“輪廻の狩人”エルファクト
(第一の剣/小神:ブルライト)聖印と神像
聖印は黒と白の矢印が円環をつくりその内側に白黒のカラスが羽ばたいているデザイン
神像は黒いローブを目深に被り黒い大鎌を背負った人間の青年
神格と教義
エルファクトは不死を狩り、輪廻の輪という世界の理の一つを管理する古き神々の一柱です。主にアンデッドやノスフェラトゥなどの不死を狩る者達や墓守人などから信仰されています。
エルファクトは元々、生まれの村の墓所を守る墓守だったと言われています。墓所を守り、時々現れるアンデッドを狩り、いつしかその能力は自衛の域を超えていました。
詳しくは分かりませんがそれから程なくして彼はライフォス神に見出され神官としてアンデッド狩りを始めたとされています。
そしてあるアンデッドの大軍勢が現れた時、彼はその討伐隊のリーダーとなり、軍勢の頭目を単独撃破したとされています。
この功績によって彼はライフォス神から魔剣を賜り神格を得たとされています。この時は神紀文明時代の中期に当たると言われています。
それからは輪廻の神としてアンデッド狩りに全力を注ぎ信者の数もだんだんと増えていきましたが、魔法文明時代に入るとその一見不死を認めず、死を受け入れろという格言が魔法王含めた権力者などに受け入れられず信者や神殿の数は低下。しかも少ない信者達すら教義が間違って伝わったせいで神としての格をだんだんと落として行き魔導機文明自体には信仰が完全に途絶えました。現在は教義が正しく伝えられ、小神として祀られています。
神紀文明時代の彼は輪廻の輪と一体化していましたが現在は管理者として輪廻に関わっています。そのため彼は自身の異名を〈輪廻の神〉から〈輪廻の狩人〉と変更しています。
教義はアンデッドやヴァンパイアなどの不死の根絶と今を生きるもの達の守護であり、そのための力を持つことを推奨しています。
第一の剣の神でありながら嫌悪するのは不死であり、穢れに関しては特に言及していません。
また、墓守の神としての一面もあり、一部地域では墓所にエルファクトの神像が置かれていることもあります。
格言
「一生を懸命に生き、常に死を恐れ、されど死を否定することなかれ」
「生まれるものに分け隔てない祝福を、死す者に安らかなる眠りと平穏を」
「不死狩りを英雄的と捉えるな。弔いたる事を忘れるな」
備考
他の神々との関係
ライフォス神:エルファクトが人間の時から目をかけており、神格を得るための魔剣を渡した本人。上司的立場。かなりのお気に入りだがエルファクトからは尊敬するし信頼もしているが面白みのない神様と言われている。
ティダン神:同じアンデッド嫌いということで関係は良好。ただ根底が不死が嫌いと穢れが嫌いなので少し違う。
ツァイデス神・ニバセプス神:天敵。いつか必ず倒す敵。二柱からはもちろん嫌われており、ツァイデス神に至っては殺されかけたことがあるからかとても警戒している。
アンデッドとノスフェラトゥとの扱いの違い
輪廻の狩人エルファクトの教えではアンデッドを輪廻の輪に早急に送り、深い眠りにつかせる存在としていますがノスフェラトゥに関しては、
「有限と定められた生を否定し永遠という堕落を享受した愚者共」として必ずや滅ぼさなければならないとしています。
特殊神聖魔法
- 2
- 【サーチ・
アンデッド】
- 消費
- MP6
- 対象
- 半径50m
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 必中
- 概要
- 不死者の存在を感知する。
- 効果
効果範囲内に「分類:アンデッド」もしくはヴァンパイアのキャラクター存在した場合、術者はそのことを知ります。
方向はある程度分かりますが、数やアンデッドかヴァンパイアかどうかは分かりません。
一方、対象もまた、この魔法が使われたことを感知します。ですが、術者の具体的な位置などは分かりません。
- 4
- 【ヴォーパルポイント】
- 消費
- MP6
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 1分(6ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- あらゆる攻撃にクリティカル無効貫通を付与する。
- 効果
効果を受けた対象は攻撃の対象の持つクリティカル無効の能力を貫通するようになります。
- 7
- △【ソウルリゲイン】
- 消費
- MP10
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- なし
- 概要
- 近接攻撃ダメージ÷2点を前ターンに与えられたダメージ−3を上限として回復する
- 効果
対象は、魔法の効果時間中、一つ前のラウンドで受けたダメージ−3点を上限として、近接攻撃のダメージ÷2点をHP回復します。
- 10
- 【モータルエンチャント】
- 消費
- MP9
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 接触/
―
- 時間
- 1分(6ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 属性
- 呪い
- 概要
- 攻撃を呪い属性にし、ダメージ+5不死者に対して更に+3点、C値−1、威力表+5 デメリットとして効果時間中HP−6
- 効果
武器にエルファクトの加護?を纏わせ威力を上げる。加護は不死者に対し絶大な威力を発揮する。通常時はダメージ+5点。「分類:アンデッド」やヴァンパイアのキャラクターに攻撃した場合更にダメージ+3(合計+8)C値−1、威力表+5
しかしこの加護は使用者にも代償を強いる。
術者は効果時間中1ラウンドごとに確定ダメージ6点を受ける。
- 13
- 【リコレクションメメント・
モリ】
- 消費
- MP19
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 一瞬/1分(6ラウンド)
- 抵抗
- 消滅/半減
- 概要
- 12レベル以下の不死者を即死させ、13レベル以上の不死者に威力60+魔力点のダメージを与え、対象のキャクターが持つ特殊能力を使用不可とする。
- 効果
分類:アンデッドと吸血鬼(輪廻の輪から外れたもの)にしか効果がない
12レベル以下の分類:アンデッドと吸血鬼のキャラクターに使用すると即死となる。
13レベル以上の分類:アンデッドと吸血鬼のキャラクターに使用した場合威力60+魔力点の魔法ダメージを与え、対象のキャラクターの持つ特殊能力を指定し、1分間使用を不可にする。