容姿・経歴・その他メモ

物心ついた時記憶にあるのはお兄ちゃん。
お兄ちゃんとはいってもふさふさもふもふでいっつも忙しなく動いてるコボルト。
全然血もつながってない。けど私にとってはお兄ちゃん。

お父様は好きでかっこいいけどいっつもいないし。
私にとっての家族はお兄ちゃんとお父様、あとだ、だうれす？
おっきいペットがいるの！

お兄ちゃんはなんでも作ってくれた。遊具もごはんも服もぬいぐるみも。
最初に作ってくれたちっちゃなちっちゃなぬいぐるみ。
へたくそな出来だったけど大切なおもいで。

いっつもお父様はおっきな武器を持って帰ってくる。
それに憧れて私も練習した。いつかお父様を手伝う為にって。
でもお父様は苦笑して、「いつかな」だって。

ふん、た、たしかにお外は怖いけど、いつか立派になるんだもん。
頑張るもんね。

お父様がもってる斧と同じぐらいの斧をもって練習してるとき。
お兄ちゃんがだうれすに乗って逃げるよって。
お家が燃えてた。真っ赤に。全部真っ赤になってた。

気が付いたらこわいお外にいた。
もうお家には戻れないんだって。
でもお兄ちゃんがいるから大丈夫。

お父様とは次いつ会えるんだろうなぁ、って。
次は冒険者の宿って場所に行くんだって。

あんまりよくわかんないけど、私の斧も役にたつみたい。
がんばるね。



命を救われたことがある。
特定の異種族を好んでいる。
決して手放せない小物がある。
なりゆき。

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