容姿・経歴・その他メモ

作成時割り振りは器用、精神

同じ夢を何度も見ている
異種族の街で育った
大切な約束をしている
家族、仲間の仇を討つため

冒険者となる前はアルフレイム大陸東部に位置するユーシズ魔導公国(Ⅰ,383p)にて生活していた。
種族柄魔法の扱いに乏しいリカント族は、魔導依然として蔑視の意識が根強く残るこの地で不当に扱われ、決して全うとは言えない暮らしを余儀なくされていた。それでも仲間同士で結束し、逞しく生きる人々の姿を見て生きてきた。
しかしある時、仲間たちは奈落の魔域討滅の依頼に赴いたきり、戻ってこなかった。
大人が戻ってこなくなった後もなんとか食い扶持を稼いでいたが、それにも限界がきて、仲間たちは保護施設やギルドに引き取られ、ほうほうへ散っていく。特に親しかった友人とも別れることになり、その際、いつか身を立て、皆が集まる場所を取り戻すと互いに約束を交わす。

しかし公国に伝手などあるはずもなく、持ちうるのは身体のみ―。かくして彼は名声、富を得るため、そして魔域に消えた仲間の仇を討つため冒険者となった。

履歴

-2024.09.28_第一回tenho卓-
ランは冒険者としての第一歩を、フェニー、ソラ、アルセイス、フラティナらと踏み出す。依頼の内容はハーヴェス公国付近の村に現れた蛮族の討伐だった。しかし、どさくさにまぎれてカーマ・セドックと名乗る自称先輩冒険者に合流され、半ば強制的に引率されて依頼をこなすこととなる。
先輩としてはりきるカーマだったが、罠にかかる、蛮族に逃げられる等の失態を重ね、やがて家族に対し抱いていた劣等感を冒険者に吐露する。しかし冒険者に諭されて心機一転し、最終的には窮地に立つ彼らを助けるべくグレムリンの1体を引き受け、見事討伐する。
ゴールドタイガーコインに刻まれた労いに絆されかけるなど、まだまだあやうい一面もあるが、いずれ彼も立派に依頼をこなせるようになるだろう。冒険者はカーマの冒険者としての門出を、または初めての依頼達成を祝い、盃を交わすのだった。

セッション履歴

収支履歴