【クリントン流気功武術】
- 入門条件
- 50名誉点
この流派を生み出したのは、とある秘境にて、練技の修行をしていた拳闘士と記録されています。
ある日、突然、拳闘士の目の前に撓わに実った桃が現れ、腹の減っていた拳闘士はそれを恐る恐る手に取って食したのが始まりとされています。身体に異状はなかったため、そのまま修行を続けていると体の内の中に魔力とはまた違った熱いエネルギーを感じとり、拳闘士はそれを気功と呼ぶことしにました。
この力を練技に取り込んで修行を続ければ新しい技の極地に近づけると知り、実行に移した拳闘士は練技と気功を合わせた幾つかの技を発明しました。
人生のほとんどを修行に詰め込んだ拳闘士は己の寿命を知り、この技術を失わせまいと不思議な桃の量産や技を後世に残そうとしました。
拳闘士が亡くなった後に発見された伝書は古く、所々朽ちており、信憑性は低い物とされていました。しかし実現されれば蛮族に対抗できる1つの力へとなるだろうと考えた魔法国は長い年月と多大なる財産を研究に投資して一部ではあるものの技術の復刻に成功しました。
その後、魔法国に被験者として、冒険者として名を馳せていた拳闘士ケイリー・クリントンが権利を一部買取り、今のクリントン流気功武術があります。
流派装備
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
蟠桃 | 16/20 | 冒険者道具(消耗品) | 10,000/ 5,000( +10名誉点) | 1つ口にするだけで【クリントン流気功武術】の流派が一部使えるようになる食べ物です。 |
ナックルガード | 10 | 〈格闘〉Bランク | 200 | 「剣」に対して「拳」で防御できるよう作られたグローブ |
スチールナックルガード | 11 | 〈格闘〉Aランク | 800 | 「剣」に対して「拳」で防御できるよう作られたグローブ |
ミスリルナックルガード | 14 | 〈格闘〉Sランク | 7000 | 「剣」に対して「拳」で防御できるよう作られたグローブ |
秘伝
《気弾》/《新・気弾》
- 必要名誉点
- 20/30
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- 《魔力撃》変化型/《気弾》《スマルティエの武道帯》
- 限定条件
- 〈蟠桃〉
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- リスク
- 生命・精神抵抗-2
- 概要
- 体内を巡る内気功一点に集め、接触した対象に放出し、強力な寸剄を0距離で放つ
- 効果
主動作として近接攻撃を1回だけ行います。この秘伝による攻撃は、〈追加攻撃〉を発生させません。また、〈両手利き〉を習得していても、攻撃は1回に限られます。この秘伝での攻撃時に《乱撃》《マルチアクション》は宣言できません。その他の「適用:1回の近接攻撃」の宣言特技や宣言型秘伝の宣言は原則としては可能ですが、攻撃の対象を増やしたり、キャラクターに追加で何らかの行動を許したりする特技や秘伝はすべて無効です。
この秘伝は他のいかなる主動作とも両立しません。手番に複数回の主動作を行える場合、このすべてをこの秘伝として実行することはできますが、この秘伝と他の主動作が1出番内に両方行われることがあってはなりません。
この秘伝を使う場合、キャラクターは地面に自分の足で立っていなければならず、飛行、浮遊、搭載、転倒などの状態では使用できません。
この攻撃が命中した場合、ダメージ決定時に「グラップラー技能Lv+エンハンサー技能Lv]を追加で加算します。リスクとして、あらゆる生命・精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
《新・気弾》はダメージ決定に「+生命B」を上記に追加し、適用ダメージを与えた対象の生命抵抗を3以上越えていれば1Rの間、対象に行為判定を-2のペナルティ修正を与えます。
《白刃取り》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《カウンター》
- 限定条件
- 〈格闘〉1H拳の武器
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- 1R持続
- リスク
- 回避力判定-2
- 概要
- 近接攻撃に対し、回避の代わりに相手の武器を拘束する
- 効果
1体を対象とする近接攻撃を受けたとき、敵の攻撃を見切り、両手を使って受け止めようと試みることができます。これを行うかどうかの判断は、敵の命中力判定の達成値を確認した後に行えます。
これを行う場合、回避力判定の代わりに自身の装備している任意の武器による命中力判定を行い、達成値の比べあいを試みます。このとき、通常の回避力判定とは逆に、《白刃取り》を試みる側が能動側、先に近接攻撃を試みた側が受動側となります。
能動側が有利な結果になった場合、受動側の近接攻撃ははずれ、同時に能動者は《白刃取り》を行った対象の行動を次の自分のラウンドの初めまで制限することができます。しかし、その《白刃取り》を行っている間は自身の回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。しかし、敵の攻撃が「武器」「剣」「槍」などの武器を示すもの(生来武器は除く)の場合は即座に対象の武器を絡め落とし、その打撃点を-4点ペナルティ修正を与え、《白刃取り》のリスクを無かったこととして扱えます。
受動側が有利な結果になった場合、その近接攻撃が命中します。のみならず、算出ダメージの決定において、威力表参照や打撃点決定を行う2dの出目が「12」であったものとされます。これによりクリティカルが発生した場合、その2廻りめ以降は、通常の処理を行います。
《カウンター》や《白刃取り》の効果は、その成否に関わらず、1Rに1回しか試みることはできません。
△《ビガー・ギフト》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言
- 前提
- 《練体の極意》
- 限定条件
- 蟠桃
- 使用
- エンハンサー技能
- 適用
- さまざま
- リスク
- 概要
- 体内を巡る内気功を外気功に洗練させ、他者に練技の効果を与える
- 効果
《ビガー・ギフト》を使用する戦闘準備やラウンドは《練体の極意》の効果を適用することができない。
自身が習得している練技を[対象:1体][射程/形状:接触/-][抵抗:任意]で味方に使用できる(累積効果のあるもの以外の練技は重複不可)。
“1Rに1回しか使用できません”と記載された練技は、効果を与えた味方と自身を合わせて1Rに1回しか使用できないものとします。
秘伝魔法
[冒険者道具(消耗品):蟠桃]を口にした者が獲得できる練技です。
- 5Lv以上で獲得できる練技
- ≫【マナ・リコール】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- 「エンハンサー技能Lv」点だけHPを減少
- 対象
- 自身
- 射程/
形状 - /
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 任意
- 属性
- なし
- 概要
- 「エンハンサー技能Lv」の半分(端数切り上げ)だけMP回復
- 効果
瞬時に肉体の生命力を変換させ、練体士の「エンハンサー技能Lv※」の半分(端数切り上げ)だけMPを回復します。[装飾品]スマルティエの武道帯を装備している場合、上記の※に「+生命B」を追加してMPを回復できます。
【マナ・リコール】と【リカバリィ】は同じラウンドで使用することはできません。また、この練技は2Rに1回しか使用できません。