幼女兵器/【ヴォーパル・バニー】
- 知能
- 命令を聞く
- 知覚
- 機械
- 反応
- 命令による
- 言語
- 魔動機文明語
- 生息地
- 遺跡
- 知名度/弱点値
- 19/23
- 弱点
- 雷属性ダメージ+3点
- 先制値
- 22
- 移動速度
- 40(車輪)/ー
- 生命抵抗力
- 20 (27)
- 精神抵抗力
- 18 (25)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
脚部回転ブレード | 19 (26) | 2d6+18 | 19 (26) | 8 | 200 | 44 |
特殊能力
▶2回攻撃&双撃
装備した武器で2回の攻撃を行います。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を更に同じ対象に行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことが出来ます。
▶ブレードランナー
移動用の車輪を兼ねた脚部ブレードの回転を加速させ,火花を散らしながら高速で移動を行います.
自身を「通常移動」可能なものとして扱い,主動作で「通常移動」を行います.他のキャラクターは通常と同様にこの移動に対して移動妨害を行う事が出来ます.
この能力は乱戦状態では使用できず,使用するとMPを「10」点消費します.
○複数宣言=3回
☑赤熱する刃
10秒(1ラウンド)の間,近接攻撃が発生させるダメージを,対象の防護点を半分として扱う炎属性の物理ダメージに変更します.
☑サマーソルトキック
近接攻撃1回に対して宣言します.宙返りしながら相手を蹴り上げ,回転ブレードによる鋭い斬撃を繰り出します.
打撃点決定の2dの出目を+2します.リスクとして,自身の回避力判定にー2のペナルティ修正を受けます.「☑乱撃Ⅱ」と同時に宣言された場合,この効果は命中した中から任意の1体に対して適用されます.
☑乱撃Ⅱ
近接攻撃1回に対して宣言します.近接攻撃可能なキャラクターを任意に3体まで選び,それらに近接攻撃を行います.命中力判定は一括で行い,打撃点は個別に決定します.この宣言特技は10秒(1ラウンド)に1回のみ宣言できます.
○機械の身体
刃武器から、クリティカルを受けません。
○姿勢制御
いかなる効果を受けても転倒しません。
○急所への一撃
近接攻撃の打撃点決定の2dの出目が9以上だった場合、打撃点をさらに「+12」点します。
○オーバークロック
HPが「100」未満になりません。HPが「100」の状態で手番を開始すると、「○2回行動」「○複数宣言=+1回」の能力を獲得し、この能力は失われます。
○ラストアクション/18(25)/生命抵抗力/半減
HPが「0」以下となっても死亡・気絶しません。HPが「0」の状態で手番を開始すると、「射程:自身」「対象:全エリア(半径30m)/すべて」に対して、防護点を半分として扱う「2d+18」点の炎属性物理ダメージを与えます。この能力は4回連続で使用されます。その後、この魔物は生死判定を行うことなく死亡します。
戦利品
- 自動
- アリス・アームズ・ハイエンドコア(25000G/金黒白SS)
- 2~9
- 未知の魔動部品(2400G/黒白S)
- 10~
- 掘り出し物の魔動部品(7600G/黒白S)
解説
「警告。この場所への立ち入りは許可されていません。排除を実行します。」
「遂行。望み通り、私はこの場所で貴女を待ち続けます。」
この魔物は剣の欠片14個で強化されています。
魔動機文明時代のアルカディアの天才科学者「アルバート・アインス」が開発した、少女型アンドロイドの指揮官機です。機械に感情を持たせる研究の結果として誕生しましたが、人間と同様の感情を持つには至らなかった失敗作として扱われています。
機体コード名は「ヴォーパル・バニー」。兎を思わせる外見と白いカラーリングをしており、脚部には赤熱する回転刃が装備されています。丸い尻尾のようなスタビライザーにより姿勢を制御し、強力無比な近接能力でアクロバットに敵を切り刻みます。
アインスのラボを守っており、冒険者達が近づけば他国や別の文明が技術を接収しに来たと判断し、問答無用で襲い掛かって来るでしょう。
???
「○クロックアップ」起動時(HP100以下)以降閲覧可能
「追憶。あの時私が博士を呼び止めていれば、何かが変わったのでしょうか?」
「疑問。何故戦闘行為中にこのような思考を?」
「否定。出力、限界値まで上昇。殲滅を実行します。」
バニーは待つことが凡そ無意味であると知っている。アルはもう逝ってしまったはずだと知っている。
それでも、バニーはアルの遺産を命令のままに守り続けている。アルがそう望んだから。アルが必ず帰ってくると言ったから。
300年の時を経て、感情を持たない失敗作は頭の片隅でふと考えた。
あの時、アル博士を呼び止めれば良かった。アルが死地へ向かうなら共に行きたかった。自分たちがもっと強ければ共に行く事を許してくれただろうか?
稀薄なれども、それは確かな「後悔」の感情。
彼女たちはきっと失敗作などでは無かった。