封じの鞘
- 知名度
- 15
- 形状
- 赤褐色の魔法文字が刻まれた鞘
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 魔法文明時代
- 概要
- 第4世代以下の魔剣の力を封じ、その詳細を秘匿する鞘。
- 効果
-
魔法文明時代の遺跡で極稀に見つかるとされる武器の鞘です。様々な形状のものが見つかっており、基本的な剣鞘から杖の鞘まで様々なものがあります。
このアイテムを武器の鞘とすることでその武器の効果として記載されている全ての能力を封じます。また、所有者を含めた全てのキャラクターは収められている武器の詳細をいかなる方法をもってしても知ることはできなくなります。
収めた所有者または武器の所有者以外がこの鞘から武器を抜く場合、[所有者の精神抵抗力+8]を目標値として精神抵抗力判定を行わなくてはならず、失敗した場合対象は「10」点の呪い属性魔法ダメージを受けます。例外的にこの判定では6ゾロは自動成功ではなく達成値+5の効果となります。1度だけでもこの効果で抜いた場合武器の主と認められ、次回からは判定の必要はありません。
上記の能力は達成値40以上の【パーフェクトキャンセレーション】か小神以上の【コールゴッド】で解決でき、それらで解決した場合、このアイテムは永遠に効力を失い、基本取引価格も取引不可となります。
由来・逸話
魔法文明時代の遺跡やそれらの時代に作られた魔剣が生み出した「剣の迷宮」で極稀に見つかる武器の鞘です。多くは魔剣が同時に収められており、このアイテムが付属している場合は強力な類が多いため喜ばれます。
魔法文明時代には様々な強力な魔剣が生まれました。そして、その弊害としてそれらを制御する必要が生まれました。それを簡単に解決したのがこのアイテムであるとされ、収めるだけで魔剣の能力の全てを封じ、「剣の迷宮」の作成を抑制することができました。
また魔剣は所有者の切り札であり、その能力を知られることは自身の切り札を知られると同じである為、それを妨げる為の機能を求めた人物が愛用していたりもします。
ただ、「剣の迷宮」で見つかる魔剣にもこのアイテムが付属している場合があり、真に「剣の迷宮」作成を抑制する効果があったのかは疑問視されています。