特殊能力

[常]吸血鬼の身体

　「[常]通常武器無効」「[常]再生=18点」を所持しています。また、自身は太陽の下にある限り、手番終了時に「18」点の確定ダメージを受けます。さらに行命中力判定と回避力判定に-2のペナルティ修正を受け、「[常]通常武器無効」「[常]再生」を失います。

[常]全知全能/30(37)

　セージ知識判定を基準値30(固定達成値37)で行えます。この魔物が、弱点を見抜いた他のキャラクターに対して、その弱点に対応する攻撃を行ったなら、その効果を「3倍」に換算します。

[常]対面強要

　「[補][準]異次元の理Ⅵ」の効果を受けているキャラクターは自身との戦闘において戦闘からのあらゆる離脱を行えず、自身から30m以上離れることができなくなります。この効果は他者の介入によってそのキャラクターを強制的に移動させる効果
や行動も阻害します。

[常]飛行Ⅱ

[常]魔力充填=18点

[常]複数宣言=2回

[常]魔法適正=すべて

[主]真語魔法、操霊魔法、深智魔法、神聖魔法(???)、召異魔法15レベル/魔力27(34)

[補]真理の瞳/30(37)/冒険者レベル+知力/消滅

　「射程/形状：10m/起点指定」で任意のキャラクター1体に対して真理を理解させます。対象が持つ「異次元の理カウンター」1つに付き「3」点の確定ダメージを与えます。更に対象は「異次元の理カウンター」と同じだけ精神力を減少させます。精神力が減少した場合、MPの最大値、現在値、精神抵抗力も減少した値を元に計算しなおします。この効果で精神力が0未満になりませんが、0になった場合、この魔物が倒されるまで意識を失い、いかなる手段でも覚醒できなくなります。固定値のキャラクターの場合、「精神抵抗力-魔物レベル」回だけ効果を受けたら、意識を失うもととします。対象が1度でもこの能力を抵抗できた場合、「異次元の理カウンター」はすべて失われ、「[補][準]異次元の理Ⅵ」の効果も失われます。この能力は10秒(1ラウンド)に1回しか使用できず、使用するごとにMPを5点消費します。

[補][準]異次元の理Ⅵ/30(37)/冒険者レベル+知力/消滅

　常人には理解できない高次元の理を、限定的にその場に顕現させます。「射程/形状：10m/起点指定」で任意のキャラクター1体に効果を与えます。対象は、10秒(1ラウンド)の間、行為判定を振ったサイコロ1個ごとの出目の「3」「4」「5」「6」を「0」として扱います。2dの結果が「1」になった場合、達成値はそのまま足し算して計算します。2dの結果が「0」の場合、その行為判定は自動失敗として扱われます。また、対象が補助動作を行う毎に2dを振って、結果が「0」だった場合、その補助動作が自動失敗として扱われます(この時の2dも「[補][準]異次元の理Ⅵ」の効果を受けます)。[剣の加護/運命変転]などのサイコロの出目を操作する効果が使われた場合、あるいはサイコロを振りなおす効果が使われた場合、最後に現れる出目「3」「4」「5」「6」を「0」に変更します。この効果を受けていても、サイコロの出目「1、1」は自動失敗として扱われます。対象は自身が自動失敗する度に「異次元の理カウンター」が1つ溜まります。この効果と「異次元の理カウンター」は「[補]真理の瞳」の効果以外での解除がされません。この能力は10秒(1ラウンド)に1回しか使用できず、使用するごとにMPを5点消費します。

[常]マター氏族の吸血鬼

　「牙」の攻撃が命中した場合、その適用ダメージの分だけ、この魔物のHPが回復します。「牙」の攻撃によってHPが0以下になった対象は生死判定に「-20」のペナルティ修正を受けます。対象が生死判定に失敗した場合、この魔物は対象を「仮死の器にする」「死亡させる」「“穢れ”５点でマッドブラッドにする」の3つから1つ選択します。マッドブラッドとなった者は、直後から行動を始めます。仮死の器となった者は【プリザベイション】の効果を受けている状態と同様に、時間が経過していない扱いとなります。一切の動きは出来ず、これを解除する以外の効果やダメージも受けません。この効果は達成値37の呪い属性の効果として扱われます。解除された場合、対象はそのタイミングで「死亡」したことになります。自身は、７日間「[常]マター氏族の吸血鬼」によるＨＰの回復を行わなかった場合、ＨＰとＭＰの最大値が12点減少し、特殊能力「[常]再生」を失います。この減少は7日ごとに累積しますが、「[常]マター氏族の吸血鬼」を使用すると即座にすべて解消します。

[常]依り代復活

　この魔物のHPが0以下になった時、半径1kｍ以内にこの魔物の「[常]マター氏族の吸血鬼」の効果で仮死の器となっているキャラクターがいた場合、即座にそのキャラクターの肉体を乗っ取って復活します。この時、HPは最大値まで回復しますが、MPは復活前の現在値を引き継ぎます。乗っ取られたキャラクターはこの段階で死亡します。蘇生するためには新たに自身となったキャラクターのHPを0以下にし、死体を回収する必要があります。仮死の器が効果範囲内に複数存在する場合、その中から無作為に１体が選ばれ、復活します。