容姿・経歴・その他メモ

本から大きな影響を受けた
近所に芸術家がいた
監禁されたことがある
喪われた文明を求めて

一般技能　ソルジャー
軍隊で働く兵士たちです。行軍に慣れている、規律の意義を理解し、精通しているなどの能力を持っていますが、戦闘能力そのものは戦闘系技能で判断しなければなりません

シーリ・ベレー

尻ではない。
近所の芸術家が所持していた古代文明の遺跡の本（芸術家自身は絵の参考にしていただけなのだが）を読み、古代文明に憧れた。
誰もが撫でたくなるようなかわいらしい少女の時分の話である。
少女は、ある程度大きくなるとそのあこがれが憧れで終わることを自覚した。
つまりこのままだと故郷から出ることができないと悟った。
家に金がなかったのだった。この時代、ある程度まとまった金がなければ旅などできない。
ましてや女の一人旅ならなおさらだ。
世間には蛮族もいるし、蛮族の方がましな人間もいる。
一人では難しい。見目麗しいほうではないが、そう言う手合いにはあまり関係ないようだし。

少女は悩んだ。憧れを憧れのまま終えるには、それは少女にとってあまりにも大きい存在だった。
恋しているようだった、という人もいたほどだった。

悩みに悩みぬいた末に、少女はたった一つの解決法を思いついた。
そうだ、軍隊についていこう。
実は女性でなければあまり珍しい話ではない。一人で旅をするよりは安全だし、金が無くてもある程度は軍が出してくれる。
戦争に参加すること以外は、（そして男共に囲まれて生活をしなけらばならないこと以外は）、デメリットがなかったと言っていい。
そして戦争は終わり、軍隊にいることもできなくなった。
もう少女と呼べない歳になっていた。


そうして、憧れだけがあった少女は、戦うすべを身に着けた女として───冒険者として憧れを目指し始めた。

なお名前は、偵察機PB4Y　シーリベレーターからである

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