容姿・経歴・その他メモ

経歴
・破産した事がある
・罪を犯した事がある
・魔物を倒した事がある
冒険に出た理由
・友達に勧められて

あなたは昔、リカントの里の中でのんびりと過ごしていた。
あなたの両親は冒険者でよく家を留守にしていたらしいが、
その際、留守にしている間一人で暮らしてられる程度の生活費を置いていくので、生きる分には困らなかった。

そして12歳の頃、あなたは何者かに生活費を盗まれてしまっていた。
この時両親は、大掛かりな依頼を受けたため、2,3年程の生活費を置いていた。
この頃のあなたは、技術はあれど、実戦経験は皆無だったので、
犯人を見つける事ができず、送られた生活費の無いまま2,3年を生きながらえる必要があった。
まめな性格な事が幸いしたのか、今まで送られた生活費の余りを貯金していたため、
1年はやりくりする事が出来たが、それ以上は流石に持たない状況になってしまったので、
破産する事になってしまった。

そして一文無しになってしまった13歳のあなたは未成年ながらも、
仕事を見つけないといけない状況になってしまった。
未成年でも行えるような事は限られるが、荷物を積め、
荷物を下ろす雑用ぐらいならできると思い、雇ってくれる人を探していた。
雇ってくれる人については、運が良かったのか悪かったのか、すぐに見つける事が出来た。
それが、悲劇の始まりだという事も知らずに…。

その雇ってくれた人は、貿易商らしく、
冒険者のための装備や道具などを運搬して販売しているらしい。
その貿易商の特徴は、
・獣の臭いがする事
・リカント語の会話・読文が流暢に出来ていた事
から推測して自分と同じリカントだとあなたは思い込んでいた。
そして、その貿易商はあなたやあなたの親の事についても詳しく、
生活費を奪われていた事を憐憫に思ってくれていた。
今思えば、事細かに親の事を知っていた貿易商を疑うべきだったとあなたは後悔している。

雑用をして半年が過ぎようとした所、
貿易商は大きな商売をする事になっていた。
あなたは、いつものように荷物の詰め込み作業を終え、
貿易商に報告をしようと向かうと…
…そこには、貿易商と一緒にライカンスロープが汎用蛮族語で楽しく会話をしている姿があった。
あなたは上手に身を隠し、その話の内容を聞くと、以下の内容が耳に入った。
・貿易商は冒険者のためではなく、蛮族のための装備や道具などを運搬して販売していた。
・貿易商は冒険者であるあなたの親に痛い目を遭わされたため、仕返しを目論んでいた。
・貿易商の目的は、あなたを貿易商の下で蛮族のための仕事をさせ、リカントとしての尊厳を破壊する事だった。
・そのため貿易商は、あなたの生活費を盗んだり、リカント語の会話と読文の勉強をしたりしていたらしい。
(流石に破産するのに1年かかったのは予想外だったらしく、あなたの親に会うチャンスを1度逃しているらしいが…)
・今回の商売で、貿易商は大量のライカンスロープを引き連れ、
あなたの親を含めた冒険者を根絶やしにする作戦を練っていた。
・貿易商の正体は、リカントの忌み嫌うライカンスロープ、そのものだった。
(貿易商は特別に操霊魔法を利用でき、セージ技能によって追加でリカント語の会話と読文を覚えている。)

あなたは、貿易商の裏を知り、すぐに逃げたい気持ちが勝りそうになったが、
今逃げても、貿易商が蛮族と話している事から、ここが蛮族の領域だと思い、
逃げられないと考え、それなら貿易中の中継地点として街で休憩する事を利用して、
その場所で逃げる事を決意した。
…事態は思った以上に上手く行った。
貿易商が、あなたに外出の機会をくれたのだ。
1200Gのお駄賃と共に。

あなたはその外出の機会を活かし逃走した後、近くにいた騎士に報告したのだが…。
貿易商を捕まえる事に成功したのだが、貿易商の悪事に知らずの内に加担したあなたも同罪として、
あなたの親に不名誉点を与える事でこの事件は収集した。

親の不名誉をあなたは返すためにあなたは密偵として、ある時は蛮族の居所を掴み、
またある時は、見張りのコボルドを撃ち殺し、
またある時は、逃走していた。

近日、アキレア・ラスト(PL:ひないか)に勧められて、冒険者になる事になった。

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