式【ヴァンパイアアリコス・デューク】
- 知能
- 測定不能
- 知覚
- 五感(暗視)・魔法
- 反応
- 中立
- 穢れ
- 4
- 言語
- 現存する全ての言語、神紀文明語(会話)
- 生息地
- ドルド国
- 知名度/弱点値
- 8/41
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 39
- 移動速度
- 45/90(飛行)
- 生命抵抗力
- 36 (43)
- 精神抵抗力
- 37 (44)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 牙 | 38 (45) | 2d+40 | 36 (43) | 30 | 1920 | 1750 |
特殊能力
戦闘特技系能力
[常]複数宣言=5回
[常]知識&弱点看破/35(42)
セージ知識判定を基準値35(固定達成値42)で行えます。
この魔物が、弱点を見抜いた他のキャラクターに対し、その弱点に対応する攻撃を行なったならば、その効果を2倍に換算します。
[常][宣][主]天賦の才
全ての戦闘特技を習得しています。
[宣]強化魔力撃=+35ダメージ
次の攻撃の打撃点を+35点します。同時に、「部位:牙」は、精神抵抗力、生命抵抗力に「-1」のペナルティ修正を受けます。
秘伝系能力
[常]旧マギテトラへドロン学徒
【旧マギテトラへドロン学派】の秘伝を全て使えます。
[常]禍根の解析者
【黒き森の図書館】の秘伝魔法を全て扱えます。
[常]不死者の常識
【不死なる者達の祝福】の秘伝魔法を全て扱えます。
攻撃系能力
[常]神代戦闘の理解者
かつて神々の戦いで扱われた理を貫く戦闘術を会得しています。
「[常]〜無効」や「[常]〜不可」など、概念的な防御をこの魔物から発せられる攻撃はダメージを与えられるようになります。
[常]世界の天敵
「種族:人族」「種族:蛮族」「種族:神族」に対しての全てのダメージが「+10」点されます。
[常]激怒
味方が死亡する度に、戦闘終了時まで打撃点が「5」点上昇し、回避力判定に「-1」のペナルティ修正をします。
[常]血餓の僭主
【○ブラッド・ティア】あるいは【○クルーエル】の対象が死亡した場合、対象の血液が無くなる代わりに、対象の持つHPもしくはMP分、この魔物のHPもしくはMPが回復します。また、その際に上限を超えたHPは防護点に、上限を超えたMPは一時的なMPとして、「時間:7日」だけ継続します。
更に、対象が持つ任意の特殊能力を引き継ぎます。
また、特殊能力に達成値が存在する場合、その達成値は「0(7)」になりますが、同一の特殊能力を吸収する度に、達成値に「+1」ずつボーナス修正を得ます(上限35)。
更に、対象に「[常]複数宣言=~」や「[常]2回行動」などがある場合、「その回数-1」分、この魔物の宣言回数あるいは行動回数が増加します。
[常]魔動機の破壊者
魔動機術あるいは魔動機の特殊能力に対しての行為判定全てに「+4」のボーナス修正を得ます。
また、「種族:魔動機」に対する物理・魔法ダメージが、「10」点増加します。ダメージを算出する際に「8」以上の出目だった場合、更に追加で「20」点増加します。
[常]高速詠唱
主動作で魔法を行使する際、魔法を2回唱える事ができます。マルチアクションとの併用は可能です。
[主]高位術式化
主動作を消費して、3分(18ラウンド)の間、次に行う魔法または特殊能力の達成値に「+4」のボーナス修正を加えます。この効果は、18回まで重複し、最大まで重複した場合、古代神以外のいかなる対象からは抵抗されなくなります。
[常]自在飛行
近接攻撃における命中力・回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。また、この効果は転倒する効果を受けても転倒しません。
攻撃系特殊能力
[主]真語魔法、操霊魔法、神聖魔法、妖精魔法(全て)、召異魔法15Lv/魔力35(42)
信仰 風と雨の女神フルシル
追加特殊神聖魔法【タービュレンス】【テンペスト】【テンペティッシモ】
【コール・ゴッド】では、月神シーン・風と雨の女神フルシル・不死の女王ツァイデスを呼び出すことができます。
[常]異次元の摂理Ⅸ
常人には理解できない高次元の理により、限定的にその場に顕現させます。
手番開始から次の手番開始までの間に主動作の行動回数だけ、行使時間が1ヶ月までの魔法をMP消費なしかつ、行使の条件を無視した上で、任意のタイミングで使えるように変化させます。
[主]紅月顕現
HPとMPをそれぞれ「200」と「100」点消費する事で、自身あるいは[種族:ノスフェラトゥ]またはその眷属、マッドブラッドの能力を強化する紅き月を空に顕現させます。この効果を受けるには紅月の下にいる必要があります。
- 紅月による強化
- 命中力+4、打撃点+8、回避力+4、生命抵抗力+4、精神抵抗力+6
また、この月はこの魔物が倒される以外で沈むことはなく、それまでは快晴に天候が固定され、一切の天候変更ができなくなります。
[常]紅月狂進
紅月が出現している間に任意のタイミングで使用でき、MPを更に「100」点消費することで、自身あるいは[種族:ノスフェラトゥ]またはその眷属、マッドブラッドは守りの剣のペナルティを喰らわず活動できます。
また、全ての蛮族に紅月顕現の効果を付与します。
[主]血剣の舞踊/35(42)/生命抵抗力判定/消滅
「射程:自身」で「対象:全エリア(半径50m)/全て」の周囲にある血を意志ある血剣の踊り子と血剣へと変化させます。
この際、自身を除く任意の生物や物の内側にあるものも対象とし、抵抗できなかったものは自身の達成値とこの魔物の達成値との差の分だけ、割合ダメージを喰らいます。
- 例
- 抵抗した際の値が40に対して、この魔物が42の達成値の場合、最大HPの2割分だけ確定ダメージを与えられます。
気絶あるいは死亡している者は自動失敗となり、気絶しているものは即座に死亡します。
抵抗失敗した敵の数に応じて血剣の踊り子の数が1ずつ増えます(上限なし)。
抵抗失敗した部位数に応じて血剣の数が1ずつ増えます(上限なし)。
この能力は3ターンに一回のみ使用可能です。
(血が流れていない魔動機などはGM判断で対象外になります)
[常]ブラッド・ティア/必中
この能力は、任意のタイミングで発動させることができます。
「範囲:自身」の「対象:全エリア(200km)/特殊」「時間:6時間」で血の雨を降らせます。
この血の雨に触れた対象が敵対していなかった場合、生命抵抗力・精神抵抗力が「+4」のボーナス修正を得て、10秒(1ターン)ずつ対象の手番開始時にHPを「40」点回復します。
[常]クルーエル/36(43)/生命抵抗力判定/半減
この能力は、【ブラッド・ティア】が発動したターンの終了時に、自動的に発動します。
「範囲:自身」「対象:特殊/特殊」「時間:特殊」で局所的に生命力を奪う血の雨を降らせます。
対象を【ブラット・ティア】内の全エリア・敵対している者とし、時間は【ブラット・ティア】の効果時間内となります。
この血の雨に触れた対象は、生命抵抗力・精神抵抗力が「-4」のペナルティ修正をし、10秒(1ターン)ずつ対象の手番開始時に40点の呪い属性魔法ダメージを受けます。
回復系能力
[常]無尽なる血族の命精
手番終了時に、HPとMPが最大値の1割ほど回復します。肉体欠損もしくは肉体変形などの身体異常を手番終了時に再生します。
HPが0以下になっても、この能力は失われません。
[常]魔導の権化
MPを消費する行為判定が行われる場合、出目が8以上であったならばMPを消費しません。
クリティカル値が9以上の魔法をクリティカル値8として扱います。
[常]ノスフェラトゥの公爵
「部位:牙」の攻撃が命中した場合、適用ダメージはHPとMPの双方に与えられ、その適用ダメージ分だけ、この魔物のHPとMPが回復します
「部位:牙」の攻撃によってHPが0以下になった対象は、生死判定に「-25」のペナルティ修正を受けます。対象が生死判定に失敗した場合、この魔物は対象を「仮死の器にする」「死亡させる」「"穢れ"5点を得てマッドブラッドにする」の3つから1つを選択します。
以下ヴァンパイアテトラへドロンの「マター氏族の吸血鬼」(ML98p)と同じです。
[常]依り代復活
ヴァンパイアテトラへドロンの「マター氏族の吸血鬼」(ML98p)と同じです。
妨害系能力
[常]通常武器無効
[常]ツァイデスの神造体
【不死の女王】ツァイデスの手で作り替えられた肉体です。
この魔物に対して「100」点のダメージを超過するダメージまたは特殊能力は、「100」点与えた事となり、1ターンに「500」点を超えるHPを削ることが不可能になります。
[常]魔法障害=-8
周囲のマナを支配し、敵対対象が「範囲:全エリア(60m)」にいる場合、魔力に-8のペナルティ修正を与えます。また、対象はクリティカルが不可能になります。
自身より魔力の値が高い対象には効果が失われます。
神器・祭器系能力
血統系能力
[常]神代の血族
この世界において、神紀文明時代に生み出された存在の血が流れる希少な魔物です。
神の奇跡の力による一掃の対象外となり、生き残ることができます。
また、大神までの【コール・ゴッド】の代償を払わなくても行使が可能になり、古代神もHPとMPを半減して降臨させることができます。
[常]血の接吻/必中
自らの血を相手に飲ませることで、ヴァンパイアアリコスにすることができます。
脆弱系能力
[常]銀武器脆弱
銀の武器からの攻撃は、追加で5点ダメージを受けます。
[常]狂える姉妹愛
刀自(ヴァンパイアアリコス・プリンセス)のHPが最大HPの半分を下回った場合、刀自(ヴァンパイアアリコス・プリンセス)と共に逃走します。この際、「知能:人間並み」として扱います。
神による加護・寵愛・戒律・烙印
[常]風と雨の女神フルシルの使徒
風と雨の女神フルシルが信徒に天啓を齎す際の仲介役として選ばれ、フルシル信徒から敵対される事がなくなります。
また、補助動作で呼び出すことが可能です。
[常]風と雨の女神フルシルの寵愛
風と雨の女神フルシルが隠れ場所を覆い隠し、太陽神ティダンから感知されなくなります。また、太陽の光を原因として受ける不利な効果を全て受けなくなります。この寵愛は、太陽神ティダンに攻撃時消滅します。
[常]月神シーンの戒
元月神シーンの信徒である証拠の枷。攻撃した対象のHPが1以下になった時、気絶するよう殺す事なく、自然に手加減するようになります。
[常]太陽神ティダンの烙印
太陽の下にいる限り、手番の終了時に「200」点の確定ダメージを受けます。さらに、器用・敏捷ボーナスに-10のペナルティ修正を受け、この特殊能力以外の全特殊能力を失います。
"この魔物以外の全ての敵を倒した際に閲覧可"
[常]禁忌"拒絶"
少女は再び全てを失い、その現実を拒絶するが如く物語を改変する。
この能力が閲覧可能状態になった場合、即座に戦闘準備段階へと移行し、前の戦闘時にいた対象すべてをHP・MP全快で復活させ、状態異常を解除します。更に前の戦闘の際、この魔物の味方に最後のダメージを与えて倒した対象は、この魔物に完全忠誠を誓った状態へと変更されNPC化します。この魔物は、状態をNPC化した対象を直後に配置場所を任意の場所に動かすことができます。
前の戦闘にて「[常]激怒」で加算された打撃点と「[常]血餓の僭主」で増えた行動回数と宣言回数は引き継がれ、回避力のペナルティ修正は引き継がれない代わりにペナルティ修正分、命中力判定にボーナス修正を加えて引き継ぎます。また、効果内容を『回避力判定に「-1」のペナルティ修正』から『命中力判定に「+2」のボーナス修正』へと変更し、『敵のHPを「部位:牙」で「10」点減らす毎に、打撃点を「2」点上昇させ、自身の最大HPと最大MPを「10」点上昇させ、同時にHPとMPを「10」点回復させます。』の効果を追加します。
この能力の使用上限は10年に1回のみです。
戦利品
- 自動
- 星型正多胞体の魔導核(6800000G+名誉点5000/黒白金SS)
解説
コネクション
- 主な所在地
- ドルド国
| 必要名声値 | 顔見知り | 友人 | 貴重な友人 |
| 450 | 900 | 1800 | |
魔物知識7あるいは見識判定7で閲覧可能
この大陸で最も神に近い生物の1人としてあげられるノスフェラトゥの公爵です。
魔法文明時代が起こり、それから数百年ほど経った頃に誕生した吸血鬼であり、普段は大陸の中央に位置するランドール地方のドルド国に住みノスフェラトゥの公爵(実質的な支配者)として過ごしています。
一般的な異名として【観測者】【善神の代弁者】【殺戮の嵐】【革命の神】などと呼ばれることがあり、歴史を少し齧った者の中では人族の英雄として勘違いする者が現れるほどの功績がいくつか存在します。歴史書に度々現れては圧政を敷いた王を殺しそれに従った者を皆殺しにした記録や、逆に善き王が統治する国が、侵攻を受けた際には万を超える敵軍を一撃で屠った記録も残されており、人族が起こした問題を数多く解決していることから地域によっては英雄として祭り上げられている所もあります。
また、人族の英雄的活躍をしたものには自らアーティファクトを制作し下賜したとの報告もあげられています。
更には珍しいことに不死者であるにも関わらず、風と雨の女神フルシルを信仰しており、過去にコール・ゴットによって呼び出されたティダンによって、殺害されそうになった時フルシルに匿ってもらったのが理由とされています。
無垢の指輪と言われる装飾品を身につけているため守りの剣の下にいたとしても一切のペナルティを喰らいません。
妹の存在も確認されており、どのような者であれ妹を傷つけることをする者なら即座にこの世から消し去ると言われており注意が必要です。
魔物知識判定24以上あるいは見識判定24以上で閲覧可能
とある全教会合同会議議事録抜粋
世間一般の認知となってしまっているこのノスフェラトゥ一族は人族を友好的存在だとは一切思っておらず、英雄的活躍も人族を自分の領地へと招き入れる為の扇動に違いありません!
この魔物達は根本から人間を見下し、世界を箱庭程度にしか認知していない駆除すべき不死者であることを忘れてはなりません!繰り返します!この魔物は駆除すべき不死者であることを忘れてはなりません!
-ティダン教会本部直轄研究所所長
彼女たちとの付き合いは、長年の観察から調和という選択が数多くの国でなされている。
無論、彼女たちは不死者であり人の血がなくては生きてはいけない。だが、彼女たちが啜る血は過去の罪人もしくは戦争からの絶対的な庇護の契約を結んだ末裔であることを忘れてはならない。片方は何百もの人々を苦しめた圧政者や人々を危機に陥れようとした反逆者、もう片方は今後のいかなる戦争においても彼女たちの武力の下、一切の被害を被らないことと引き換えに自ら食料になることを選んだ人々である。これは私たち教会ひいては人族全体を全滅させるほどの絶対的な暴力を駆除すべき対価足り得ないものであり、今後も現在の形を維持したまま接するべきだと考えられる。
-キルヒア教会直営魔法学院のとある学者
ティダン様を信仰してる方達は昔からお堅いですよね。そもそも、過去にわざわざティダン様を1日呼び出すためにあなた達の枢機卿が何人も犠牲になった上で殺害に失敗したのに、今更どうこうするって堅物にも程がありますよ?
特に、今の時代じゃ戦える人数も限られていますし。我々が行うべきは全ての蛮族を駆逐することではなく、まずは先の時代の傷跡を癒すことに専念すべきだと思いません?
-フルシル教会所属幼なげで高圧的な司教枢機卿