“暗渠行路”ハインケル(ノクトフォビアレイルロード)
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、魔動機文明語、ドーデン語、魔神語
- 生息地
- イクスエット下水局
- 知名度/弱点値
- 21/24
- 弱点
- 純エネルギー属性ダメージ+3点
- 先制値
- 22
- 移動速度
- 20(浮遊)/-
- 生命抵抗力
- 22 (29)
- 精神抵抗力
- 22 (29)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
-(本体) | ― | - | 20 (27) | 16 | 200 | 100 |
闇腕(闇腕)×6 | 20 (27) | 2d+20 | 19 (26) | 15 | 170 | 10 |
- 部位数
- 1(本体/闇腕×6)
- コア部位
- 本体
特殊能力
●全身
○闇に溶け込む身体
この魔物は、全身を視界に入れない限り、魔物知識判定を行うことはできない。
この能力だけは、魔物知識判定を行わなくても、この魔物の戦闘開始時に開示される。
○毒・病気・精神効果無効
○闇の主
下水局内では、妖精魔法(闇)の魔法は使用できない。
○光に弱い
この魔物は、蛍光灯以上の光量に晒されるのを嫌う。半径20m以内を照らす程度の明かりなら支障はない。
[部位:闇腕]が[部位:本体]から離れたところを攻撃している時に強い光に照らされた場合、
即座に本体の元へ帰らなければならず、光に照らされた場所を闇腕で攻撃することも出来ない。
○眷属への指示
この魔物の眷属となる魔神は、すべて視力を失っている。
そのため、精密な戦闘指示を行わなくてはならないため、必ず魔物側陣営では、最初に行動しなくてはならない。
●本体
○アビス・オブセッション【瞑(くらがり)】
ハインケルが魔域にかける歪んだ願い、執着。
目をつぶり、耳を塞ぎ、他人からの中傷や、自身の罪からも目を背け続けたい願いが具現化したもの。
下水局に侵入したものをいち早く嗅ぎつけ、確実に始末するための能力でもある。
下水局内に存在するものの視界を覗き見ることが出来る。覗き見る視界は、対象の知覚に左右される。
一度に視界を覗き見れる対象は1体まで。
例えば、対象が暗視を持っていれば暗いところも見通せるし、対象の知覚が機械ならば、それに準じる視界を得る。
▶≫召異魔法14レベル/魔力18(25)
○複数宣言=2回
○☑▶魔法適正
《ダブルキャスト》《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大すべて》《ワードブレイク》習得
≫闇の創出
[部位:本体]のHPを30点消費し、HPが0以下となった[部位:闇腕]を、
気絶・死亡に関わらず、HPを30まで回復させて復活させる。
●闇腕
○通常武器無効
○攻撃障害=不可・不可
→ [部位:本体]
喪失条件:[部位:闇腕]の部位数2以下
○闇の具現化
この部位による近接攻撃は、視界内かつ照明の届かない座標にも行うことが出来る。
自身と同じ座標以外への近接攻撃では、乱戦エリアは発生しない。
≫闇の帳
自身を中心に「半径30m」以内の一地点を2ラウンドの間、暗闇で覆う。
暗闇で覆われた範囲は、明かりの範囲に関わらず、暗視のない五感では見ることが出来なくなる。
闇で覆われる範囲は、座標1か所(便宜上1m範囲)、または1つの乱戦エリア内である。
乱戦外で闇に覆われた座標が乱戦エリアに含まれた場合、その時点で効果範囲は乱戦エリア内に拡大する。
この能力は、[部位:闇腕]が2つ以上未行動の時でなければ使用できず、
使用すると、未行動のうち2つの[部位:闇腕]は次の手番開始時まで、存在しないものとして扱い、
部位数として計算せず、あらゆる効果やダメージを受けなくなる。
尚、この魔物が光に照らされているときかつ、この能力が使用可能な場合は、
必ず自身のいる座標、または乱戦エリアに使用しなければならない。
▶シニスター・インパクト/20(27)/回避力/消滅
[部位:本体]の視界内のキャラクター1体に近接攻撃を行い、「2d+35」点の物理ダメージを与える。
さらに、対象は26を目標値とした精神抵抗力判定を行い、
失敗した場合、石化進行(精神力/-12)の効果を与える。これにより、最大MPが-12される(0未満にはならない)。
この能力によって精神力が0以下になったものは、黒く得体のしれないものに体を覆われ、
誰の姿も見えず、誰の声も聞こえない、声を出せない闇の像となる。この効果は呪い属性。
この能力の行為判定やダメージには、いかなるボーナス修正も受けられない。
この能力は、[部位:闇腕]が3つ以上未行動の時でなければ使用できず、
使用すると、未行動のうち3つの[部位:闇腕]は次の手番開始時まで存在しないものとして扱い、
部位数として計算せず、あらゆる効果やダメージを受けなくなる。
☑《囮攻撃Ⅱ》習得
解説
○アビス・オブセッション【瞑(くらがり)】
ハインケルが魔域にかける歪んだ願い、執着。
目をつぶり、耳を塞ぎ、他人からの中傷や、自身の罪からも目を背け続けたい願いが具現化したもの。
この能力を解除には、ハインケルが目を背け続けている、落盤事故の再現が必要だ。
工事計画室を爆破することで、それを行うことが出来る。
あの部屋は、ハインケルの望みをアビス・オブセッションに昇華するための儀式場だったのかもしれないし、
自身の罪を完全に忘れることを、彼自身が許していないからかもしれない。
ハインケルは、下水局に何者かが侵入したことを感知すると、錯乱してこの姿へと変貌し、
まともなコミュニケーションを行うことはできなくなる。
懺悔、悔悟、逃避の文言を口走りながら、しかし冷徹に侵入者を排除してくる恐るべき恐怖の魔神だ。