容姿・経歴・その他メモ

経歴
　キングスフォール出身の魔導銃手。アルフレイム大陸に住まうエルフの希少種“スノウエルフ”である彼女は、ともに冒険者であった両親の一人娘として生を受ける。まさしく正しい冒険者であった両親は彼女の誇りであり、物語に謳われるような冒険譚に強い憧れを持っていた。親の生き方を見て学び、当然の流れとして自分も冒険者になるものだと考えていたが、そのことを親に告げた時、両親に強い反発を受ける。そのことにショックを受けた彼女は勢いのままに親元を離れ、そのまま冒険者として活動を始めた。
　当初はあふれる才と親から見て盗んだ技術とで順調に冒険者としてのキャリアを積んでいったが、活動の傍らで冒険者の世界が決して綺麗なものではないということを思い知ることになる。娘を自分たちの世界に踏み入らせたくなかった両親の気持ちを肌で感じることになった彼女であったが、それでもたまに訪れる胸がすくような冒険に出会うたびに自分の初心を思い出すのであった。ちなみに、出奔後もたまに両親と顔を合わせてはいるが、まだ謝れていない。

人物
　クール系を気取ってはいるが、その実すぐに熱くなる上に涙もろいお人好しで、筋金入りのロマンチストでもある。自分の根っこが“そう”であることは彼女自身自覚しており、スノウエルフという種族のパブリックイメージと自らの見た目にそぐわないとして冷たい女であろうとしているが、その仮面は少し煽られると1分持たない程度には剥がれかけのものとなっている。
　自分が冒険者であるということ、スノウエルフという希少種であることに誇りを持っており、いつか自分が叙事詩やサーガに謳われるような大冒険を成し遂げたいと常々考えている。また、自らの活躍で種族の名を挙げてやろうという密かな野望も持っている。これらの誇りは他者への厳しさに表れることもあり、冒険者としての自覚が足りないと感じるやつに対しては少々焼きを入れてやることもある。
　“銀菅”という二つ名は自分の豊かな髪色と、積極的に使用する氷の魔法、塗装を施したジェザイルから名付けられた。というか自分からそう名乗り始めた。最近ようやく定着傾向にありご満悦である。
　妙齢の女性であるにもかかわらず、全く起伏がないその体から性別を間違えられることもしばしば。その体はもはや絶壁やまな板といった表現すら陳腐に思えるほどである。アステリア信仰は両親が信仰していたことや、エルフの神であることが大きな理由ではあるが、愛の神を奉じればワンチャンあるのではという邪な考えがあったことも否定できない。この体形に関しては非常に気にしており、初見での勘違い程度であれば見逃すが、悪意をもっていじってきた相手に対してはすぐに銃を抜く。

セッション履歴

収支履歴