容姿・経歴・その他メモ

投獄されたことがある
異性の家族がいない
大切な約束をしたことがある

探している人がいる

身長183cmあるルーンフォーク。メイド服を好んで着ている。
好きなものはマギとダニングクルーガー効果。
嫌いなものはマギと子供。

最も古い記憶は蛮族の街に捕らえられていたところから始まる。
彼女の世界は牢獄の中だけであり、蛮族以外の生き物を見ることもなかった。
そんな生き方しかできなかった弊害か、ユーリカは記憶を維持出来なくなっていた。
最も古い記憶はそれでも牢獄の中であり続ける為、それで構わないと思い続ける。何年、何十年と。
ある日、一人の人間の少年が彼女の独房へやってきた。道に迷って間違えて入ってしまった奴隷らしい。
蛮族以外の生き物を実際に見るのは初めてで戸惑う彼女に、少年は色々と質問する。
答えたり答えなかったりしながら時間が経つと、少年から「そこを出たいのか」と尋ねられる。
その問いに彼女は答える。
「いいえ、私はここから出たくありません」
彼女は怯えていたのだ。外の世界を。自分以外の何かを。
「私は諦めているのです。何よりも、誰よりも、自分自身を」
外を想い震える手。咄嗟にそれを強く引っ張られ、

「じゃあ連れ去るとしよう。いずれ王になる者にはしもべが必要だからな」

それがユーリカの今の最も古い記憶である。


マギに対して常に毒舌・辛辣な態度を取るが、常に彼の助けでありたいと思っている。
求められれば応えるが、自分から求めることは決してしない。
彼女にとっての最大の恐怖はマギに嫌われることではなく、必要とされなくなることである。
いつか自分は活動限界をむかえる為、マギと共に歩んでくれる人を探している。
それが女性として如何に歪かを彼女は自覚しない。

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