身長129cm。
非常に小柄。栗色の髪を持つ。
大体仮面や兜で素顔を隠している。
素顔を隠すものはその時の気分で変わる。
耳は小さめ。

魔動文明時代の遺跡に隠れ住む一族の生まれ。
ミリアムの生まれたシャムロット一族は元々排他的な種族であるレプラカーンの中でも得にその傾向が強く、
家族で移動を繰り返し、人から逃げるように隠れ住んでいた。
その中でミリアムは魔動機術で才覚を示し、様々な打ち捨てられた魔動機を修理しては再利用していた。
特に銃を気に入り、自身の武器とするようになったのだった。

そんな彼女が好奇心から一人で遺跡の奥に入ってしまった時、事件が起こる。
突然強い光を浴びたかと思うとそのまま気を失ってしまう。
次に目が覚めた時には何事もなかったが、
しばらく生活していく内に自分の中に"なにか"が入り込んでいる事を感じ取る。
どうやら”なにか”は時々自身の体を乗っ取り好き勝手に行動をしているようだ。
家族からも不審がられている。
自分の体に何が起こったのか調べたい。こんな風に隠れ住むだけでは何もわからない。
ミリアムはそう考えた。

その後、一族と揉めに揉め、半ば勘当されたような形で旅に出ることになる。
そして魔動機術の才能を認められ、ユーシズの魔法学院へと入学することになったのだった。

極度の恥ずかしがり屋の為、常に仮面や兜で顔を隠している。
心を開いた人にしか素顔は見せない。それどころか人が多い所だと姿すら隠す。
その為校内ではいろいろな意味で有名人である。
普段はオドオドしているが、魔動機の話をしているときだけ目を輝かせる。

顔を隠しているのは恥ずかしがり屋なのもあるが、もう一つの人格を隠すためでもある。
顔を出したり銃を持ったりすると、人格が変わってしまう。
もう一つの人格は引っ込み思案で恥ずかしがり屋な本来のものとは違い、
女好きでキザなトリガーハッピーになってしまう。