近所に芸術家が住んでいる
憧れる冒険者がいる
田舎で育った

友達に薦められて

メリアの長命種として田舎町で産まれた私は毎日を退屈に、それでいて不満も無く過ごしていた。
特にすることも無かった私は本来寝る必要は無いけれど眠ってみたり散歩に出かけたりと自由に過ごしていたけれど
森の中に1つの民家...隠れ家を見つけた。
その中に居たのは一人の芸術家、元冒険者らしく冒険を辞めた理由は教えて貰えなかった。
絵を描きながら暇を潰しに来た私にかつて行った冒険譚の数々を1つ1つ話してくれた。

その中で私は神官の話に興味を持った、
私の住んでる場所の近くにはフルシル神の神殿があり豊壌を祈ったりと
収穫祭で感謝したりしていたけれどいまいち実感が湧かずに祈りをすることは出来ても信仰するに至らない、
そんな感じであった。
いつしか私は神というものそのものを信じなくなったのかも知れないし
目に見ていない伝承を知ってから敬えるようになるのかもとも同時に感じた。

いつしか友人となり憧れでもあった芸術家にその疑問をぶつけてみた。
そしたら芸術家は
「きっとその答えは君自身が見つけないと意味が無いと思うよ。」
と言われた、その日から芸術家は私に魔法や剣術、体術を教えてくれるようになった。

けれど私は不器用、運動音痴、非力と3種の神器を取り揃えておりそれはもう頭を抱えられた。
農業を手伝わなかったのもこれがあり親にも諦められたのもある。
ただ天気を読む才能があったので天候が荒れそうな時に親に教える、そして親が対策を行う事で作物は無事に大きく育つ、
この役割のお陰である程度自由に過ごせていただけだった。
そんなこともあり私は少しずつ魔法の才能だけは開花していった。
訓練を初めて1年、芸術家と出逢ってから3年の時があっと言う間に過ぎた。
未だに答えは出てないけれど、冒険者になる為のギルドを芸術家は紹介してくれた。
月狼亭(げつろうてい)
芸術家は私の代わりに天候を先読みして危険なら村に教えてくれるらしい。
村のことは気にする必要は無いですよと。
その行為に甘え、家族との、友人との別れを乗り越える。
いつか私の答えを見つけるために。

■思い出話1･complete__
〇救命草等を使っているキャラクターを目撃して会話を行う
--懐かしいよ...あれは私が師匠に初めて薬草の使い方を学んでいたときだった(以下回想)
■思い出話2
--懐かしいよ...あれは私が師匠に初めて鍵開けの仕方を学んでいたときだった(以下回想)
■思い出話3
--懐かしいよ...あれは私が初めて家族のために料理を振る舞おうとしたときだった(以下回想)
■天気お姉さん
〇休日を過ごす冒険者に対してリラがある程度の交友を持っている
--この後軽く小雨になるから傘を用意しておいた方が良いよ
■経験よ糧になれ
--今日こそいけそうな気がするんだよね