経歴表

B5-3：大切な人と生き別れている(ヨシュア)
C2-3：旅をしたことがない

冒険に出た理由表

1－4：倒したい相手がいる(アノニマス)

経歴

お調子者で楽観的、目立ちたがりなシャドウの青年。
貴族として生まれ、望むものはすべて与えられ、何一つ不自由のない生活を送ってきたが、親に管理されているようなその暮らしは、彼にとってはあまりに退屈だった。
そのため、彼は刺激を求めてこっそり家を抜け出し、ヨシュアという少年と出会い意気投合、一緒に遊ぶ唯一無二の親友になった。
ある日、いつも通りヨシュアと遊ぶために家を抜け出た際、路地裏で彼が人を殺したところを見てしまう。
彼は一流暗殺者の息子だったのだ。
しかしシルヴァは人殺しをするヨシュアを怖がるどころか、嬉々とした表情で受け入れた。

「怖い？そんなことねぇよ。だって、俺を殺そうとしてるわけじゃないだろう？
それに、友達を怖がるなんて、そっちの方が変じゃん」

それから数年後まで、ヨシュアとの交流は続いた。
アルバスタ当主暗殺事件が起こるまで…。
その事件の主犯は、暗殺組織「アノニマス」によるもので、メンバーの一切の情報は秘匿されていた。
しかし、息子であるヨシュアの口から、その組織のボスが自分の父親だと明かされる。

「騙しててごめん、もう俺とは関わらない方がいい…」
最後に彼、ヨシュアは一言そう言い放ってシルヴァの前から姿を消した。

それから間もなく、シルヴァは、次期当主としてアルバスタ家を一任することとなるはずだったが、彼はそれに反発。次男のグレイに当主の座を譲りそのまま失踪。行方を眩ませたヨシュアを探すため、暗殺の道へと手を染めた。
そして再会できた日には、彼に殺しをやめさせ、友人としてやり直そうと考えている。

本人には知らされていないが、アルバスタ家の実の子供ではなく、裏路地で放置されていた孤児。両親が不妊で跡取りがいなかったため、跡取りとして拾われ育てられたが、その後弟のグレイが誕生した。
両親の種族は普通の人間である。
実際、両親には似つかないため、本人も薄々勘づき始めた頃、事件が起きた。

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