“「全にして一、一にして全なる者」”ヨグ=ソトース
(不明/古代神:世界全域)聖印と神像
神格と教義
この世とは異なる世界において、外なる神と呼ばれる高位存在のうちの一柱。『時空そのもの』ともされる存在。
「門にして鍵」「全にして一、一にして全なる者」「原初の言葉の外的表れ」「外なる知性」「混沌の媒介」などの複数の異名を持つ。
異なる世界――異世界の神話における最高神の産物『無名の霧』から生まれた神性。神話の中において数多の神性よりも言及されている。
「万物の母にして、名状し難きものの妻」の夫、「名状しがたきもの」の親とも言われている。また、異世界に住まう旧支配者[情報規制済み]は概ね『ヨグ=ソトース』の子孫であるようだ。
その姿は人間などの下位種族の目では、虹色に輝く球体の塊の姿をしており、現在では『全てに繋がり、どこにも繋がっていない場所』に追放されているという。
但し、上記の外観は仮面であり、本性は「無数の触手と恐ろしい口を備えた怪物」と言う、クトゥルフ神話[情報規制済み]の神話群における邪神の中では王道の外観とされる。
他に球体は「使い魔である」と言う説もあり、その姿は異世界でもラクシア世界でも、やはり不明である。
いかなる時間・空間にも自らを接続できる存在、または常に全てに隣接している(触れている)存在であるとされている。時空を超えた知識を欲する人間が『ヨグ=ソトース』を求めることも多い。ただし、『ヨグ=ソトース』の力で時空を通過するには『銀の鍵』なる道具が必要とされている。
そういった能力を持つため『ヨグ=ソトース』にかかれば、矛盾を無視して空間を拡大縮小したり、時間を永久的に逆に流れるようにすることも容易いようである。
この世全ては結局『ヨグ=ソトース』の一部であるともされるが『ヨグ=ソトース』である「本人」は現在は宇宙の外に追放されている。
また、神話の内容を記した書簡(焚書済み)によると『ヨグ=ソトース』の名前を正確に発音してしまうと命の危険があるとのこと。そのため、名前に関する如何なる情報を規制する。その過程で、その他の神性の情報も規制。
追記・修正:神性に関わる全秘匿情報および情報規制が解除。この件において管理者への責任の追及は不可能。
全管理員は早急に『ヨグ=ソトース』に対する封印措置を取るために行動を開始するように。間違っても、ラクシア世界の存在にバレないようにすること。
*参考 ピクシブ大百科
格言
備考
この神格に祈りを捧げることで、神聖魔法も特殊神聖魔法も行使できます。
しかしながら、祈りを捧げると異端として疎まれてしまいます。もしそうなったのならば、粛清しなさい。
また、例えこの神格の特殊神聖魔法が行使できるプレイヤーが「全にして一、一にして全なるもの『ヨグ=ソトース』」の名を知らないのならば、『ヨグ=ソトース』を顕現させる為の、あらゆる情報を集めなさい。
特殊神聖魔法
- 2
- ≫△【侵食するは玉虫色の球体】
- 消費
- MP3&HP3
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(無限)/
起点指定
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 属性
- 時間や空間に該当する何か
- 概要
- 空間を歪めることで無敵になる
- 効果
対象は玉虫色の不可思議な気配を身に纏うことで、効果時間中、物理ダメージ、魔法ダメージと、あらゆる魔法や特殊能力による有利・不利な効果や影響をいっさい受けません。
この魔法を《魔法拡大/**》によって倍化する場合、MPだけを倍にします。HPは倍化されません。
- 4
- ≫△【彼方へ向かう銀の鍵と門の創造】
- 消費
- MP1d
- 対象
- 術者の目の前の空間
- 射程/
形状 - 2(5万km×X)/
起点指定
- 時間
- 30秒(3ラウンド)
- 抵抗
- なし
- 属性
- 時間や空間に該当する何か
- 概要
- 門を創り出して転移する
- 効果
術者が視認できているか行ったことのある場所または、地図や本などで情報の補完が可能で、この魔法の範囲内までの場所を対象にして、術者の目の前に、通過した存在を対象とした場所に転移させる門を創り出す。
この魔法は中途に壁などの障害物があっても無視でき、移動させる先に空間が無くとも、この魔法は効果を発揮します。
この魔法を行使する際、追加でMPを任意の「X」点消費することで射程を消費MPと同じ値の「X」倍まで延長できます。
- 7
- 【何者にも見えぬ時間】
- 消費
- MP100&HP100
- 対象
- 1体全
- 射程/
形状 - 2(無限)/
起点指定
- 時間
- 永続
- 抵抗
- 必中
- 属性
- 時間や空間に該当する何か
- 概要
- 魂ごとの存在消失
- 効果
『ヨグ=ソトース』の権能の極々一部だけを自身の大きな消耗と引き換えに借り受けます。
対象はドリームランドにある深淵にぶら下がっている巨大な石のいすに、着の身着のまま鎖につながれ、永劫の間、座り続け最終的に加熱された鎖に焼き尽くされ、魂からその身全てを消失します。
その後、世界から対象となった者が「存在」しなくなり、対象に関するあらゆる知識、記憶、記録までが薄れて消えます。
この特殊神聖魔法は1日に一度だけ行使でき、行使するには30分の時間が必要です。
- 10
- ≫△【門の導き手にして守護者】
- 消費
- MP0
- 対象
- なし
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- なし
- 属性
- 時間や空間に該当する何か
- 概要
- 『窮極の門』を開く
- 効果
この魔法を行使した時点で、術者のプリースト技能レベルが15レベルでなければ、術者は生死判定の余地なく死亡します。
術者のプリースト技能レベルが15レベルであれば、『窮極の門』を開く権利が与えられます。同時に、4レベル特殊神聖魔法【彼方へ向かう銀の鍵と門の創造】によって『窮極の門』の前に転移できるようになります。
- 13
- ≫△【「原初の言葉の外的表れ」】
- 消費
- MP0
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 一瞬/
〜10年
- 抵抗
- 必中
- 属性
- 時間や空間に該当する何か
- 概要
- 開くな閉じろ。求めるならば、死と共に
- 効果
この魔法は術者が『窮極の門』の前にいなければ行使できません。
この魔法を行使した場合、術者は10年以内に生死判定の余地無く魂が砕かれて死亡します。
この魔法を行使した場合、術者は『それ』から望む知識を授けられます。例え脳神経が焼き切れようとも授けられる知識に限界はいっさいありません。
勿論、〝泡沫世界〟や〝奈落の魔域〟に関する知識から、他の世界に関わる情報も含めて、限界や制限は絶対にありません。
――――あぁ…今日はとびきり気分が良いな…
あの時から、ずっと、こんな日が来るのを待ち望んでいたんだ……
…お前も、早くこちら側に来るといいさ……――『窮極の門』を開いた元飲んだくれの大司教