特殊能力

○装着状態

転倒が起こっても落馬(→「I」91頁）しません。瞬間移動やそれに準じる効果以外で、騎手と騎戦の位置（エリア、座標）を異なったものにする効果を受けません。
　騎獣自身の移動が行えません。移動は騎手自身によって行わねばなりません(なお、この状態でも騎乗は騎乗です。他の騎談獣に騎乗することはできません（→「III」85頁）。
　騎獣の回避力判定は、騎手のそれで行われます。

○機体限界

　この騎獣の騎乗時、騎手の行為判定の基準値は「16」を超える事が出来ません。戦士系技能Lvや能力ボーナスがどんなに高くともそれを超える事はありません。

○マギスフィア代替（中）

　騎手は＜マギスフィア（中)＞を装備しているものとして廃動機術を行使できます。
ただし、（マギスフィア）が変形してその後の廃動機術行使に使えなくなるもの（【オートモビル】【クリエイトウェポン】など）や、＜マギスフィア）の破壊に繋がるもの(【グレネード】【バイルシューター】【マナポリー】など）は行使できません。

≫フェイズシフト装甲展開

　「1分間（6R）」だけ物理ダメージを「20」点減少させます。また同時に「炎」「純エネルギー」属性の物理・魔法ダメージ。「5」点減少させます。
　また、この効果を使うと再チャージの為12時間の時間を必要とします。

○アタックマスタリ

　何かしらの攻撃をする際、判定に+2されます。

○高性能バランサー

　騎手が戦闘特技によって回避力にペナルティ修正を受ける際、ペナルティ修正を半減します。

○強制噴射装置【前提：特殊能力開放】

 回避判定の直前にこの効果は使用できます。
 各部スラスターを強制的に噴射し、回避行動を取り、1度だけ回避力「＋1」しますが、以降は自身の手番開始まで回避力「－3」のペナルティを受けます。
 この効果はMPを6点消費します。

○空中制御プログラム

 　高飛び、幅跳び、軽業、受け身、判定時、判定値に「＋2」のボーナスを得ます。

○G-パックシステム採用機

　G-パックと呼ばれる背部に接続するオプションユニットを装備する事が出来ます。G-パックを装備する際は主動作、G-パックを外す際は補助動作です。

▶分離飛行モード

　騎手が騎乗していない際、上半身と下半身で分離して飛行し、騎手に追従するか、騎手の位置に向かうか、指定された専用の帰還用ビーコンの位置に向かいます。移動値は30です。

≫スラスター

　背部の推力発生機を使用し高速で移動し、回避力が2点減少しますが、移動値は8点、追加ダメージは3点上昇します。
 また、この効果は連続した使用はできず、使用後は60秒（6R）の冷却が必要です。

●G-パック