその全てを断った。
神の声が聞こえずとも、その寵愛を賜らずとも、彼女の神に向ける敬虔さは本物だったのだ。
だがそれが争いの火種となり、神の教えに背いてでも彼女を解放しようとする人々の内乱によって里は崩壊した。
当時傍にいた侍女の助けもあって彼女だけは何とか里を離れ、やがてキングスフォールへと流れ着いた。

彼女は里を崩壊へ導いた人々を恨みはしなかった。
自身が彼等の求愛を拒んだがゆえに悲劇は起きたのだと、無知で無垢な自分を戒めた。
そうして彼女は悲劇を繰り返さぬ為に、世界を巡り世界を知る道を選んだ。
神の花嫁として生まれたその命で、禍根ではなく平和の象徴となるがために。
種族の名を与えられた敬虔な乙女、アルストロメリアは清き身一つで世界を旅する。

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